『国歌は「君が代」』『国歌の起立・斉唱は大切なこと』だけを伝えて、
生徒にしっかり歌わせろ!?
「君が代」の扱いや歌詞の意味の変遷の歴史を伝えてはいけない!?…
◆ 大阪市教委の理不尽な指示に従うことはできません
『聞き取りアンケート』で生徒の置かれている現実を明らかにしませんか
7月12日、「D‐TaC~「君が代」処分撤回!松田さんとともに~」から、「君が代」斉唱指導についての大阪市教委との「協議」の報告メールが、各学校に送られています。(「『君が代』指導のあり方にかかわる交渉 大阪市教委回答」で検索)
そこに、大阪市教委の立場が示されています。児童・生徒に対する「君が代」指導の目的は、国旗国歌を尊重する(敬意をはらう)態度の育成にあるのだから、歴史的事実であっても、その目的(国旗国歌を尊重する態度の育成)につながらないものは教える必要がないというものです。
そして、「君が代」の扱いと歌詞の意味の変遷を伝える資料(「資料:卒業式・入学式の国旗・国歌について」で検索)の活用を、「全体のトーン」がふさわしくないとして禁じました。
第1次安倍政権の下で教育基本法は「改正」され、教育目標の中に、「我が国と郷土を愛する態度」が入れられましたが、教育目標には、「幅広い知識と教養を身につけ、真理を求める態度」を養うことも入っています。
大阪市教委は、一方で、多面的多角的な視点が重要と言っているのに、こと「君が代」に関しては、事実であっても国旗国歌尊重につながらないものは生徒の目にふれさせてはいけないというのです。この「君が代」指導にかかわる市教委の立場は、異常であり、明らかに不法不当なものです。
大阪市教委が卒業式前に出している教育長通知の中には、「これまでも…『卒業式及び入学式においては、ピアノまたは吹奏楽による伴奏で、しっかりと国歌が斉唱できるよう指導する』…等について、各校園に通知してきたところであり」とあります。
私たちは、大阪市教委から、生徒に対して「しっかりと国歌が斉唱できるよう指導する」ことを指示されているわけです。
しかし、「どう指導すべきか」ということについて一度も説明されたことがありません。
私は、「何の説明もなしに、どうして斉唱『指導』ができるのか」「『どう指導すべきか』の説明がなければ、市教委の指示を拒否する」と言いたいと思います。
また、こんな状況の中に置かれている生徒の現実をしっかり認識しなければならないと思っています。
「聞き取りアンケート(国歌「君が代」について)」を考えてみました(裏面)。
このアンケートは生徒の置かれている現実を明らかにし、私たちがなすべきことを考えるためのものです。いっしょに取り組んでみませんか。
連絡先(090-1138-5776)
「君が代」を強制する側に立たされている1職員として市教委の責任を追及すること…それが、多くの人の努力で再任用され、教職員として学校に残ることができた私の責務であると感じています。
生徒にしっかり歌わせろ!?
「君が代」の扱いや歌詞の意味の変遷の歴史を伝えてはいけない!?…
◆ 大阪市教委の理不尽な指示に従うことはできません
『聞き取りアンケート』で生徒の置かれている現実を明らかにしませんか
松田幹雄(「君が代」不起立処分取消大阪市人事委員会請求人・グループZAZA)
7月12日、「D‐TaC~「君が代」処分撤回!松田さんとともに~」から、「君が代」斉唱指導についての大阪市教委との「協議」の報告メールが、各学校に送られています。(「『君が代』指導のあり方にかかわる交渉 大阪市教委回答」で検索)
そこに、大阪市教委の立場が示されています。児童・生徒に対する「君が代」指導の目的は、国旗国歌を尊重する(敬意をはらう)態度の育成にあるのだから、歴史的事実であっても、その目的(国旗国歌を尊重する態度の育成)につながらないものは教える必要がないというものです。
そして、「君が代」の扱いと歌詞の意味の変遷を伝える資料(「資料:卒業式・入学式の国旗・国歌について」で検索)の活用を、「全体のトーン」がふさわしくないとして禁じました。
第1次安倍政権の下で教育基本法は「改正」され、教育目標の中に、「我が国と郷土を愛する態度」が入れられましたが、教育目標には、「幅広い知識と教養を身につけ、真理を求める態度」を養うことも入っています。
大阪市教委は、一方で、多面的多角的な視点が重要と言っているのに、こと「君が代」に関しては、事実であっても国旗国歌尊重につながらないものは生徒の目にふれさせてはいけないというのです。この「君が代」指導にかかわる市教委の立場は、異常であり、明らかに不法不当なものです。
大阪市教委が卒業式前に出している教育長通知の中には、「これまでも…『卒業式及び入学式においては、ピアノまたは吹奏楽による伴奏で、しっかりと国歌が斉唱できるよう指導する』…等について、各校園に通知してきたところであり」とあります。
私たちは、大阪市教委から、生徒に対して「しっかりと国歌が斉唱できるよう指導する」ことを指示されているわけです。
しかし、「どう指導すべきか」ということについて一度も説明されたことがありません。
私は、「何の説明もなしに、どうして斉唱『指導』ができるのか」「『どう指導すべきか』の説明がなければ、市教委の指示を拒否する」と言いたいと思います。
また、こんな状況の中に置かれている生徒の現実をしっかり認識しなければならないと思っています。
「聞き取りアンケート(国歌「君が代」について)」を考えてみました(裏面)。
このアンケートは生徒の置かれている現実を明らかにし、私たちがなすべきことを考えるためのものです。いっしょに取り組んでみませんか。
連絡先(090-1138-5776)
● 聞き取りアンケート(国歌「君が代」について)
「君が代」の歌詞は以下です。多くの生徒は、「君が代」の歌詞のい意味を知らず、時代によって意味が変わってきたのなら、それを知りたいと思っているのではないでしょうか。その実態をつかんで、生徒の要求でもあることを示していきたいと思っています。
きみがよは ちよにやちよに
さざれいしの いわおとなりて こけのむすまで
1,「君が代」の歌詞はどんな意味か知っていますか。
ア、知っている
イ、知らない
ウ、正確には知らないが、何となく分かる気がする
2,「君が代」の歌詞はどんな意味だと思いますか。「知らない」人も想像して答えてみて下さい。
3.「君が代」は時代によって扱われ方が違い、意味が変わってきました。
①和歌としてつくられ、おめでたい席などでうたわれていたとき
②大日本帝国憲法の下、国歌的扱いをされ、臣民が天皇に対して歌う歌とされたとき
③1999年、国旗国歌法ができたとき(日本国憲法下での政府の解釈)
国歌「君が代」の意味をキチンと教えて欲しいですか。
ア、きちんと教えて欲しい
イ、どちらでもいい(関心がない)
ウ、その他
よろしければ、学校種別、学年、年齢(何歳代)などを教えて下さい。
※ご協力ありがとうございました。
「君が代」を強制する側に立たされている1職員として市教委の責任を追及すること…それが、多くの人の努力で再任用され、教職員として学校に残ることができた私の責務であると感じています。
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