「練馬教育問題交流会」７．１５再発防止研修抗議文

２０１６年７月１５日

東京都教育委員会
教育長中井敬三様
教職員研修センター長伊東哲様

練馬教育問題交流会

◎ 抗議ならびに要請書

　私たちは、本日、石神井特別支援学校教員・田中聡史さんに対する今年３度目の「服務事故再発防止研修」の強行につよく抗議します。
　田中さんに対して貴委員会は、今年３月の卒業式の「君が代」斉唱時に不起立であったことを理由に、１０度目の懲戒処分をだした上に、５月１１日、６月１５日に「再発防止研修」を強行しました。
　特に、前回は、当日、田中さんが勤務校で担任クラスの校外学習の引率という重責があったにもかかわらず、生徒たちから田中さんを引き離して、「再発防止研修」を強行したのです。
　もはや、都教委および貴センターの行っていることは、田中さんの教育活動に対する妨害行為であり、教育破壊そのものであります。
　そして、今回も、田中さんから日程変更の申し出があったにもかわらず、都教委は全く聞く耳を持たないとのことです。
　しかも、「再発防止研修」の内容たるや、「教育公務員として、命令に従うよう」ただただ繰り返し迫り転向を強要する、「研修」の名に全く値しないおぞましい所業です。
　私たちは、これまでもこの「再発防止研修」をやめるよう繰り返し要請してきましたが、今回もまた、東京都教育委員会・教員研修センターに対して、田中さんの「再発防止研修」をただちに中止し、二度と行わないよう重ねて要請します。