東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ 小池氏の妄言
/配信10年
/再雇用三次訴訟控訴審報告
◆ 小池百合子氏の妄言「胸に手を当てて国歌を歌え」「立つの立たないのと裁判をしている国はない」
都知事選は小池百合子候補の優勢が伝えられている。右翼・改憲派の小池氏の都政乗っ取りを許さず、憲法を教育に生かす鳥越俊太郎都知事の誕生で命令と処分の教育をチェンジしたい。小池氏は反日教組・教育正常化組織の「全国教育問題協議会」の「教育研究大会」(2013年5月)の「基調講演」で次のように述べている。
「国歌は当然のことながら、大切に手を胸に当てて歌うものだ。それを立つの立たないのと裁判をしているような国を私は聞いたことがない」などと述べ、国民の多様な価値観を否定し、「日の丸・君が代」強制を当然視している。
「胸に手を当てて歌え」だと!! なお、「裁判しているような国はない」というのは、小池氏の「無知」をさらけ出すものだ。
アメリカでは連邦最高裁・バーネット判決(国旗敬礼による退学処分は違憲 1943年)があったが、75年前に「違憲」判決で決着がついた。そもそもヨーロッパなどの「民主主義国」では、学校で国歌斉唱を強制していないので裁判などないのだ。
小池百合子基調講演を You Tube で見ることができるので、興味がある人は見てください。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=ROd13naBPPc
◆ 「処分撤回を求めて」10周年 「戦争する国」を許さない決意を新たに
2006年7月24日に「処分撤回を求めて」の配信を開始して、10年が経ちました。「継続は力なり」と東京の教育と「日の丸・君が代」裁判の状況等をお知らせしてきました。長年のご愛読に感謝します。
昨年9月、安倍政権は、憲法を無視して集団的自衛権行使を可能にする戦争法を強行成立させました。また、参議院選挙の結果、衆参両院で改憲勢力が2/3を超えました。安倍政権は、早速憲法改悪の手続きに入ろうとしています。憲法の危機が迫っています。私たちは憲法改悪を阻止し、「戦争する国」を許さず「子どもたちを戦場に送らない」決意を胸に闘います。時あたかも都知事選が闘われています。教育に憲法を生かす都知事を実現したいものです。
戦前の侵略戦争のシンボルである「日の丸・君が代」の強制は、「戦争する国」つくりの「道具」であり、「お国のために命を投げ出す」こどもづくりを狙ったものです。戦争の惨禍を繰り返さないためにも「日の丸・君が代」強制に反対し、不当処分撤回を求める私たちの闘いは、譲ることができないものです
◆ 1回で結審せず 再雇用拒否三次訴訟控訴審第1回弁論報告
本日、東京高裁で東京「再雇用拒否」第三次訴訟控訴審第1回弁論が、東京高裁(第5民事部・永野厚郎裁判長)行われました。高裁では、弁論1回で結審する例が多いので心配していましたが、1回結審せず9月26日に第2回弁論が指定されました。この訴訟は、東京地裁の原告らの請求を退けた不当判決に対して、原告らが控訴し、逆転勝訴をめざして闘われています。
本日の法廷では、ほぼ満席の傍聴者が見守る中で、3人の控訴人(一審原告)が意見陳述しました。
控訴人Nさん(元特別支援学校教員)は、わいせつ行為、交通事故、私事欠勤で処分された教員が再雇用されているのに、「不起立」のみを理由に採用を拒否するのは、恣意的・差別的選考であると糾弾しました。そしてクリスチャンとして「日の丸・君が代」強制が戦争への道であり、絶対に従えないことを強調しました。
控訴人Wさん(元特別支援学校教員)は、10・23通達が特別支援学校でのそれまでのフロア形式、対面式の子どもたちが主人公の卒業式を破壊した実態を鋭く告発しました。10・23通達が思想・良心の自由を侵害するのみならず、子どもたちを「人間として扱わない」ものであることが良く分かりました。
控訴人Kさん(元都立高校教員)は、10・23通達に基づく職務命令で教職員に「君が代」斉唱を強制するのは、生徒への強制につながると述べました。たった40秒間静かに座っていただけで再雇用を拒否するのは理不尽だと主張しました。定年退職後、都立高校で働く夢を奪われ、「38年間の教員生活が否定された」思いを語りました。
最後に、今後の審理について、控訴人らが次回弁論前に学者意見書を提出し、9月26日(月)13時30分より、第2回弁論を、511号法廷で行うことを確認しました。
◆ 明後日の東京「君が代」裁判第四次訴訟の傍聴を!
★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟第11回口頭弁論
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
7月27日(水)
10時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
11時開廷
東京地裁527号法廷(定員42名)
内容:原告・弁護士意見陳述
報告集会:527号となりの控え室
*毎回満席で入廷できない人が多くいます。早めにお出でください。
三次訴訟最高裁決定、原告団・弁護団声明掲載
再発防止研修抗議声明掲載。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(7月21日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
************
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ 小池氏の妄言
/配信10年
/再雇用三次訴訟控訴審報告
◆ 小池百合子氏の妄言「胸に手を当てて国歌を歌え」「立つの立たないのと裁判をしている国はない」
都知事選は小池百合子候補の優勢が伝えられている。右翼・改憲派の小池氏の都政乗っ取りを許さず、憲法を教育に生かす鳥越俊太郎都知事の誕生で命令と処分の教育をチェンジしたい。小池氏は反日教組・教育正常化組織の「全国教育問題協議会」の「教育研究大会」(2013年5月)の「基調講演」で次のように述べている。
「国歌は当然のことながら、大切に手を胸に当てて歌うものだ。それを立つの立たないのと裁判をしているような国を私は聞いたことがない」などと述べ、国民の多様な価値観を否定し、「日の丸・君が代」強制を当然視している。
「胸に手を当てて歌え」だと!! なお、「裁判しているような国はない」というのは、小池氏の「無知」をさらけ出すものだ。
アメリカでは連邦最高裁・バーネット判決(国旗敬礼による退学処分は違憲 1943年)があったが、75年前に「違憲」判決で決着がついた。そもそもヨーロッパなどの「民主主義国」では、学校で国歌斉唱を強制していないので裁判などないのだ。
小池百合子基調講演を You Tube で見ることができるので、興味がある人は見てください。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=ROd13naBPPc
◆ 「処分撤回を求めて」10周年 「戦争する国」を許さない決意を新たに
2006年7月24日に「処分撤回を求めて」の配信を開始して、10年が経ちました。「継続は力なり」と東京の教育と「日の丸・君が代」裁判の状況等をお知らせしてきました。長年のご愛読に感謝します。
昨年9月、安倍政権は、憲法を無視して集団的自衛権行使を可能にする戦争法を強行成立させました。また、参議院選挙の結果、衆参両院で改憲勢力が2/3を超えました。安倍政権は、早速憲法改悪の手続きに入ろうとしています。憲法の危機が迫っています。私たちは憲法改悪を阻止し、「戦争する国」を許さず「子どもたちを戦場に送らない」決意を胸に闘います。時あたかも都知事選が闘われています。教育に憲法を生かす都知事を実現したいものです。
戦前の侵略戦争のシンボルである「日の丸・君が代」の強制は、「戦争する国」つくりの「道具」であり、「お国のために命を投げ出す」こどもづくりを狙ったものです。戦争の惨禍を繰り返さないためにも「日の丸・君が代」強制に反対し、不当処分撤回を求める私たちの闘いは、譲ることができないものです
◆ 1回で結審せず 再雇用拒否三次訴訟控訴審第1回弁論報告
本日、東京高裁で東京「再雇用拒否」第三次訴訟控訴審第1回弁論が、東京高裁(第5民事部・永野厚郎裁判長)行われました。高裁では、弁論1回で結審する例が多いので心配していましたが、1回結審せず9月26日に第2回弁論が指定されました。この訴訟は、東京地裁の原告らの請求を退けた不当判決に対して、原告らが控訴し、逆転勝訴をめざして闘われています。
本日の法廷では、ほぼ満席の傍聴者が見守る中で、3人の控訴人(一審原告)が意見陳述しました。
控訴人Nさん(元特別支援学校教員)は、わいせつ行為、交通事故、私事欠勤で処分された教員が再雇用されているのに、「不起立」のみを理由に採用を拒否するのは、恣意的・差別的選考であると糾弾しました。そしてクリスチャンとして「日の丸・君が代」強制が戦争への道であり、絶対に従えないことを強調しました。
控訴人Wさん(元特別支援学校教員)は、10・23通達が特別支援学校でのそれまでのフロア形式、対面式の子どもたちが主人公の卒業式を破壊した実態を鋭く告発しました。10・23通達が思想・良心の自由を侵害するのみならず、子どもたちを「人間として扱わない」ものであることが良く分かりました。
控訴人Kさん(元都立高校教員)は、10・23通達に基づく職務命令で教職員に「君が代」斉唱を強制するのは、生徒への強制につながると述べました。たった40秒間静かに座っていただけで再雇用を拒否するのは理不尽だと主張しました。定年退職後、都立高校で働く夢を奪われ、「38年間の教員生活が否定された」思いを語りました。
最後に、今後の審理について、控訴人らが次回弁論前に学者意見書を提出し、9月26日(月)13時30分より、第2回弁論を、511号法廷で行うことを確認しました。
◆ 明後日の東京「君が代」裁判第四次訴訟の傍聴を!
★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟第11回口頭弁論
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
7月27日(水)
10時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
11時開廷
東京地裁527号法廷(定員42名)
内容:原告・弁護士意見陳述
報告集会:527号となりの控え室
*毎回満席で入廷できない人が多くいます。早めにお出でください。
三次訴訟最高裁決定、原告団・弁護団声明掲載
再発防止研修抗議声明掲載。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(7月21日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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