おはようございます。こちら横浜。夜明け前~
18日でかけた。病院。
新入りの若いかわいい女の子一人。動かない目。動かない表情。親御さん悲しいだろうな。
Iちゃん私を見つけて、Sちゃんに声をかけてくれる。
Sちゃん喜んで走ってくる。
「走っちゃあ だめだよ!」思わず声をかける。頭にIちゃんがくれたっていう毛糸の帽子をかぶっている。
実は彼女達は病棟を変わる。近々お引越しをするのでその折貸していたテープレコーダーが壊れてはいけないので一たん取りに来てくれないか?という要望がSちゃんからあったんだ。
Sちゃんいつものようにコーヒーを用意してくれる。なぜか今日は二人分。Iちゃんは病院のお茶。コーヒーを買うお金がきれているのか、只今お茶が飲みたいのか、二人が喧嘩をしたのかはは分からないけれど多分お金の問題かな?
今日はお金の受け取りをする日だから二人ともに忙しい。何回か席を立つ。
一人 用意してもらったコーヒーを飲みながら・・・
いろいろな人が行きかうのを眺める。
からくりお人形さんやってくる。今まで気づかなかったのだが足がはりがねのように細い、今日はリューマチはいたまないらしく くるくるとよく動く。昔本が大好きっだったと聞いたことがある。本棚の所で座る。
最初 どこから聞えてくるのかわからなかったのだけれど、めちゃくちゃ低いおっさんのような声だ。何だか怒っているようにも聞える。
そういう姿を見ると私は 肉体という入れ物の中に違う人格が入り込んでいるという印象をどうしても拭い去ることができない。それが誰なのかはわからないのだけれど闇の中でもがいている誰か、その魂がその肉体を占領している。そんな風に感じられるんだ。
Sちゃんは録音したテープを届けたらとっても喜んでくれた。小さい音でかけて いろいろ説明をする。Sちゃんはリズムをとりながら目を輝かせる。その目を見る時 私は本当に幸せだと思うんだ。
この贈り物が、二人にとって一番嬉しいんじゃあないのかな?二人とも歌が大好きだからね。
それから もう一つ・・・差し入れの一袋198円の230g入りのチョコラアソート。広告の安い品。一個づつ食べることができるから具合いがよい
Iちゃんうれしそう。
「いいんですか?」
「クリスマスプレゼントだからね。バス代より 安いから・・・。」Iちゃんのこころの負担にならないようにと思うけれど、どうすればよいのかは よくわからないのが現状。
音楽を聴きながら楽しくおしゃべりしてたところに、乱入者。Sちゃんいかりモードで看護婦さんに訴える。看護婦さんやさしく諭してくれるも こまったちゃんそのまま勝手に着席。この人が噂のこまったちゃんなのに違いない。
そのこまったちゃんは大きな声でいろいろ私に助言してくれる。おかげでテープのタイトルを書き間違えた。
今日は一週間分のお金がおりる日なのでお金の計算をしなくてはならない。Iちゃんはあっという間に計算を終える。支出はごくわずかだから・・・。
二人で話す。
例のクリスマスコンサートにいくのをやめようか、どうしようか?考えている。この日を指折り数えて待っていたんだ。問題はおそらくお金。
足がない。タクシーには乗れないし・・・。
「何とか考えてみるからね、絶対にいこうね!」とは言ったものの・・・。名案はない。何とかしたいけれど・・・。
引き取る予定だったカセットレコーダーをSちゃんが持ってくる。お菓子の缶に入っている。
「これやっぱり置いていくよ。タオルかなにかある?それに包んで運んでね。」
院内 看護婦さんたちは忙しいんだ。
>金ちゃんの病棟へ移動・・・
面会は今日で3回目となり扉はすぐに開かれた。
しばらくして金ちゃんでてくる。
外泊が可能になったらしい。よかった よかった。ホントによかった。
話をきけば、娘さんは看護婦さんをしているらしい。娘さんのはからいによってことがスムーズにすすみ、あと一ヶ月もすれば退院できるかもしれないらしい。節分そのあたりが境目なのかな?気の変わるとき。
わたしはその話を聞いて、他人様(=金ちゃん)のことなんだけれど嬉しくて思わず涙が出た。院内は絶対泣かない!って決めているけど・・・何だかなけた。
その苦しさはやったもんじゃあなきゃあわからないと思う。絶対にね。
がんばったね!ホントに頑張ったね!
薬の副作用で ちょっと体が震えていたけれど退院はもうすぐだ。もう仕事しないでゆっくりするんだよ。
お金があることは幸せなことだ。だけど『分』をこえていたならばそのしわ寄せが、ひずみがどこかにくるんだ。そのお金を何に、どのように、使うのかが問題なのだと思う。
自分の星の中に無いもの(例えば 財)を追いかけても いつかどこかに無理がきて破綻するんだと思う。お金をためこんで「気」がよどむ場合だってあるんだ。自分のかわいいわが子のために・・・って思ったって いのちと引き換えだったりしたらどうするんだろう?
だけど そこからはよそ様の問題。立ち入るべきではないかもしれない。
わたしがここまで倒れてきた原因は、やしなっていてもらってこんなこと言うのは申し訳ないけれどとうちゃんの星の影響が半分。とても重い星だ。
この先何を伝え 何を受け入れ どうやって進むべきなのか?そのなぞは少しづつ解けつつある。
わたしがたおれなければ子ども。子どもが倒れてからでは遅いんだ。そんなことも思う。
うらなり占いの世界は そんなに甘くはないんだ。
18日でかけた。病院。
新入りの若いかわいい女の子一人。動かない目。動かない表情。親御さん悲しいだろうな。
Iちゃん私を見つけて、Sちゃんに声をかけてくれる。
Sちゃん喜んで走ってくる。
「走っちゃあ だめだよ!」思わず声をかける。頭にIちゃんがくれたっていう毛糸の帽子をかぶっている。
実は彼女達は病棟を変わる。近々お引越しをするのでその折貸していたテープレコーダーが壊れてはいけないので一たん取りに来てくれないか?という要望がSちゃんからあったんだ。
Sちゃんいつものようにコーヒーを用意してくれる。なぜか今日は二人分。Iちゃんは病院のお茶。コーヒーを買うお金がきれているのか、只今お茶が飲みたいのか、二人が喧嘩をしたのかはは分からないけれど多分お金の問題かな?
今日はお金の受け取りをする日だから二人ともに忙しい。何回か席を立つ。
一人 用意してもらったコーヒーを飲みながら・・・
いろいろな人が行きかうのを眺める。
からくりお人形さんやってくる。今まで気づかなかったのだが足がはりがねのように細い、今日はリューマチはいたまないらしく くるくるとよく動く。昔本が大好きっだったと聞いたことがある。本棚の所で座る。
最初 どこから聞えてくるのかわからなかったのだけれど、めちゃくちゃ低いおっさんのような声だ。何だか怒っているようにも聞える。
そういう姿を見ると私は 肉体という入れ物の中に違う人格が入り込んでいるという印象をどうしても拭い去ることができない。それが誰なのかはわからないのだけれど闇の中でもがいている誰か、その魂がその肉体を占領している。そんな風に感じられるんだ。
Sちゃんは録音したテープを届けたらとっても喜んでくれた。小さい音でかけて いろいろ説明をする。Sちゃんはリズムをとりながら目を輝かせる。その目を見る時 私は本当に幸せだと思うんだ。
この贈り物が、二人にとって一番嬉しいんじゃあないのかな?二人とも歌が大好きだからね。
それから もう一つ・・・差し入れの一袋198円の230g入りのチョコラアソート。広告の安い品。一個づつ食べることができるから具合いがよい
Iちゃんうれしそう。
「いいんですか?」
「クリスマスプレゼントだからね。バス代より 安いから・・・。」Iちゃんのこころの負担にならないようにと思うけれど、どうすればよいのかは よくわからないのが現状。
音楽を聴きながら楽しくおしゃべりしてたところに、乱入者。Sちゃんいかりモードで看護婦さんに訴える。看護婦さんやさしく諭してくれるも こまったちゃんそのまま勝手に着席。この人が噂のこまったちゃんなのに違いない。
そのこまったちゃんは大きな声でいろいろ私に助言してくれる。おかげでテープのタイトルを書き間違えた。
今日は一週間分のお金がおりる日なのでお金の計算をしなくてはならない。Iちゃんはあっという間に計算を終える。支出はごくわずかだから・・・。
二人で話す。
例のクリスマスコンサートにいくのをやめようか、どうしようか?考えている。この日を指折り数えて待っていたんだ。問題はおそらくお金。
足がない。タクシーには乗れないし・・・。
「何とか考えてみるからね、絶対にいこうね!」とは言ったものの・・・。名案はない。何とかしたいけれど・・・。
引き取る予定だったカセットレコーダーをSちゃんが持ってくる。お菓子の缶に入っている。
「これやっぱり置いていくよ。タオルかなにかある?それに包んで運んでね。」
院内 看護婦さんたちは忙しいんだ。
>金ちゃんの病棟へ移動・・・
面会は今日で3回目となり扉はすぐに開かれた。
しばらくして金ちゃんでてくる。
外泊が可能になったらしい。よかった よかった。ホントによかった。
話をきけば、娘さんは看護婦さんをしているらしい。娘さんのはからいによってことがスムーズにすすみ、あと一ヶ月もすれば退院できるかもしれないらしい。節分そのあたりが境目なのかな?気の変わるとき。
わたしはその話を聞いて、他人様(=金ちゃん)のことなんだけれど嬉しくて思わず涙が出た。院内は絶対泣かない!って決めているけど・・・何だかなけた。
その苦しさはやったもんじゃあなきゃあわからないと思う。絶対にね。
がんばったね!ホントに頑張ったね!
薬の副作用で ちょっと体が震えていたけれど退院はもうすぐだ。もう仕事しないでゆっくりするんだよ。
お金があることは幸せなことだ。だけど『分』をこえていたならばそのしわ寄せが、ひずみがどこかにくるんだ。そのお金を何に、どのように、使うのかが問題なのだと思う。
自分の星の中に無いもの(例えば 財)を追いかけても いつかどこかに無理がきて破綻するんだと思う。お金をためこんで「気」がよどむ場合だってあるんだ。自分のかわいいわが子のために・・・って思ったって いのちと引き換えだったりしたらどうするんだろう?
だけど そこからはよそ様の問題。立ち入るべきではないかもしれない。
わたしがここまで倒れてきた原因は、やしなっていてもらってこんなこと言うのは申し訳ないけれどとうちゃんの星の影響が半分。とても重い星だ。
この先何を伝え 何を受け入れ どうやって進むべきなのか?そのなぞは少しづつ解けつつある。
わたしがたおれなければ子ども。子どもが倒れてからでは遅いんだ。そんなことも思う。
うらなり占いの世界は そんなに甘くはないんだ。