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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

処分取消が確定しても謝罪もせず「再処分」を目論む都教委

2018年01月22日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ◆ 都教委、再処分を前提に事情聴取を強行 (東京「君が代」裁判原告団ニュース)
 4次訴訟9月の地裁判決で減給処分取り消しになったIです。判決後まもなく、都教委は未払い分の給与の計算書を送りつけてきました。
 減給取り消しになった原告全員で、まず原告に対する謝罪を文書で要求しましたが、都教委からは何の返答もありませんでした。そして11月に計算書に基づく給与と遅延金が支払われました
 と同時に、再処分に向けた聞き取りを行う連絡があり、そのときは日時の選択肢が2つあって、21日(火)に予定しました。ところがその後校長から日程の変更を告げられ、30日(木)の午後2時間、期末考査直前の最後の貴重な授業を自習にして、私は都庁に出向きました。
 第一庁舎35階の会議室に入る直前、応援に駆けつけて下さった方々の力を借りて弁護士の同席を求めましたが認められず、校長と二人で入室。
 名前を名乗り、担当お二人の職名とお名前を尋ねてメモしていると、高橋管理主事が「メモをとるのは止めて下さい」と言われ、理由を尋ねると、記録する内容を1つにするために別にメモを残すのは許可しない、とか、東京都がそのようにしている、という納得のいかない理由で、20~30分ほども押し問答を続けました。
 私が「学校で生徒にメモをとるなとは決して言わない。それは人権侵害だ」というと、「警察でも取り調べの時にメモは許可しない」と、私を犯罪者扱いする発言まで出て、結局聴き取りは打ち切りになりました。
 部屋の外で待ち受けていた数名の男性職員と奥のデスクで仕事をしている職員に聞こえるように、「大切な授業をつぶして来たんです。ひどいじやないですか」と言い残して、私は35階を去りました。(東京「君が代」裁判第4次訴訟原告団I)
『東京「君が代」裁判原告団ニュース 27号』(2018.1.13)

※現時点で、未だ「再処分」は発令されていない模様です。


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