<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
【AFP=時事】によると、昨日(4月22日)、世界中でのコロナ感染者が250万人を超え、死者も18万人を超えた。
感染者は欧米諸国が多く、▲ 死者にについても、①米国(4万5153人)、②イタリア(2万5085人)、
③スペイン(2万1717人)、④フランス(2万1340人)、⑤英国(1万8100人)、となっている。
いわゆる先進国といわれる国々である。
これは何を意味するのだろうか。
あるいは、これは始まりにすぎず、今後、発展途上国に感染が広まる前触れに過ぎないのだろうか。
もしそうだとすれば、コロナ禍はさらに世界中に広がることになろう。
そうなれば、来年の東京五輪などは全くの論外となるであろう。
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▲ 『新装増補版・慈愛による差別』の続きです。
<増補2 パラリンピックは障害者差別を助長する>では、
最初に、「国威発揚をめざすオリンピック」として、次のようなことが紹介してあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1932年という年は、東北地方では、農民たちが冷害による不作で飢えに苦しんでいた。
2月には第一次上海事変で爆弾三勇士の爆死が軍国美談になった。
3月には満州国が建国を宣言した。
5月には犬養首相が青年将校に殺害される5・15事件が起こった。
第10回ロスアンゼルス・オリンピックは、その7月3日に始まった。
当然のこととして選手は国威高揚・愛国心に燃えていた。
国策・国威高揚のプロパガンダにはまず子どもが狙われる。
学校教育はもちろん、あらゆる手段で。
兄の愛読書『少年倶楽部』(1932年10月号)は特集を組んだ。
たくさんの写真に添えられたサトウ・ハチロウーの文章が幼い私をも奮い立たせた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下、サトウハチローの文章(大日章旗を先頭にした入場式、陸上三段跳びの南部忠平選手の優勝式の場面など)を紹介し、「ウソをついてまで誘致した2020東京オリンピック、その意図は明らかである。返上しかない」と述べています。
ついで、「パラリンピック」について北村さんは、「”憐みの心をもって障害者の努力を讃え、健常者を激励し、肝心な障害者を差別する”パラリンピックについて」を述べますが、最初にその日本におけるいきさつについて紹介しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「スポーツを通じてすべての人々が幸福で豊かな生活を営むことができる社会」の創出を目指す「スポーツ基本法(2011年)」の理念の実現に向けて、文科省の外局としてスポーツ庁が創設(2015年)された。
2014年からは障害者スポーツに関する事業は厚生労働省から文科省に移管された。
これに伴ってオリンピック競技のみを対象にしていた施策についてパラリンピック競技も一体として推進することになった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして2016年10月のリオ五輪・パラリンピックメダリストの銀座パレードにふれ、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
観衆はパラ・メダリストにより注目し、大きな歓声を上げた。
・・車椅子席から見ることができたという障害者は身を乗り出して「パラ・メダリストが自分の頑張りを素直に誇っている姿に感動した」と言い、選手団副団長は「共生社会を作っていく一歩だと思う」と言った。
メダリストも「五輪の選手と同じように扱って貰えてうれしい」と語った。
ほほえましく思える場面もあったがこれを対等への一歩とみていいだろうか。
本流があっての合流であって、同じではない。
所詮、障害者差別は厳然として存在するなか障害者が健常な部分を鍛え、機器の力を駆使して勝ち進んだ人たちである。
差別は拡大したというべきである。
手厚い配慮で差別が進行する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また、障害者の競技について、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大きな特徴はそれぞれの競技が障害の程度によって行われることである。
・・そのため、例えばパラリンピック陸上競技の100m競争では障害のクラスに応じて男女合わせて29ものメダルがある。
・・考えて見れば大変な分断ではないか。
年齢や性別による区分と違って障害の軽重による分断で、できない障害者を排除するパラリンピックという別枠スポーツ世界を築き上げてしまったと言えよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下、
「オリパラ教育」、
「スポーツを取り入れたグッドマンの戦傷者強化訓練」、
「振り分けの基準が整う」、
などについて語られ、最後に、次のように述べています。
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第一回身障者スポーツ大会以来皇太子が参加してきていて、国体(健常者)は天皇、身障者スポーツ(障害者)は皇太子という差別的慣例で障害者スポーツとの関係は深い。
憐みやすいのだろうか、それとも虐げられてきた故になびきやすのいのか。
・・競わせて勝者のみを成果とし、本当にリハビリの必要な敗者を切り捨ててきたことから始まった、できない障害者を排除する別枠スポーツパラリンピック、敗者の側から一度覆して考え直そうではないか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まさにタイムリーな増補だと思います。
==================
【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.
【AFP=時事】によると、昨日(4月22日)、世界中でのコロナ感染者が250万人を超え、死者も18万人を超えた。
感染者は欧米諸国が多く、▲ 死者にについても、①米国(4万5153人)、②イタリア(2万5085人)、
③スペイン(2万1717人)、④フランス(2万1340人)、⑤英国(1万8100人)、となっている。
いわゆる先進国といわれる国々である。
これは何を意味するのだろうか。
あるいは、これは始まりにすぎず、今後、発展途上国に感染が広まる前触れに過ぎないのだろうか。
もしそうだとすれば、コロナ禍はさらに世界中に広がることになろう。
そうなれば、来年の東京五輪などは全くの論外となるであろう。
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▲ 『新装増補版・慈愛による差別』の続きです。
<増補2 パラリンピックは障害者差別を助長する>では、
最初に、「国威発揚をめざすオリンピック」として、次のようなことが紹介してあります。
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1932年という年は、東北地方では、農民たちが冷害による不作で飢えに苦しんでいた。
2月には第一次上海事変で爆弾三勇士の爆死が軍国美談になった。
3月には満州国が建国を宣言した。
5月には犬養首相が青年将校に殺害される5・15事件が起こった。
第10回ロスアンゼルス・オリンピックは、その7月3日に始まった。
当然のこととして選手は国威高揚・愛国心に燃えていた。
国策・国威高揚のプロパガンダにはまず子どもが狙われる。
学校教育はもちろん、あらゆる手段で。
兄の愛読書『少年倶楽部』(1932年10月号)は特集を組んだ。
たくさんの写真に添えられたサトウ・ハチロウーの文章が幼い私をも奮い立たせた。
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以下、サトウハチローの文章(大日章旗を先頭にした入場式、陸上三段跳びの南部忠平選手の優勝式の場面など)を紹介し、「ウソをついてまで誘致した2020東京オリンピック、その意図は明らかである。返上しかない」と述べています。
ついで、「パラリンピック」について北村さんは、「”憐みの心をもって障害者の努力を讃え、健常者を激励し、肝心な障害者を差別する”パラリンピックについて」を述べますが、最初にその日本におけるいきさつについて紹介しています。
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「スポーツを通じてすべての人々が幸福で豊かな生活を営むことができる社会」の創出を目指す「スポーツ基本法(2011年)」の理念の実現に向けて、文科省の外局としてスポーツ庁が創設(2015年)された。
2014年からは障害者スポーツに関する事業は厚生労働省から文科省に移管された。
これに伴ってオリンピック競技のみを対象にしていた施策についてパラリンピック競技も一体として推進することになった。
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そして2016年10月のリオ五輪・パラリンピックメダリストの銀座パレードにふれ、
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観衆はパラ・メダリストにより注目し、大きな歓声を上げた。
・・車椅子席から見ることができたという障害者は身を乗り出して「パラ・メダリストが自分の頑張りを素直に誇っている姿に感動した」と言い、選手団副団長は「共生社会を作っていく一歩だと思う」と言った。
メダリストも「五輪の選手と同じように扱って貰えてうれしい」と語った。
ほほえましく思える場面もあったがこれを対等への一歩とみていいだろうか。
本流があっての合流であって、同じではない。
所詮、障害者差別は厳然として存在するなか障害者が健常な部分を鍛え、機器の力を駆使して勝ち進んだ人たちである。
差別は拡大したというべきである。
手厚い配慮で差別が進行する。
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また、障害者の競技について、
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大きな特徴はそれぞれの競技が障害の程度によって行われることである。
・・そのため、例えばパラリンピック陸上競技の100m競争では障害のクラスに応じて男女合わせて29ものメダルがある。
・・考えて見れば大変な分断ではないか。
年齢や性別による区分と違って障害の軽重による分断で、できない障害者を排除するパラリンピックという別枠スポーツ世界を築き上げてしまったと言えよう。
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以下、
「オリパラ教育」、
「スポーツを取り入れたグッドマンの戦傷者強化訓練」、
「振り分けの基準が整う」、
などについて語られ、最後に、次のように述べています。
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第一回身障者スポーツ大会以来皇太子が参加してきていて、国体(健常者)は天皇、身障者スポーツ(障害者)は皇太子という差別的慣例で障害者スポーツとの関係は深い。
憐みやすいのだろうか、それとも虐げられてきた故になびきやすのいのか。
・・競わせて勝者のみを成果とし、本当にリハビリの必要な敗者を切り捨ててきたことから始まった、できない障害者を排除する別枠スポーツパラリンピック、敗者の側から一度覆して考え直そうではないか。
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まさにタイムリーな増補だと思います。
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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