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Sちゃんのお墓参り

2012-06-10 06:30:57 | IN THE HOSPITAL
・・・・お弁当を作って行く。といっても大したことはできなかった。
千行主婦を30年近くやっているけど家事一般は大嫌いで、お食事を作るだけでも何時間もかかってちょこっとしかできなかったりするんだ。

結局 煮物と、竹輪ときゅうりの梅シソまき、( 勝手に命名。竹輪の中にきゅうりの細切りとシソと梅肉を入れてみただけ )、きゅうりとくらげの和えもの、あとはおにぎり(二種)のみ。お茶を作ったのに持っていくのを忘れ、結局は買うはめになったり、いつも無駄をできるだけはぶくつもりでいても何かしら持っていくのを忘れることが多い。

交通費だけでも結構かかるので昼食代は浮かせたい。
ずっと以前は、違う病棟の婦長さんに、”I ちゃんに、絶対金銭的な負担をかけないように!”と固く固く言われていたけれど、経営者がかわってから院内の規則もちょっとゆるい感じになってきたので気も楽になってきた。

一昨日 元、工場のお仲間のMさんがごっそりお菓子をくださったので、まりこちゃん(あだな)と Iちゃんにも少しづつ持っていった。まりこちゃんは今回誘えなかった。 S ちゃんが亡くなったことを伝えていないからだ。

>待ち合わせの駅に 10分前についたのだけれど、I ちゃんはすでに来ていた。
電車内 なんだかんだとお喋りをする。
教会のA牧師の話になった。I ちゃんは金銭的に余裕がないけれど、日曜日のミサにわざわざ出かけていく。これまた交通費がバカにならないんだ。

例え出かけても”忍の一字”っていっちゃあ申し訳ないけれど、なんたってお説教が長すぎて疲れる。(I ちゃんに理解できるわけないじゃん )とか思ってしまう。そのあたり A牧師はわかっているんだかいないんだか・・・。
この度も?A牧師は「 S ちゃんのお墓参りは S教会の人に任せておけばいいのよ。」と言ったらしい。(そんな時間とお金があるなら教会にいらっしゃい。とい意味だと思う。)そういう発言を聞くと、(ちょっと違うよな~)って思う。
牧師さまだけど、結構自己中な方だとワタシは思っている。

大体 キリスト教などなど・・宣教をする人の ”自分は絶対正しくて、あなたがた迷える子羊を救ってさしあげようと思います。”的な行為・言動はどうにも鼻につく。そこにいくと、我が敬愛する ●木神父や Sr、○岡は全然ちがうよな~ と思う。やっぱりホンモノの人達って自分が、先ず、ひたすら、ひたむきにやっているから、神様だって大いなるお恵みを与えてくださるのだろうし、人々もついてくるんじゃあないかなあと思う。

>熱い日になった。お茶屋さんで、I ちゃんにお線香を買ってもらう。手桶とお水を拝借するので、これくらいは買わないとまずいだろう。お花は買っていくとおよそ半額ですむ。

まずは I ちゃんちのお墓に行く。
ところが行ってみると、まだまだきれいなお花が供えてあった。( お母様がいらしたんだ。)お母様は確か 90代半ば。足腰は弱くはなったけれど、まだまだお元気でいらっしゃるらしい。
I ちゃんの病院生活は、このお母さんの年金と妹さんの稼ぎで支えている。おうちがあるので、Iちゃんは ”福祉”という名で呼ばれている社会保障をうけることができない。

福祉をうけたいのであれば、家を売ってからにしなさい。ということのようだ。汚い手を使って、税金を猫ばばしている人々がいるのに・・・と思うとちょっとくやしいけど、ま、これも仕方がない、世の中とはそういうものなのだろう。
疑問 )なぜ ネコと婆( ババ )で、{いや 糞(ババ)こっちなのか?} 犬と爺( ジジ )ではないのか?

>S ちゃんのお墓にいく。墓石をみると、Sちゃんのあと10名の方がなくなられていた。Iちゃんは、主のいのりのあと、讃美歌 ?番を歌ってくれた。なかなか素敵な詩だった。ワタシはいつもの ”いつくしみ深~きともなるイエスは~の歌 ♪~”。それから”千の風になって”を歌った。
広い墓地、他に参る人がいないから 大きな声で歌う。結構気持ちがいい。

>お墓参りをすませ、お茶屋さんで ずうずうしくベンチをお借りして昼食。煮物は時間差で作りあげたので なかなかおいしく仕上がったと思う。I ちゃんはとても喜んでくれた。そりゃあ 「 まずいです。」とはいえないだろうが、こうして喜んでいただけると、とっても嬉しい。

お茶屋さんをあとにして、電車に乗って移動。いよいよ、おたのしみの時間。

I ちゃんに奢ってもらう。マックのシェイク。100円が嬉しいね。
この日、お金に余裕ができたので、I ちゃんは、落ち着いたグリーンのTシャツを買うことができた。この街のビルのワンフロア―に”しまむら”というお店ができたのだ。
店内は結構混んでいた。しかし、ワタシは弘明寺さんにある”ヌマヤ”さんのほうが安くて掘り出し物があるように思う。

>I ちゃんをバス停まで送る。
 このバスに、重い足を引きずりながら何度となく乗り込んだ遠い過去を思いだす。
ワタシはいつだって瞬時にして 呪いびと(のろいびと)になれると思う。
だけど、間違いなく 「 人を呪わば 穴二つ 」 なのであって、悪しき思い(気)は出来るかぎり速く流すことが賢明な生き方なのだろう。

>写真は Sちゃんのお墓から見下ろせる 横浜の墓地。( 広すぎますから~~。)




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