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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「君が代」強制 解雇裁判控訴審2/23に判決

2010年02月23日 | 日の丸・君が代関連ニュース
~都立高校嘱託員・講師解雇事件~
☆ 「君が代」強制 解雇裁判控訴審判決 ☆
2月23日(火)
11時~(傍聴抽選のため10時30分までに集合してください)
東京高等裁判所101号法廷(メトロ霞ヶ関駅A1出口から徒歩1分)
終了後記者会見(司法記者クラブ)
報告集会(TKP虎ノ門ビジネスセンター・8A会議室)

 2007年7月4日控訴以来2年7ヶ月、今年7月14日結審以来7ヶ月を経てやっと判決を迎えることになりました。
 傍聴はもとより、多くの人に裁判所を取り囲んでいただき、逆転判決を待ちたいと思います。
 当日は高校の入学試験日で現役の高校教員の参加が難しく、参加者の数が心配されます。ご多忙とは思いますが、何とぞご参集くださいますよう心よりお願い申し上げします。
「君が代」強制解雇裁判をともにすすめる会(連絡先)丸山03-3978-5467

☆ 「君が代」強制 解雇裁判控訴審 2/23に判決 ☆
 ◇「君が代」強制解雇裁判とは
 2004年・2005年3月の都立高校卒業式の「君が代」斉唱の際に起立しなかったためにすでに決まっていた嘱託員または講師の合格を取り消され、定年後の仕事を奪われた10人が地位確認と損害賠償を求めて闘っている裁判です。
 ◇東京地裁では
 3年に及んだ東京地裁では、15回の口頭弁論を通じて
 ①「10.23通達」は違憲(憲法19条・思想良心の自由)、違法(47年教育基本法10条・不当な支配)である。
 ②それに基づく嘱託員または講師の合格取り消しは裁量権の濫用であると主張し、横山元教育長、臼井元指導部長、土屋筑波大教授、宮部元都労連委員長などの証人尋問で証拠固めをして「この裁判が一番勝てる」と言われました。
 ところが、2007年6月20日に出された判決(佐村裁判長)は私たちの主張を何ら採用せず、その年の2月に出された「ピアノ最高裁判決」と都側の主張を取り入れた、「原告らの請求をいずれも棄却する」という判決でした。
 ◇直ちに控訴
 この不当判決に不服として原告全員は直ちに控訴しました。
 控訴審では、2年間、今年7月4日結審するまでに7回の口頭弁論が開かれ、2人の卒業生、鈴木元都高教副委員長、土肥元三鷹高校校長の証人尋問などで地裁判決の不当性を明らかにしました。
 ◇何としても勝たねば
 私たち原告は、裁判判開始以来すでに6年以上が経ってもはや裁判に勝っても教壇に戻ることはできませんが、止まることを知らない東京の教育破壊を阻止し、都立高校にかってのような自由と活気を取り戻すために何としても逆転勝利判決を勝ち取らねばと思っています。
 「日の丸・君が代」不当解雇撤回を求める被解雇者の会
 相田堯夫(小岩) 薄井利夫(忍岡) 太田淑子(小岩) 金子潔(世田谷泉) 桐生早苗(高島) 久保田正雄(工芸〉 蔵野博(志村) 近藤光男(新宿山吹) 平松辰雄(農芸) 前川鎭男(小岩) ※()内は処分時の動務校

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