パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成へ<その6>(29)

2015年06月02日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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 教員を長くやっていると、「いじめをする生徒は弱い生徒で、強い生徒はいじめはしない」ということがわかってきます。
 人間も長くやっていると、「言葉だけでは人間は信用できない」ということがわかってきます。
 <前者に関して>
 5月末に、都教委を断罪する二つの判決がありました。
 ▲ 再雇用拒否に対して都教委に損害賠償を認めた地裁判決と、▲ 根津さんの6ヶ月停職を取り消し、彼女と河原井さんに10万円の慰謝料を認めた高裁判決です。
 ところが、この二つの判決について、都教委中井敬三教育長は、
  「大変遺憾。判決を精査して今後の対応を検討する」(地裁判決)
  「判決は誠に遺憾だ。教職員の職務命令違反には今後とも厳正に対処する」(高裁判決)
 と述べました。
 まるで、「裁判所が間違っている。自分たちが正しい。だから、これからも同じようにやっていく」と言わんばかりです。
 ところで、この教育長は行政上がりのようです。
 彼はこの地位に着くまで、いつも上の者が言ったことは絶対だと受け止め、逆らわず、また上の者によく思われたいと考え、言うことを聞かない下の者に対しては、有無を言わさず「厳正に対処」していたのではないでしょうか。
 今回の判決に対する彼の反応はそのことをよく表していると思います。「いじめ」(パワハラ)の構造ですね。
 ということは、きっと彼は「弱い人間」なのでしょう。

 <後者に関して>
 安倍首相は5月28日の衆議院安保法制特別委員会で、民主党・辻元議員が「自衛隊員のリスク」や「テロの可能性」について述べている最中、「早く質問しろよ」とヤジを飛ばしました。
 このこと自体、首相に相応しからぬ体質をよく表しました。
 その後、彼は陳謝し、本日(6月1日)も「重ねておわび申し上げる」と陳謝しました。
 しかし、その言葉とは裏腹にその態度はいい加減なものでした。
 心の底が透けて見えるようでした。
 安倍首相は、「言葉だけでは信用できない」デマゴギー政治家です。

 これらのことに関することで、私のところに千葉高教組のKoさんからメールが入っていますので、その一部を紹介します。
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 (5月27日)
 東京の裁判での賠償命令は・・中身も含めて重要なものになりますね。
 最近の安倍の「自衛隊員の多少のリスクは国民を守るためのものだから・・」という答弁と同じ根を持つ都教委の「教員の良心的『日の丸・君が代』拒否」を一顧だにしない姿勢が問われたものだと思います。
 安倍も自衛隊員もわたしたちも公務員として憲法遵守義務があり、上司の命令が憲法違反である場合にどちらに従うか自己が分裂してしまいます。
 そこに自らの良心が問われるとなれば、その苦しみは尋常なものではないはずです。
 ここを考えない安倍や都教委は「心の問題はさて置き外形的な行為について命じているだけなんだからぁ」とのん気に考えているのでしょう。
 こういう態度が今の日本に蔓延し、「理解を求める」という強制が平気で行われようとしているのでしょう。
 沖縄、立川の問題が全国展開されようとしています。
 国会でのやり取りの安倍を見ていると哀しくなるばかりですが、あきらめず「安倍的」な、ものを倒しましょう。」
 (6月1日)
 今日の東京新聞に国家総動員法の成立の話しが載っていましたが、1930年代(戦争を始める前)に権力は何を行う必要があったのかを検証することが大切だと思います。
 日露戦争をやるにも「教育勅語」が必要であったように、安倍もまず手をつけたのは教育基本法の改悪でした。そして、次は憲法です。
 しかし、憲法違反を合法化する「安全保障法制」を強引に成立させようとしています。時代は既に国家総動員法の時代を超えているのかもしれません。
 国会で質問する議員に「早く質問しろ」とか「おおげさなんだよ」という首相に戦争へのボタンを握らせる恐怖をこれから味わう羽目になるのでしょうか?
 安倍を倒すことがいよいよ急務ですね。・・・「強行採決」ということも言われ始めました。安倍としてはスケジュールをこなしてるだけですから、ことがこれ以上大きくなる前(国民が気がつく前)に「数」で通してしまおうという魂胆でしょう。ホント、教育とメディアの罪が大きいように思います。
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 ▲ 「第5回『日の丸・君が代」問題等全国学習交流会」
 <日時>2015年8月2日(日) 10:00~16:00 (終了後銀座デモ)
           8月3日(月) 午前 文科省交渉(予定)
 <場所>日比谷図書館文化会館地下ホール
 <内容>学習・交流と講演
   講演「戦争する国は学校からーいま教育とファシズムを考える」
   講師:池田浩士さん(ドイツ文学者評論家京都大学名誉教授 ファシズム論の第一人者)
  10時開場10時20分開会
  昼食休憩後13時30分午後の部17時デモ行進
 <資料代>500円
 <主催>「日の丸・君が代」問題等全国学習交流集会実行委員会
       「日の丸・君が代」強制反対予防訴訟をひきつぐ会 再雇用拒否撤回第二次訴訟団 「君が代」不当処分撤回を求める会 河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会 東京都障害児学校労働組合 アイム’89東京教育労働組合 多摩島しょ地区教職員組合 「日の丸・君が代」強制に反対し子どもと教育を守る会 東京教育の自由裁判をすすめる会 板橋高校卒業式事件から「表現の自由」をめざす会 「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会 個人情報保護条例を活かす会(神奈川) 許すな!「日の丸・君が代」強制止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊全国ネットワーク(準備会) 東京「君が代」強制解雇裁判をひきつぐ会 都教委包囲首都圏ネット 千葉高教組「日の丸・君が代」対策委員会 
 連絡先:永井(090-7015-3344)


 ※地図の入ったチラシが以下をクリックすると見られます。
http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/image/zenkokusyuukai20150802-03.pdf
(以下はチラシの裏面です。集会賛同も募っています。よろしくお願いします。)

 今年も全国集会を企画しています。賛同・参加を呼びかけます。
 ▼ 昨年(2014年)7月1日、安倍政権は集団的自衛権行使容認を閣議決定。この時から日本の姿は急激に変わっていきました。憲法を否定し、軍事を重視した国家主義的路線へと突っ走り、本年5月14日には一連の戦争法案を閣議決定し、国会に上程しました。2本の法案に集約したその法案は、政府の判断だけで地球上のどこにでも軍隊を派遣できるようにするというものです。平和主義の国から「戦争をする国」に邁進することになります。
 私たちは、国会での法案成立を絶対に阻止しなければなりません。本全国集会を開催する8月期がその焦点になる可能性が大です。集会と同時にデモを予定しています。
 ▼ 軍事大国化を目指す安倍政権は、それを人的に支える機能として教育を支配。愛国心教育の推進、「政府見解」の記述を義務付けた教科書検定基準改悪・国定教科書の実質化、教員免許の国家試験化等々、教育の国家管理に乗り出しました。教育と自衛隊との連携を強化し、自衛隊員の供給源としての教育も構想しています。
 「教え子を戦場に送らない」(日教組スローガン)運動を、今こそ、全国の教職員、市民の協働したたたかいによってつくっていかねばなりません。
 ▼ 軍事大国化を目指す国家主義的な教育のさきがけは「日の丸・君が代」の強制と教員処分でした。1980年代後半より北九州市でそれは始まりました。1999年に「国旗国歌法」が強行採決され、それと前後して広島での激しい攻撃と弾圧・被処分。2003年には東京で、2011年からは大阪で始まりました。抵抗を貫く教員には徹底した攻撃・弾圧を浴びせます。東京のT教員に対する「服務事故再発防止研修」は年間18回に及び、また、大阪のO教員には処分書とともに「次に同一の違反をしたら免職」と記した「警告書」が発せれました。
 攻撃の対象は最近では、児童・生徒に及んできています。私たちは、全国の教職員及びその運動とつながり連帯していかなければなりません。
 皆さんの賛同と参加を呼びかけます。
 2015年5月

 <集会賛同の手続き方法>
 賛同金は、団体1口2000円、個人1口1000円です。
 ア. 郵便振替にてお申し込みください。
   ・口座番号は00110-5-449424、加入者名は「全国学習・交流集会」です。
   ・通信欄に、下記する団体・個人名及びその公表の可否を書き添えてください。

 イ.現金手渡しの場合は、下記事項をご記入のうえ、実行委員にお渡しください。

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 ●2015「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会に賛同します。
  賛同金:   口         円
  (個人)氏名:                 氏名公表:可・否
   TEL:
  (団体)団体名:                団体名公表:可・否
   代表者:              TEL:

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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