新しい時代を生きるものとして

私は淀川区に住んでいるから、都構想はもっと追い風のように
思っていて、一応私も賛成で投票したのですが、そのあと
図書館の縮小などを懸念してブログに書いたりしたぐらいだった
のですが、まさか大阪の南側とこんなにも温度差があったの
だとは思いもしていませんでした。

実際淀川区は北区になる予定だったし、淀川区の住人の賛成も
多かったのですが、もし私が南側とか、海沿いに住んでいたら
確かに私も賛成と投票できたか自信がありません。

橋下市長にはやめないでほしいと思っています。大阪を良い方に
牽引する市長を次に期待できる人物が思い浮かびません。

記者会見で聞いていて、ご家族への負担が大きかったことは
大変想像がつきます。弁護士にもどって、お子さんたちの教育や
家族サービスに時間をつかいたい気持ちがあるんだろうと
推測されます。

都構想については、賛成票を出したけども、不安もある複雑な
心境だったし、市が存続することに決定しても、市として財政や
いろんなことを改善していく方向でやっていってほしいなと
思っていて、都構想ダメだったからお仕舞い、という心境では
１市民としてはないのですが。

都構想の投票が僅差であったことで、大阪市が変わろうとして
くれればよいと思います。

昨日から

	大衆の反逆 (中公クラシックス)
	Jos´e Ortega y Gasset,寺田 和夫
	中央公論新社

読んでいて、日本人が書いた本の紹介のような前書きを読んでいて
その前書きが９・１１のあった２００１年ごろなのですが、もう
その時点で、この現在と感覚の乖離があって、大衆の反逆を読むと
歴史漫画好きだった私には、この本に書かれている貴族の暮らしとか
精神性とかとその当時の大衆についての話がわかるけど、２１世紀に
生まれて、一応小学校の時に無理矢理「ベルばら」読まされたことは
あるＮｏｎｅだけど、どれだけついていけるかしら、という内容です。

現時点では、「大衆」を批判的に書いている作者にどうも愛着を
もって読書を進められないのだけど、ここで言われている「大衆」は
今日の日本語の持つ「大衆」とは違って、技能や知識を持つ一般市民
とは分けて、「衆愚」に近い意味で書かれているのだろうとは思うし、
この著者が生きた時代の知識も技能もない一般市民の集団って、やはり
知識層から見て、ある程度の嫌悪感みたいなのがあっても仕方がない
のかなと思いつつ、いま冒頭のところを読んでいます。

やはり、新しい図書、ピケティとか読みたいなと思ったら、図書館
予約２００人越えの待ち人数なんですね。ピケティ入門とかの、他の
作者が書いたピケティ関連の書籍でさえ７０人８０人待ち当たり前
みたいな。

値段調べる前に、塾の先生にピケティ買いたいんですが、キンドルで
購入したもの塾の自習室に持って行っていいですか、というと、担当の
先生からは承諾を得ました。

もとの値段が安いことと、Ｎｏｎｅのデバイスでも私のデバイスでも
見れるので、キンドルで購入したかったのです。

（一応先生からはタブレットの破損とかは責任持てませんから気を
つけてください、との話はされました。）

今日の昼休みにピケティの本がどんなのか丸善ジュンク堂にチラ見

	21世紀の資本
	山形浩生,守岡桜,森本正史
	みすず書房

こっちは内容的にもお値段的にもうちには絶対無理、みたいな
本でした。

	トマ・ピケティの新・資本論
	村井 章子
	日経BP社

こっちだったらいけるかなと思って、先に買ってあるサンデルさんの
本とか読ませた後に買う方向でいきたいなと思っています。

親子してある程度、思想というものを確立していきたいなと思って
いるところです。（私が思うにはこれからは富裕層でないのに
ある程度の学歴とか就職とかを手にしようと思えば、そのあたりの
理論武装ができているほうがいいと思えるのです。）

明日、明後日とＮｏｎｅは試験本番です。社会が試験範囲のプリントを
もらうのが遅くなったので、（試験前ギリギリみたいに渡された）
明日の科目はほぼ仕上がっていると思われるので、そのおさらいと
社会の勉強をＮｏｎｅはする予定です。

昨日はＮｏｎｅのプリントの記憶できてるかどうかを調べるために
Ｎｏｎｅにプリントを渡されて質問することと答え合わせを頼まれて
ほとんどオルテガ読めませんでした。今日も社会で頼まれる予定
なので、読書が進められる自信はあまりありません。

だいたいこんな感じです。
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