「建国記念の日」反対!「日の丸・君が代」処分撤回!
☆ 2・11「戦争する国」づくりをすすめる教育を許さない!
日時:2018年2月11日(日)開会13:15(開場12:45)
場所:大淀コミュニティセンター(谷町線、堺筋線、阪急「天神橋筋六丁目」12分)
資料代:700円
☆ ミニライブ 浪花の歌う巨人 バギやん(趙博)
☆ 特別報告 森友学園問題を考える会 木村真さん(豊中市議)
☆ 講演:駒込 武さん(京都大学大学院教育学教授)
「教育再生」という虚妄─「日本」への“ひきこもり”のための教育を越えて─
森友学園問題があらわになってから1年、国有地売却をめぐる疑惑の解明は進められてきましたが、教育勅語を朗読するような教育の問題性については見過ごされがちです。「瑞穂の国記念小学院」は、安倍首相や松井大阪府知事の目指す「教育再生」の最先端のモデルだったのではないか。
「教育再生」を推進しようとする人びとは、「日本、すばらしい!」というような閉鎖的な価値への“ひきこもり”を公立学校にも浸透させながら、「戦争のできる国」のための準備を進めようとしているのではないか。子どもたちの未来、子どもたちのそのまた子どもたちの未来を見すえながら、考えてみたいと思います。
☆ 代替わり・オリンピック…改憲に抗い、平和・人権・共生の社会を今こそ
森 友・加計学園問題逃れの衆院選で、野党の分裂を漁夫の利として、与党で2/3以上を獲得した安倍政権は、「戦争する国」づくりを加速。戦後レジームからの脱却=戦争放棄・国民主権・基本的人権の尊重の三大原則の解体を企図する改憲が狙われています。東日本の原発棄民、経済格差の拡大による閉塞感の蔓延、政財界の腐敗など、国家への民心の離反を、天皇のカリスマ性による国民の意識統合を強め、天皇退位・新天皇即位、新元号制定の「世代わり」の幻想で、求心性を保持しようとしています。その演出の最終舞台が、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの新天皇の世界デビューと9条改憲です。
アベノミクスによる景気浮揚策の破綻、自動車・家電産業の空洞化の中で、軍需産業の肥大化と武器・原発輸出、軍産学の癒着が進行しています。訪日したトランプ大統領と「完全一致」のアベはオスプレイ17機(3700億円)、1基800億円のミサイル迎撃イージスアショアの2機購入を約束。こうした政策の合法化のために、憲法9条に3項として自衛隊の存在を明記し、第2項の戦力不保持と交戦権を認めない条項の死文化を図ろうとしているのです。
小中高から大学にまで及ぶ卒・入学式での「日の丸・君が代」の起立斉唱の強制。そして教師の率先垂範による国家への忠誠表明が、生徒に「日本人の自覚」と、その反面で外国籍生徒の日本への同化や異質なものへの排除の意識を刷り込み、偏狭なナショナリズムを醸成することになります。教育勅語は日本国憲法に反するとして1948年6月に国会決議により排除、失効となっています。しかし安倍政権は「教育基本法の枠内で」公共の規範と愛国心教育の目的で「教材として使用してよい」と是認。全国の学校で、森友学園の幼児が教育勅語を暗誦・唱和させられたことと同様のことが許されるということになります。
教育勅語は「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」つまり、「戦争の時、天皇のために命をささげよ」、それが臣民としての義務であるとするもの。これが軍人勅諭とともに侵略戦争を支えてきました。現在は天皇主権の時代ではないが、今、「一旦緩急アレハ義勇公ニ」死をもってでも奉じるとされるのが自衛隊員。災害救助にも活躍している自衛隊員が日本人の生き方の典型だとの称賛が、神社で配られている教育勅語解説パンフや日本会議系の諸冊子に満ちています。学校で防災・職場体験学習と称した兵士訓練のメニューが導入され、自衛隊員募集のリクルート活動が強化されています。
道徳教育の教科化で、愛国心を身につけているか否かが評価されることになります。2019年は中学校の道徳教科書の採択の年。2020年から高校の「現代社会」が廃止され、「公共」が新設され、高校版道徳教育となるのは必至です。さらに朝鮮のミサイルを口実に「国防意識」と敵愾心が煽られる等は、兵士教育の地ならしにもつながるものといえます。自衛隊は米軍と一体化するのみならず、500㌔以上先の敵基地攻撃能力をもつ長距離巡航ミサイルをも導入し、「専守防衛」を公然と投げ捨てようとしています。
こうした「戦争する国」づくりに抗い、平和・人権・共生の社会をつくるための教育とは何か、が問われています。2・11集会へのご参加・賛同をよろしくお願いいたします。
主催:「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク
http://www7b.biglobe.ne.jp/~hotline-osaka/
*保育などのお問い合わせはhinokimiosk@yahoo.co.jp
● 集会への賛同(賛同金:個人500円、団体1000円)・チケット購入を募っています ●
・[スタッフに直接申し込む場合]下の用紙に必要事項を記入し、賛同金・チケット費用をお渡しください。
・[郵便振替で申し込む場合]振替用紙の通信欄に下記の内容を記入し、賛同金・チケット費用をお振り込みください。
口座番号:00950-0-302981 加入者名:「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット
☆ 2・11「戦争する国」づくりをすすめる教育を許さない!
日時:2018年2月11日(日)開会13:15(開場12:45)
場所:大淀コミュニティセンター(谷町線、堺筋線、阪急「天神橋筋六丁目」12分)
資料代:700円
☆ ミニライブ 浪花の歌う巨人 バギやん(趙博)
☆ 特別報告 森友学園問題を考える会 木村真さん(豊中市議)
☆ 講演:駒込 武さん(京都大学大学院教育学教授)
「教育再生」という虚妄─「日本」への“ひきこもり”のための教育を越えて─
森友学園問題があらわになってから1年、国有地売却をめぐる疑惑の解明は進められてきましたが、教育勅語を朗読するような教育の問題性については見過ごされがちです。「瑞穂の国記念小学院」は、安倍首相や松井大阪府知事の目指す「教育再生」の最先端のモデルだったのではないか。
「教育再生」を推進しようとする人びとは、「日本、すばらしい!」というような閉鎖的な価値への“ひきこもり”を公立学校にも浸透させながら、「戦争のできる国」のための準備を進めようとしているのではないか。子どもたちの未来、子どもたちのそのまた子どもたちの未来を見すえながら、考えてみたいと思います。
☆ 代替わり・オリンピック…改憲に抗い、平和・人権・共生の社会を今こそ
森 友・加計学園問題逃れの衆院選で、野党の分裂を漁夫の利として、与党で2/3以上を獲得した安倍政権は、「戦争する国」づくりを加速。戦後レジームからの脱却=戦争放棄・国民主権・基本的人権の尊重の三大原則の解体を企図する改憲が狙われています。東日本の原発棄民、経済格差の拡大による閉塞感の蔓延、政財界の腐敗など、国家への民心の離反を、天皇のカリスマ性による国民の意識統合を強め、天皇退位・新天皇即位、新元号制定の「世代わり」の幻想で、求心性を保持しようとしています。その演出の最終舞台が、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの新天皇の世界デビューと9条改憲です。
アベノミクスによる景気浮揚策の破綻、自動車・家電産業の空洞化の中で、軍需産業の肥大化と武器・原発輸出、軍産学の癒着が進行しています。訪日したトランプ大統領と「完全一致」のアベはオスプレイ17機(3700億円)、1基800億円のミサイル迎撃イージスアショアの2機購入を約束。こうした政策の合法化のために、憲法9条に3項として自衛隊の存在を明記し、第2項の戦力不保持と交戦権を認めない条項の死文化を図ろうとしているのです。
小中高から大学にまで及ぶ卒・入学式での「日の丸・君が代」の起立斉唱の強制。そして教師の率先垂範による国家への忠誠表明が、生徒に「日本人の自覚」と、その反面で外国籍生徒の日本への同化や異質なものへの排除の意識を刷り込み、偏狭なナショナリズムを醸成することになります。教育勅語は日本国憲法に反するとして1948年6月に国会決議により排除、失効となっています。しかし安倍政権は「教育基本法の枠内で」公共の規範と愛国心教育の目的で「教材として使用してよい」と是認。全国の学校で、森友学園の幼児が教育勅語を暗誦・唱和させられたことと同様のことが許されるということになります。
教育勅語は「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」つまり、「戦争の時、天皇のために命をささげよ」、それが臣民としての義務であるとするもの。これが軍人勅諭とともに侵略戦争を支えてきました。現在は天皇主権の時代ではないが、今、「一旦緩急アレハ義勇公ニ」死をもってでも奉じるとされるのが自衛隊員。災害救助にも活躍している自衛隊員が日本人の生き方の典型だとの称賛が、神社で配られている教育勅語解説パンフや日本会議系の諸冊子に満ちています。学校で防災・職場体験学習と称した兵士訓練のメニューが導入され、自衛隊員募集のリクルート活動が強化されています。
道徳教育の教科化で、愛国心を身につけているか否かが評価されることになります。2019年は中学校の道徳教科書の採択の年。2020年から高校の「現代社会」が廃止され、「公共」が新設され、高校版道徳教育となるのは必至です。さらに朝鮮のミサイルを口実に「国防意識」と敵愾心が煽られる等は、兵士教育の地ならしにもつながるものといえます。自衛隊は米軍と一体化するのみならず、500㌔以上先の敵基地攻撃能力をもつ長距離巡航ミサイルをも導入し、「専守防衛」を公然と投げ捨てようとしています。
こうした「戦争する国」づくりに抗い、平和・人権・共生の社会をつくるための教育とは何か、が問われています。2・11集会へのご参加・賛同をよろしくお願いいたします。
主催:「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク
http://www7b.biglobe.ne.jp/~hotline-osaka/
*保育などのお問い合わせはhinokimiosk@yahoo.co.jp
● 集会への賛同(賛同金:個人500円、団体1000円)・チケット購入を募っています ●
・[スタッフに直接申し込む場合]下の用紙に必要事項を記入し、賛同金・チケット費用をお渡しください。
・[郵便振替で申し込む場合]振替用紙の通信欄に下記の内容を記入し、賛同金・チケット費用をお振り込みください。
口座番号:00950-0-302981 加入者名:「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット
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