◆ あなたの生徒ではありませんか?
昨年9月、都高教の動員で「ワタシのミライ」という集会に参加したときのこと、若い女性から声をかけられました。「君が代に反対している方ですか?反対している理由は何ですか?」右のようなワッペンをつけた帽子(略)をかぶっていたからでしょう。正直に話すと、「私の理由は違うのですが……」と、自身のことを話してくれました。
彼女は在日4世で都立高校の2年生。苦しい人生を強いられた祖父母から話を聞いていたので、卒業式などの「国歌斉唱」の際に立ちたくないと思うものの、“そういうことを思うのは自分一人だ”と思っていたそうです。
教員は処分されるけれど生徒は咎められないと言いましたが、「でも、周りの人はみんな立っているから、座れません」という返事が返ってきました。名前や学校も聞けずにいるうちに、彼女は去っていきました。
同調圧力の強い学校の中で、「日の丸・君が代」に違和感を抱く生徒は、その気持ちを表に出すことができないのだと、改めて痛感しました。
「日の丸・君が代」強制の通達から20年が経ちましたが、彼女のような生徒は、どの学校にいても不思議ではありません。そんな生徒の思いに気づき、寄り添っていかなければと思います。
2024.1.13
発行:四者卒業式・入学式対策本部対策本部長 川村佐和(元美原)
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◆ 卒業式についての集会を行います。
3月27日(火)13:30~
としま区民センター 7階会議室701~703にて(池袋駅東ロ徒歩5分)
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