パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

2009年春の闘い(23)

2009年03月24日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
 河原井さんの勤務校の卒業式は3月19日でした。
 本日(3月23日)は渡辺厚子さんの勤務校の卒業式でした。
 明日は根津さんの勤務校の卒業式です。
 本日私は、都教委に電話とファックスで抗議しました。
 電話では、「都教委定例会は26日」とのこと。
 議題等は、明日10時にホームページに発表されるとのことでした。
 「君が代」処分に対するこちらの抗議に対しては、「それはそちらの考えでしょう。」「処分は職務命令に従わないからです」「君が代」強制は、「学習指導要領に書いてあるからです」の一点張り。
 このような対応に怒りが込み上げてきました。

 ファックスでは、次のように大書して送りました。
 <なぜ、主権在民を定めた日本の教育現場で、天皇の世の中がいつまでも続くようにという意味の『君が代』が強制され、従わなければ処分までされなければならないのか?!これほど理不尽な事はありません。
 都教委のやっていることは、明白な憲法違反以外の何物でもありません。『10・23通達』を即刻撤回し、『君が代』の強制と処分を即刻中止すべきです。>

 本日夕方も都庁まえでのビラまきが行われ、約15人が参加しました。
 すると、1999年にカナダから来て東京で英語講師をやっているという方が、「この問題に注目しています」とビラまきの仲間に話しかけてきました。
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 以下はビラまきの続報です。
 <東京・山谷日雇労働組合>の方も私たちのビラ撒きに協力してくれました。
(3月7日)
 2009年卒業式ビラまき報告 東京・山谷日雇労働組合
 3/7(土)[荒川工業高校]でビラくばりをしました。
 ・卒業式に来た生徒や家族の反応はよかったです。
  (ビラを出すと、ほとんどの人が受けとってくれました)
 ・副校長が出てきました。今年から荒川工高に来たということです。
  「ビラをください」
  →山谷「あなたにあげても、わからないからあげません」
     「どうしてあなたにビラをあげなければならないんですか?」
  副校長「生徒が混乱するので」
  →山谷「混乱させてるのは、あなたがたではないですか」
 といった会話がありました。
 ・去年の卒業式で、校門前に立っていた教師が2人、今年も立っていました。あともう1人いましたが、途中からいなくなりました。
 ・私服車が1台、われわれの動きが見えるところに停車していました。
  (2人のっていました)
 ・私服車の方から歩いてきて校門の前に立った教師がいました。
  (去年も立っていた人間)
  (私服車の中から出てきたように見えました)
  「あんた、ずっと私服の車の中におったのか?」と聞くと、「ちょっと、あいさつしてきました」と言いました。
 「警備の要請をしたのか」と聞くと、相手は黙っていました。
 ・去年は、教職員の人(2人~3人)が、「頑張ってください」とわざわざ紙コップに入れたコーヒーを、われわれのメンバー4人~5人にもってきてくれました。
  今回は、そうしたことが何もありませんでした。
  つぶされているのでは、と思いました。
  ※報告が遅れてすみませんでした。

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 本日の夕刊に、犬山市が学力テスト参加を決定したとの記事が載っていました。
 北村小夜さんの『戦争は教室から始まる』には、次のような下りがあります。
 「学習指導要領を官報に告示して教育内容を拘束し、勤務評定で教員を服従させ、その『成果』と確かめるのが1961年から始まる全国一斉学力テストでした。
 実施されると、教員同士、学校同士、自治体同士の競い合いになりました。
 第一回では青森県が最下位でした。同県の知事は発表の翌日に校長会を招集し『わが県の恥である。学力向上を県政の柱にする。教師諸君がんばれ」と檄を飛ばし、学力向上推進本部を設けました。
 香川県はたびたび日本一でした。テストの練習に明け暮れ、『テストあって授業なし』の毎日になりました。
 特殊学級の増設が進みました。
 特殊学級の子は精神薄弱(当時の用語)とみなされ、テストの対象からはずされました。」
 「このような混乱を反省して、65年には抽出調査にして、66年でやめた学力テストです。」
 「今回の学力・学習状況調査が60年代の学力テストと大きく違うのは教育産業の参入です。・・・文科学省は2007年度予算に「全国学力・学習状況調査」関係として、115億円余を要求しています。・・・教育産業のためにもテストはしなければならないようです。」
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 都教委への抗議先ですが、これからは主に以下のところに、電話・ファックスを集中して欲しいと思います。
 ●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
   TEL 03-5320-6792
 ●東京都教育委員会 人事部職員課
   TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729

 そして、
  ①都教委の定例会は26日ではなく、なぜ30日になったのか
  ②全国にも例を見ず、東京地裁でも違憲・違法とされた「10・23通達」・「職務命令」・「処分」を撤回し、かつこれ以上やらないで下さい。
  などと質問したり、要請したりして下さい。
 電話をすると、説明責任を果たせないような反応が返ってくるそうです。そしたら強く抗議しましょう。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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