<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
8月20日、▲ 大阪市教委は、「大阪市教育行政への提言 豊かな学校文化を取り戻し、学び合う学校にするために」を市長及び教育委員会に提出した木川南小学校の久保敬校長に対し、「文書訓告」を出した。
この久保校長の件は広く知られている。
大阪の新聞はほとんどこの件を報道したようである。
インターネット上で検索しても出てくる。
文書訓告の「事案概要」には次のように述べてある。
この問題が表面化した時、萩生田文科大臣は久保校長と松井市長のやりとりについて、5月21日、次のようなことを述べていた。
これに対し8月21日、「子どもに教育への権利を!大阪教育研究会」は以下の教育研ブログに市教委に提出した抗議文を掲載している。
→ http://eduosk.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-2cf7b8.html
ところで、今年7月18日に東京で開かれた「第11回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会」の<集会決議>にはこの問題に触れ、次のように述べられていた。
しかし、新自由主義に基づく「GIGAスクール構想」は、個々の人生を政府と財界で管理する「人材カタログ」作りに他ならず、「人格の完成」でもなければ、「真理と平和を希求する人間の育成」でもなくなっている。
大阪は異常な「日の丸・君が代」強制を行っているが、これと「GIGAスクール構想」が結びつけば、<現代版小国民育成>ということになろう。
今回の「文書訓告」はそうしたことに対する根本的な批判に対しておそれ、それを抑えつけるためのものである。現場からの批判、あるいは内部告発は許さないという事である。
ここには、人権も、言論の自由も、民主主義もない。行き着く先は戦前同様の専制社会である。
したがって、私たちはこの一見小さな「文書訓告」の持つ意味を理解し、あくまでも久保校長の提言を支持し、強く大阪市教委と松井市長を批判し、「文書訓告」の撤回を求めることが重要であろう。
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.
http://hinokimi.web.fc2.com/
8月20日、▲ 大阪市教委は、「大阪市教育行政への提言 豊かな学校文化を取り戻し、学び合う学校にするために」を市長及び教育委員会に提出した木川南小学校の久保敬校長に対し、「文書訓告」を出した。
この久保校長の件は広く知られている。
大阪の新聞はほとんどこの件を報道したようである。
インターネット上で検索しても出てくる。
文書訓告の「事案概要」には次のように述べてある。
市長及び教育長にあてた提言において、他校の状況等を斟酌することなく、独自の意見に基づき、本市の学校現場全体でお粗末な状況が露呈し、混乱を極め、子どもの安心・安全が保障されない状況を作り出していると断じ、子どもの安心・安全に関する教育委員会の対応に懸念を生じさせた。以上のような記述を含む提言を、知人らに提供したことなどにより拡散させた。
この問題が表面化した時、萩生田文科大臣は久保校長と松井市長のやりとりについて、5月21日、次のようなことを述べていた。
しかし、松井大阪市長と市教委は、話し合いに応じることはなく、市教委は一方的に「文書訓告」を出してきた。
「現場の先生が首長に意見をおっしゃることは決して悪いことだと思いません。
ただ、大阪市は考えた上での結果だと思う。
やってみて不具合があったという報告だとすれば、耳を傾けて改善したらどうですかね」
これに対し8月21日、「子どもに教育への権利を!大阪教育研究会」は以下の教育研ブログに市教委に提出した抗議文を掲載している。
→ http://eduosk.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-2cf7b8.html
ところで、今年7月18日に東京で開かれた「第11回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会」の<集会決議>にはこの問題に触れ、次のように述べられていた。
昨年7月、大阪で開かれた「第10回全国学習交流集会」では、コロナ禍に乗じて進められつつある<GIGAスクール構想>に対する問題点が指摘された。今回の「文書訓告」は、いろいろ述べているが、結局のところ、こうした根本的な批判をおそれ、抑え込むためのものであると言える。
それは一言でいえば、教育機関のすべてで子どもたちを「人材」として管理し、ICT技術を駆使して幼児期からの「個別学習計画」を策定し、蓄積した情報で個々の人生を政府と財界で管理する「人材カタログ」作りに他ならない。
もはや教育は「人格の完成」でもなければ、「真理と平和を希求する人間の育成」でもなくなっている。
しかし、その先頭を走る大阪市で、それに危機感を抱く小学校校長が、5月に「豊かな学校文化を取り戻し、学び合う学校にするために」という「提言」を大阪市に出した。
その中で彼は「学校は、グローバル経済を支える人材という『商品』を作り出す工場と化している」と述べている。「GIGAスクール構想」への根本的な批判が起きてきたのである。
しかし、新自由主義に基づく「GIGAスクール構想」は、個々の人生を政府と財界で管理する「人材カタログ」作りに他ならず、「人格の完成」でもなければ、「真理と平和を希求する人間の育成」でもなくなっている。
大阪は異常な「日の丸・君が代」強制を行っているが、これと「GIGAスクール構想」が結びつけば、<現代版小国民育成>ということになろう。
今回の「文書訓告」はそうしたことに対する根本的な批判に対しておそれ、それを抑えつけるためのものである。現場からの批判、あるいは内部告発は許さないという事である。
ここには、人権も、言論の自由も、民主主義もない。行き着く先は戦前同様の専制社会である。
したがって、私たちはこの一見小さな「文書訓告」の持つ意味を理解し、あくまでも久保校長の提言を支持し、強く大阪市教委と松井市長を批判し、「文書訓告」の撤回を求めることが重要であろう。
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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