やっと山に登れる体になったので、tarumae-yamaさんに連絡すると、日本100名山の幌尻へ行くのでどうかとのお誘いが。
よろこんでご一緒させていただくことにしました。
夜の12時に千歳の道の駅に集合です。
その前に自宅で少し仮眠をとろうとしたのですが、眠れません。
なので、道の駅に行ってビールを飲み、1時間ほどうとうとしてから準備開始。
ほぼ徹夜状態で、12時過ぎにtarumae-yamaさん、初めてお会いするTさんに合流して出発です。
無料の高速を使い、長い林道を走り、午前2時半頃に登山口に到着。
まだ真っ暗ですが、しばらくは林道歩きなので、ヘッドライトを頼りに歩くことにして、2時40分頃スタートです!
暗闇の中、ベテランお二人について歩き始めます。
↓左がtarumae-yamaさん。右がTさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/cf/6e27f2a10ec009fb05fcfdf612ea3e0c.jpg)
さすが山奥、星空がきれいです。
こんなきれいな星空は久しぶりだなぁ、と思いつつ、密かにビールを飲みながらトコトコ歩き続けます(笑)。
じわじわと明るくなるのを感じながら夜明けを迎え、4時半前に北電の水力発電施設に到着、ここで休憩し、まずは朝食です。
ここまでで8km。
もう結構歩いてます。
↓発電施設です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/2a/7c57dea86afbf827c5345172f4ff53d6.jpg)
休憩後、川沿い30分ほど歩くと渡渉ポイントに出ます。
そこまで行く途中、ちょっと怖いへつりなんかもあります。
ここからは、川沿いに進みます、というか、川の中もかなり歩きます。
川を20回くらい渡ることはtarumae-yamaさんから聞いていました。
ですが、ぴよしろう、沢靴を持ってないので、水遊び用の靴を持ってきました。
ちなみに1000円です(笑)。
本当は2~3日前に見つけた、もう少しましな水遊び用の靴を買う予定だったのですが、どこで見たのか思い出せず、
結局前から持っていた靴で行くことに。
↓なんとかお役目を果たした、なぞのシューズ「AQUA STEP」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/aa/0df28113beddcfe8ae17e71f5ff1ea45.jpg)
いまひとつグリップしない感じの薄手のゴム底で、イボイボがついています。
接地面積が少ないせいか、濡れた石の上ではけっこう滑りやすいです。
またクッション性もありませんし、横の穴から小石が入ってきて痛いという、もう涙なしでは語れないほど悲しい靴です。
こんな靴で普通はチャレンジしないですよね。
実際、お二人はフェルトの沢靴だったのですが、性能差はかなりあった感じです。
さらに失敗したのが、川用に靴下を持ってきたのに車に忘れたこと。
この時期でも川の水は冷たく、裸足だと痺れるほどです。
川の中、集中してゆっくり歩いて、転ばないように気を付けようと肝に銘じます。
川は意外と流れが強く、太ももくらいまでの深さです。
↓川と戦うぴよしろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/7e/917eff47d66cb02369c615a3d2b28fe7.jpg)
ところどころに赤ペンキやピンクテープ、積み上げた小石などで渡渉点がわかるようになっていろものの、
なかなかルートファインディングが難しいコースです。
自分はなかなか見つけられなく、tarumae-yamaさんがテキパキと探してくれます。
一人で来なくてよかった(笑)。
↓tarumae-yamaさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/48/7655e310ce8e98e5350171b7bb607921.jpg)
お二人に多少遅れながらも約1時間15分、なんとか渡渉コースをクリアしました。
ほんとに飽きるくらい水中歩行しました。
なんちゅーワイルドなコースでしょうか。
しかし・・・帰りがちょっと心配です。
渡渉コースが終わると幌尻山荘に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/ff/96c988c76416ea307e30f885510f68c1.jpg)
靴を履き替え、ほっと一息、ビールやおにぎりをいただき、しばらく休憩。
さて、ここからはいよいよ登山という感じになります。
6時半頃出発して登山道に入ります。
それなりに急な登りが長く続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/39/7c056ab74b45e51549cdc3ce90bf2707.jpg)
途中、1時間半ほど歩くと、「命の水」という水場があります。
凍りそうに冷たい水が飲めます。手が冷たくて続けて飲めないくらいです。
↓ぴよしろうは奥の方に(見えないか・・・)。命の水へ向かうTさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/35/6b64249787a488fb4302a754685d9dae.jpg)
もうしばらく登ると、尾根歩きになり、一気に景色が良くなります。
すばらしい景色です!
↓カールを見ながら歩く。幌尻は左の方。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/b2/43a150a630544a7bada3d813abcd9ffe.jpg)
カールあたりから戸蔦別岳を見ると・・・すごく遠い・・・(笑)。
そして登りも急でつらそうです。
↓後方正面が戸蔦別岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/b4/b261e5c96f3084481d338747a1df7855.jpg)
途中お花畑で写真を撮りながら山頂へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/f2/06261495b707cc2901873dcf5aea38ed.jpg)
そして10時少し前、ついに幌尻の頂上に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/49/023cc9316259bd0fa18f113ec1084116.jpg)
最後の1本のビールを分けてみんなで飲み、しばしの休憩です。
一応10時前についたので、戸蔦別岳にも行くことに。
頂上では60歳代後半のグループがいましたが、元山岳部のお仲間で、ときどき集まって登山しているとのこと。すごいですね。
で、買ってきた「チーズクリームケーキ」というのを食べようとしたら、パンパン!
やっぱり2000m超すと気圧が低いんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/8b/26672977b73455631f2349dbb9fdd94e.jpg)
さて、戸蔦別岳はひとつ向こうの山です。
うわぁ~、結構あるなぁ(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/5e/af2c00011be94d3395f591401633af02.jpg)
10時20分頃、戸蔦別岳に向かって出発です。
しばらく進んで振り返ると、幌尻の頂上に豆粒のように人が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/2b/8d91f18f2f313d0779aff3c7a4d128d8.jpg)
日高の山々は本当に奥が深い感じです。
山の向こうにまだまだたくさんの山が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b0/88b448e64e8a22e332d7d20daa0254c7.jpg)
幌尻からピークひとつ越すと、戸蔦別岳の手前下に「七ツ沼カール」が見えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/dc/892125cc79e4f40c91cddffdccc7f412.jpg)
tarumae-yamaさんは七ツ沼カールにテント泊したことがあるとか。
熊が出そうで怖いですね、とか、そんな話をしながら細いカールの尾根を歩きますが・・・。
このあたりから、ハイマツが登山道を覆い、非常に抵抗が大きく、歩きにくくなってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c7/43811ac6714a9c78e8ebbb4b05febd28.jpg)
それでもすばらしい天気の中、トッタベツの登りに挑みます。
のんびり無理をせずに登り、12時過ぎに戸蔦別岳山頂に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/35/6652735fc501864c4397c0cf2d3aa0b0.jpg)
さて、しばし休憩して地図を見ます。
少し進んだところにあるピークから降りる道があり、これを下りてまた沢歩きすると山荘のようです。
↓この先のピークから左方向に下りて行く様子。・・・急斜面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7a/e663b65aee12fd97be4c405273b9a651.jpg)
そちらに向かっていくと、単独行の男性が。
ずいぶん大荷物です。
聞くと福井からやってきてもう山中で2泊。
今日は七ツ沼に1人で泊まるのだとか。・・・すごい。
なんでも幌尻山荘に泊まる予定だったのが、雨で予定が狂い泊まれなくなったのだとか。
親切なtarumae-yamaさん、管理人さんに連絡してあげることにしました。
えらいなあ。
さて、問題の下りに入ります。
沢は遥か彼方・・・です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c8/6c6c0884ec381babb1521ae37d95cce2.jpg)
下り始めると・・・死ぬほど急斜面!!
疲れた体に響きます。
で、ぴよしろう、靴が少し小さいのか、今までの山でも下りで足の親指の爪に痛みを感じてました。
ところが今日は、急な下りのせいか格別に痛みます。
たぶん親指の爪は2枚とも今回は死ぬだろうな、まあいいや・・・(笑)。
(実際、左の爪は死亡・・・。もう少し経つと剥がれてくると思われます(涙)。)
痛みをこらえながら下山します。
おまけに途中で水が切れてTさんにいただくことに。
すみません、ありがとうございます。
沢までは標高差900m。歩けど歩けど着きません。
途中休憩をとりながら、約1時間半かけて900mを下り切りました。
・・・もう死にそうでしたから(笑)。
で、沢に着いて水遊び靴に交換。
そして沢水もいただきます。・・・・これはうまい!
↓沢靴(自分は水遊び靴)に履き替え中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/fa/06556ff747399b1e1751a92ee442766d.jpg)
15分ほど休憩して沢下り開始です。
低性能シューズ(笑)なので、慎重に進みます。
写真撮る余裕もなく、ただただ川を下って15時前に幌尻山荘へ到着。
お腹減りました。お菓子とかめちゃめちゃ食べて、大量に水分補給します。
山荘では下山した方たちが、管理人さんとお菓子を食べて談笑中。
お呼ばれしてポッキーを少しいただきました。
今日は48名が宿泊するそうです。(定員50名)
人気の山ですね、やっぱり。
そして、来る方すべて道外という感じです。
やっぱり100名山なんだなぁ、と思います。
さて、自分たちにはまだまだ長い道のりが残ってます。
特に自分はまじめに集中して川を下らなければなりません。
ルートファインディングは先輩方にお願いし、自分は渡渉に集中します。
↓とにかく下見て転ばないように。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/44/b596bc667aa26d6ac3b08d500526517a.jpg)
↓びびるぴよしろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e7/8f5cb3483c5029f174851a7c9c9db679.jpg)
最後の渡渉を終え、発電施設に17時前に到着、休憩します。
ここでやっと安心です。
もう危険な場所はありません。
あとはただ歩けば帰れますから(笑)。
靴を履き替え、最後の長い林道歩きへ突入します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/07/b707d36b4ec6fb80d615532af5fabb1f.jpg)
往路よりは少し遅いペースで歩きますが・・・長い!
7.5Kmは疲れた体には長く感じます。
GPSをちょくちょく見ますが、ちっとも距離が減りません。
でもまあ、あとは時間が解決してくれて、19時少し前に駐車場到着です。
みなさんお疲れ様でした、ありがとうございます。
今回は勉強になりました。
いままでいい加減に道具を選んでましたが、道具は限界に近い状態で差が大きく出てくるんですね。
↓今回ご一緒させていただいたtarumae-yamaさんのブログです。
「デジカメ持って野に山に」
tarumae-yamaさんの写真も使わせていただきました。
ありがとうございます。
GPSトラックです。
いや~、34Km以上歩いているようですね。
疲れるはずです。
それに累積標高4073mって・・・これもなかなか激しいかもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/3c/3058d57e334fd20726d9dc169d850979.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/5e/fbc171fe86e10b8b2f914f0432722033.jpg)
よろこんでご一緒させていただくことにしました。
夜の12時に千歳の道の駅に集合です。
その前に自宅で少し仮眠をとろうとしたのですが、眠れません。
なので、道の駅に行ってビールを飲み、1時間ほどうとうとしてから準備開始。
ほぼ徹夜状態で、12時過ぎにtarumae-yamaさん、初めてお会いするTさんに合流して出発です。
無料の高速を使い、長い林道を走り、午前2時半頃に登山口に到着。
まだ真っ暗ですが、しばらくは林道歩きなので、ヘッドライトを頼りに歩くことにして、2時40分頃スタートです!
暗闇の中、ベテランお二人について歩き始めます。
↓左がtarumae-yamaさん。右がTさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/cf/6e27f2a10ec009fb05fcfdf612ea3e0c.jpg)
さすが山奥、星空がきれいです。
こんなきれいな星空は久しぶりだなぁ、と思いつつ、密かにビールを飲みながらトコトコ歩き続けます(笑)。
じわじわと明るくなるのを感じながら夜明けを迎え、4時半前に北電の水力発電施設に到着、ここで休憩し、まずは朝食です。
ここまでで8km。
もう結構歩いてます。
↓発電施設です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/2a/7c57dea86afbf827c5345172f4ff53d6.jpg)
休憩後、川沿い30分ほど歩くと渡渉ポイントに出ます。
そこまで行く途中、ちょっと怖いへつりなんかもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/0d/32a9285f47ed0b2c344b9e8f848ca21a.jpg)
ここからは、川沿いに進みます、というか、川の中もかなり歩きます。
川を20回くらい渡ることはtarumae-yamaさんから聞いていました。
ですが、ぴよしろう、沢靴を持ってないので、水遊び用の靴を持ってきました。
ちなみに1000円です(笑)。
本当は2~3日前に見つけた、もう少しましな水遊び用の靴を買う予定だったのですが、どこで見たのか思い出せず、
結局前から持っていた靴で行くことに。
↓なんとかお役目を果たした、なぞのシューズ「AQUA STEP」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/aa/0df28113beddcfe8ae17e71f5ff1ea45.jpg)
いまひとつグリップしない感じの薄手のゴム底で、イボイボがついています。
接地面積が少ないせいか、濡れた石の上ではけっこう滑りやすいです。
またクッション性もありませんし、横の穴から小石が入ってきて痛いという、もう涙なしでは語れないほど悲しい靴です。
こんな靴で普通はチャレンジしないですよね。
実際、お二人はフェルトの沢靴だったのですが、性能差はかなりあった感じです。
さらに失敗したのが、川用に靴下を持ってきたのに車に忘れたこと。
この時期でも川の水は冷たく、裸足だと痺れるほどです。
川の中、集中してゆっくり歩いて、転ばないように気を付けようと肝に銘じます。
川は意外と流れが強く、太ももくらいまでの深さです。
↓川と戦うぴよしろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/7e/917eff47d66cb02369c615a3d2b28fe7.jpg)
ところどころに赤ペンキやピンクテープ、積み上げた小石などで渡渉点がわかるようになっていろものの、
なかなかルートファインディングが難しいコースです。
自分はなかなか見つけられなく、tarumae-yamaさんがテキパキと探してくれます。
一人で来なくてよかった(笑)。
↓tarumae-yamaさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/48/7655e310ce8e98e5350171b7bb607921.jpg)
お二人に多少遅れながらも約1時間15分、なんとか渡渉コースをクリアしました。
ほんとに飽きるくらい水中歩行しました。
なんちゅーワイルドなコースでしょうか。
しかし・・・帰りがちょっと心配です。
渡渉コースが終わると幌尻山荘に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/ff/96c988c76416ea307e30f885510f68c1.jpg)
靴を履き替え、ほっと一息、ビールやおにぎりをいただき、しばらく休憩。
さて、ここからはいよいよ登山という感じになります。
6時半頃出発して登山道に入ります。
それなりに急な登りが長く続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/39/7c056ab74b45e51549cdc3ce90bf2707.jpg)
途中、1時間半ほど歩くと、「命の水」という水場があります。
凍りそうに冷たい水が飲めます。手が冷たくて続けて飲めないくらいです。
↓ぴよしろうは奥の方に(見えないか・・・)。命の水へ向かうTさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/35/6b64249787a488fb4302a754685d9dae.jpg)
もうしばらく登ると、尾根歩きになり、一気に景色が良くなります。
すばらしい景色です!
↓カールを見ながら歩く。幌尻は左の方。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/b2/43a150a630544a7bada3d813abcd9ffe.jpg)
カールあたりから戸蔦別岳を見ると・・・すごく遠い・・・(笑)。
そして登りも急でつらそうです。
↓後方正面が戸蔦別岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/b4/b261e5c96f3084481d338747a1df7855.jpg)
途中お花畑で写真を撮りながら山頂へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/f2/06261495b707cc2901873dcf5aea38ed.jpg)
そして10時少し前、ついに幌尻の頂上に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/49/023cc9316259bd0fa18f113ec1084116.jpg)
最後の1本のビールを分けてみんなで飲み、しばしの休憩です。
一応10時前についたので、戸蔦別岳にも行くことに。
頂上では60歳代後半のグループがいましたが、元山岳部のお仲間で、ときどき集まって登山しているとのこと。すごいですね。
で、買ってきた「チーズクリームケーキ」というのを食べようとしたら、パンパン!
やっぱり2000m超すと気圧が低いんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/8b/26672977b73455631f2349dbb9fdd94e.jpg)
さて、戸蔦別岳はひとつ向こうの山です。
うわぁ~、結構あるなぁ(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/5e/af2c00011be94d3395f591401633af02.jpg)
10時20分頃、戸蔦別岳に向かって出発です。
しばらく進んで振り返ると、幌尻の頂上に豆粒のように人が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/2b/8d91f18f2f313d0779aff3c7a4d128d8.jpg)
日高の山々は本当に奥が深い感じです。
山の向こうにまだまだたくさんの山が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b0/88b448e64e8a22e332d7d20daa0254c7.jpg)
幌尻からピークひとつ越すと、戸蔦別岳の手前下に「七ツ沼カール」が見えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/dc/892125cc79e4f40c91cddffdccc7f412.jpg)
tarumae-yamaさんは七ツ沼カールにテント泊したことがあるとか。
熊が出そうで怖いですね、とか、そんな話をしながら細いカールの尾根を歩きますが・・・。
このあたりから、ハイマツが登山道を覆い、非常に抵抗が大きく、歩きにくくなってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c7/43811ac6714a9c78e8ebbb4b05febd28.jpg)
それでもすばらしい天気の中、トッタベツの登りに挑みます。
のんびり無理をせずに登り、12時過ぎに戸蔦別岳山頂に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/35/6652735fc501864c4397c0cf2d3aa0b0.jpg)
さて、しばし休憩して地図を見ます。
少し進んだところにあるピークから降りる道があり、これを下りてまた沢歩きすると山荘のようです。
↓この先のピークから左方向に下りて行く様子。・・・急斜面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7a/e663b65aee12fd97be4c405273b9a651.jpg)
そちらに向かっていくと、単独行の男性が。
ずいぶん大荷物です。
聞くと福井からやってきてもう山中で2泊。
今日は七ツ沼に1人で泊まるのだとか。・・・すごい。
なんでも幌尻山荘に泊まる予定だったのが、雨で予定が狂い泊まれなくなったのだとか。
親切なtarumae-yamaさん、管理人さんに連絡してあげることにしました。
えらいなあ。
さて、問題の下りに入ります。
沢は遥か彼方・・・です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c8/6c6c0884ec381babb1521ae37d95cce2.jpg)
下り始めると・・・死ぬほど急斜面!!
疲れた体に響きます。
で、ぴよしろう、靴が少し小さいのか、今までの山でも下りで足の親指の爪に痛みを感じてました。
ところが今日は、急な下りのせいか格別に痛みます。
たぶん親指の爪は2枚とも今回は死ぬだろうな、まあいいや・・・(笑)。
(実際、左の爪は死亡・・・。もう少し経つと剥がれてくると思われます(涙)。)
痛みをこらえながら下山します。
おまけに途中で水が切れてTさんにいただくことに。
すみません、ありがとうございます。
沢までは標高差900m。歩けど歩けど着きません。
途中休憩をとりながら、約1時間半かけて900mを下り切りました。
・・・もう死にそうでしたから(笑)。
で、沢に着いて水遊び靴に交換。
そして沢水もいただきます。・・・・これはうまい!
↓沢靴(自分は水遊び靴)に履き替え中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/fa/06556ff747399b1e1751a92ee442766d.jpg)
15分ほど休憩して沢下り開始です。
低性能シューズ(笑)なので、慎重に進みます。
写真撮る余裕もなく、ただただ川を下って15時前に幌尻山荘へ到着。
お腹減りました。お菓子とかめちゃめちゃ食べて、大量に水分補給します。
山荘では下山した方たちが、管理人さんとお菓子を食べて談笑中。
お呼ばれしてポッキーを少しいただきました。
今日は48名が宿泊するそうです。(定員50名)
人気の山ですね、やっぱり。
そして、来る方すべて道外という感じです。
やっぱり100名山なんだなぁ、と思います。
さて、自分たちにはまだまだ長い道のりが残ってます。
特に自分はまじめに集中して川を下らなければなりません。
ルートファインディングは先輩方にお願いし、自分は渡渉に集中します。
↓とにかく下見て転ばないように。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/44/b596bc667aa26d6ac3b08d500526517a.jpg)
↓びびるぴよしろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e7/8f5cb3483c5029f174851a7c9c9db679.jpg)
最後の渡渉を終え、発電施設に17時前に到着、休憩します。
ここでやっと安心です。
もう危険な場所はありません。
あとはただ歩けば帰れますから(笑)。
靴を履き替え、最後の長い林道歩きへ突入します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/07/b707d36b4ec6fb80d615532af5fabb1f.jpg)
往路よりは少し遅いペースで歩きますが・・・長い!
7.5Kmは疲れた体には長く感じます。
GPSをちょくちょく見ますが、ちっとも距離が減りません。
でもまあ、あとは時間が解決してくれて、19時少し前に駐車場到着です。
みなさんお疲れ様でした、ありがとうございます。
今回は勉強になりました。
いままでいい加減に道具を選んでましたが、道具は限界に近い状態で差が大きく出てくるんですね。
↓今回ご一緒させていただいたtarumae-yamaさんのブログです。
「デジカメ持って野に山に」
tarumae-yamaさんの写真も使わせていただきました。
ありがとうございます。
GPSトラックです。
いや~、34Km以上歩いているようですね。
疲れるはずです。
それに累積標高4073mって・・・これもなかなか激しいかもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/3c/3058d57e334fd20726d9dc169d850979.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/5e/fbc171fe86e10b8b2f914f0432722033.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/86/c3c3535a09a18c36a6d353d2336a4fe8.jpg)