初見がかなり効くSくん。
譜読みを終えているのに、
中々初見感から抜け出せず、
足踏みをしている感じだった。
こ〜んな練習してみたら?
と提案はしてみたものの、
実行してもらえていなかったら…
さて、どうしたものか。。。
と、そんな私の予想に反して…
翌週のレッスンで
弾き始めようとするSくんに
「調子はどうだい?」
と聞いてみた。
Sくん、
「いい!」と何やら上機嫌に返答。
お!
メチャメチャ楽しみだ!!
Sくんの言葉通り、
最初の1音から音が走る。
伸びやかに曲の世界観が拡がる。
すごい!すごい!
どうやって練習したの?
と聞くと、
「言われた通りに…」と。
少年S。
私の心配をヨソに、
思いのほか素直だった😊
何より、
自ら「いい!」と言えること。
曲が手の内に入って来たことを
Sくん自身が一番実感したのだと思う。
それが一番よかった!!