Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【日】鞄が欲しい

2006-09-12 23:34:54 | 革・かばん
ロジクールのコードレス・マウス(ちなみに、マイクロソフトはワイヤレス・マウス)はアマゾンで購入しましたが、我家に荷物が届けられたとき、ペリカン便の配達員はアマゾンの箱を3個抱えていたそうです。みんな利用してるんですね。

今回買った書籍は2冊。1冊は音楽関係の英書で、もう1冊が古山浩一氏の『鞄が欲しい』。
副題に「万年筆画家が描いた50のカバン遍歴」とあるように、古山浩一氏は「万年筆の達人」の著者です。

この『鞄が欲しい』は、古山氏のカバン遍歴を紹介した文庫本で、ひとつひとつのカバンに氏の素晴らしいイラスト(もちろんカバンの)が添えられ、そのカバンとの出会いがユーモア溢れる文章で紹介されています。
革製もあれば布製もあり、ヨーロッパのブランド品もあれば日本の小さな工房によるカバンもあり、という具合で幅広く紹介されてますが、氏のカバンに対する鑑識眼というか選択基準が見えてきます。
万年筆を持ち歩くための万年筆カバンなどという、誠に「らしい」カバンも紹介されています。

ひとつのカバンについてイラストが見開き1ページと文章が同じく見開き1ページという構成のために、せっかくのイラストが分断されてしまっているのと、ユーモアあふれる文章が短いのが残念ですが、大変楽しく読めました。
「万年筆の達人」に続けて『鞄の達人』なんて本が出版されたら是非読んでみたいですね。
出版元は文具ファンにはおなじみのエイ出版です。

今欲しいと思っているカバンが2つも紹介されていてドキッとしました。さあ、どうしよう。



【物】コードレス・マウス

2006-09-11 23:23:58 | 物欲・買物全般
RHODIAのクリック・ブロックを調達した翌日、どんぴしゃのタイミングでアマゾンから新しいマウスがやってきました。

購入したのは、ロジクールのコードレス・マウスで、製品名は、Logicool V200 Cordless Notebook Mouseです。

ロジクールは、マウス出荷世界一らしいです。ソフトくらいは追加で入れますが、パソコンは基本的に買ったまま使う人間なので、ロジクールという名前も知りませんでした。この会社名を知ったのはブンキチさんのブログでした。

2006年7月12日 こだわりマウス (ブンキチ/ブンキチさん)

ブンキチさんのエントリーを拝見していて、そうだ、自分もコードレスマウスにしよう!と急遽思い立ったわけです。

ノートパソコンに付属の有線マウスに何の不満も無かったんですが、理由は今のパソコンのレイアウトなんです。
手前から見て、マウス用のUSBポートがCD/DVDドライブの向こう側にあるので、ディスクを出し入れするたびにトレイがマウスのコードに引っかかります。
このイライラ感を解消するためにコードレス・マウス導入を決断したわけです。

あれこれ検討しました。ロジクールかマイクロソフトかかなり迷いましたが、なにせ「マウス出荷世界一」ですから(笑)
や~コードレスっていいですね。1本コードが無くなっただけなのに、パソコン周りがすっきりしたような気がします。

 ⇒ 

しかし、このV200には不満もあります。
まず、なにはさてはおき、とにかく、「重い」。小さなマウスに単三電池を2本も背負わせるので仕方ないかもしれませんが、今までの有線マウスとは比較にならない重さです。測ってみたら有線マウスが約80g、V200は約120gもありました。
比較するとき、マウスや受信装置の大きさはしっかりチェックしたんですが、正直マウス自身の重さはノーケアだったんですよね。
ブンキチさんのは単四2本なんですね。やっぱり高級品は違うな~。

それと、上部の盛り上がりのせいで、ちっちゃな手の私にとってはちょっとクリックボタンが遠いです。マウス自体はそれほど大柄ではないんですけどね。

慣れの問題もあると思うので、少し使ってみます。
いくら重いとはいっても腱鞘炎にはならないでしょうし(笑)

【文】RHODIA クリック・ブロック

2006-09-08 23:38:21 | 文具(ノート・紙類)
皆さんおなじみのRHODIAのなかではちょっと異色のクリック・ブロックです。

正式名称は、「RHODIA ADVANCED CLIC BLOC」で、日本での製品名は「マウスパッド 5mm方眼」です。クオバディスのウェブサイトでは、ロディアの中の5mm方眼ノートに分類されていました。

マウスパッドは使っていないんですが、光学式のマウスのため、切り抜いた新聞記事だとか雑誌の上で走らせてます。
しかし現在の有線マウスではちょっとした不都合があり、ワイヤレスのマウスを新調することにしたので、ちょっと見栄えの良いマウスパッドとしてこのクリック・ブロックを選びました。

マウスとペンのイラストの書かれた表紙をはがすと5㎜方眼が現れます。
もちろん紙なので、自由にメモも出来る、というのがこのクリック・ブロックの優れた点ですね。用紙は30枚あるので、汚れたらピッとはがしてまたきれいな面が使えるというわけです。マウスの滑りは申し分ありません。

サイズは横23cm、縦19cmで、マウスパッドとしてはちょうど良い大きさで、メモはたっぷりできそうです。
用紙は向かって左と下の2辺が糊付けされており、マウスを滑らせている間に不用意にはがれたり、めくれたりしにくいようになっています。

裏表紙には滑り止め加工がされているので、机の上でクリック・ブロック自身が動いてしまうということはありません。

というわけでなかなか良くできているクリック・ブックですが、意外だったのは、5㎜方眼の罫線が通常のロディアの淡いパープルではなく、薄いグレーだったことです。

さあ、あとは新しいマウスを待つばかり。楽しみです。




【音】ゾンビーズ

2006-09-07 23:24:13 | 音楽
ゾンビーズ(The Zombies)のアルバム、初めてちゃんと聴きました。

今回聴いたのは、ポップ・サイケの名盤の誉れ高い"Odessey and Oracle"にボーナストラックがたっぷり収録されたCDです。

これはすばらしいアルバムですね。
ハードロックからプログレにいってしまった人間にとっては守備範囲外でしたが、知らないというのはまったく恐ろしいことです。

1967年に、かのアビーロード・スタジオで、ビートルズの「サージェントペッパーズ~」に続いて録音されたそうですが、楽曲の出来が良く、完成度も非常に高いです。日産自動車のティーダのCMで流れている超有名曲「二人のシーズン」(原題 Time of Season)も収録されています。

全曲「夏」を感じさせる甘く切ないポップ・ロックで、文句なく楽しめます。
歌詞もシンプルだし、なんとなく曲の中身がわかります。
ただし、そこは英国。ボーカル(この人天才!)などに湿り気が感じられ、英国ロック好きにはたまりません。
全体としては、サイケという言葉がぴったりきますが、サイケというわかりにくい言葉とか、極彩色のジャケットなどに惑わされずに、できの良い曲とメランコリックなボーカルを楽しんでほしいアルバムです。「ロックが苦手」な人にもお勧めです。
ちなみにこのサイケという言葉、私は「白昼夢のような感じ」と理解しています。

ライナーノーツによると、当時はこのアルバムも「二人のシーズン」もまったく話題にならなかったそうです。なるほど、だからオリジナル盤は目玉が飛び出るほど高いのね。
このアルバムが売れなかったとは、60年代後半て本当にとんでもない時代だったんだなあ、と改めて実感してしまいます。

まだまだ聴くべきものがある、というのは悪くない気分です。

【文】100円電動字消し

2006-09-06 23:26:35 | 文具(その他)
1週間の休みが明けて出社したら、色々な人から「お待ちしてました~」なんて猫撫で声で迎えられ、月曜日からいきなり超怒級の重たい仕事を仰せつかってしまったアルマーニです。
休みの間、一度も仕事のことを思い出さなかった罰でしょうか・・・やれやれ。

さて、電動消しゴムです(字消しという言葉にどうも馴染めない)。ミニサイズではありますが、なんと100円です。
夏休みの間に立ち寄ったダイソーで見つけました。

早速電池を入れるために中を開けてみると・・・
うっ、やっぱりおもちゃに入れるようなモーターの先に棒状の消しゴムをつけるという思ったとおりの単純な構造でした。さすが100円。
大袈裟に電動消しゴムなんて言ってみても、モーターで振動する消しゴムと考えれば十分100円で作れるのかもしれませんね。

スイッチ部分の質感がもう少し良ければなあ、という感じがしますが、製図コーナーなどで見かけるものは大柄なものが多いので、ペンケースにも入れられる全長10.5cmのこのミニサイズの電動消しゴムはなかなかポイントが高いかも。
交換用の消しゴムが5個もついているのもポイントが高いですね。

問題点は・・・
モーターのトルクが弱いせいか、はたまた使った電池が使いかけだったせいなのかはわかりませんが(たぶん前者)、紙に強く押し付けると止まってしまうことです。
これって致命的なようにも感じますが、騙し騙し使えばなんとか文字は消えます・・・って何で私が言い訳してるんでしょうか(笑)

まあ、あまり期待せずにお近くのダイソーで見つけたら使ってみてください。何せ100円ですからね。


【無】持ち歩ける整理ポーチ

2006-09-05 23:50:28 | 無印無間(限)地獄
昨日から使い始めたdan gentenで購入した馬革製「くもの巣」ブリーフ。
今のところ、面と向かって批判する人はいませんが、好奇の視線が痛いほど突き刺さってきます(苦笑)

dan gentenのバッグは内側が布製で、主室には大き目のポケット2つとジッパーのついたポケットがついていますが、やはり小物類の収納には困ります。

そこで、小物の収納ができるポーチを探していたときに見つけたのが、ネットストアで見つけた無印良品の新製品「持ち歩ける整理ポーチ」。無印の商品紹介をそのまま書いてみましょう。

『かばんの中のこまごましたものをすっきりまとめるポーチをつくりました。そのまま持ち運べるのでかばんを変えるときに便利。財布や定期券・携帯電話など、毎日持ち歩く物をかばんの中で迷子にさせません。』

まさにこのとおり。
長さ28cm、高さ15cm、幅6cmで、ジッパーや蓋が無いので収納力は十分です。



表側には大きなジッパーポケット、裏側には、大きな差込みポケットが2つとペンを差すのにちょうど良いポケット。そして内側に大中小3つの差込み式のポケットがあります。
上部には、細めですが持ち手がついていて、このまま持ち運ぶこともできるようになっています。



色は外側×内側のバリエーションで、黒×ベージュ、ブラウン×ピンク、カーキ×グリーン、サックス×薄いグレイ、グレイ×薄いグレイがありましたが、黒×ベージュと迷った末、グレイ×薄いグレイを選びました。
デザインは女性向きだと思いますが、まあ気にならない範囲です。

さて、これですっきり小物を収納して「くもの巣」ブリーフで出勤だ!・・・と思ったら明日は雨みたいですね。
おとなしくナイロンバッグで出勤します。


【物】Paul Smith SPACE

2006-09-04 23:38:28 | 物欲・買物全般
表参道では、ヒルズの他にもう1軒行きたい店がありました。それが、Paul Smith SPACEです。

ポール・スミスは、ターゲット・ラインごとに分けた店舗展開をしていますが、このSPACEは初の複合店として、この3月に青山にできたお店です。

頭の中の地図を頼りに探しましたが、だんだん住宅街に近づいてる感じで道を間違えたかと思いました。
平日のしかも午前中ということもあって、他にお客さんはおらず、じっくり見てきました。
やっぱりポール・スミスのちょっとポップな感じの小物類は目の毒というか、本当に魅力的でした。
シンプルながらも洒落た感じの総ヌメ革のショルダーとか、白の太いストライプが走った二つ折りの黒革の財布など、彼の好きなロック・テイストも感じられて思わず手を出しそうになりました。

結局、買ったのはウェブサイトでも買える"Paul Smith SPACE"のロゴの入ったTシャツ1枚だけでしたが、また是非行ってみたいです。

どこの店舗の店員さんも、ファッショナブルですが、客を見下さず、良い意味でフレンドリー。それもポール・スミスが好きな理由のひとつです。


【物】フロシキシキ

2006-09-03 23:43:23 | 物欲・買物全般
表参道ヒルズでは、もちろんデルフォニックスとかBEYESとかも見て回ったんですが、特に欲しいものは無し。

そこで、デルフォニックスの前で、表参道ヒルズのマーク入りのキャンディなどを売っているOmotesando Depotというワゴン式の売店で、一番小さなサイズのフロシキシキ(FUROSHIKI SHIKI)を買ってきました。

フロシキシキは、日本の風呂敷をヒントに作られた透明のビニール素材を組み立てて作ったポーチのようなものです。素材の粘着性のおかげで畳むと素材同士が密着してポーチのような形を保持するというわけです。風呂敷ほど柔軟性があるわけではないので何でも包めるというわけではありませんが。

ベロンと広げてみるとこんな感じ↓



今回これを買った目的は、iPod nanoのケース。
しかし、そもそもiPod nano専用というわけではないので、少しケースのほうが大きいし、なによりヘッドホンジャック用の穴も無ければスライド式のロックスイッチの部分も穴が開いてません。

さあ、どうしよう。
一旦はクローゼットにしまいかけたんですが、意を決して、ヘッドホンジャックとロックスイッチ部分をカッターで切り取ってしまいました。
これまでの革製のケースに替えてしばらくこの薄型のケースを使ってみることにします。でもずっとこのケースを使うことは無さそうです。
ちょっとした気分転換という感じでしょうか。


【物】 dan-genten

2006-09-02 18:19:20 | 革・かばん
昨日は今週最後の平日ということで、表参道まで行ってきました。

強い雨の中、まずは表参道ヒルズへ行き、革鞄・小物のdan-gentenへ。
dan-gentenは、以前ブックカバーやブレスレットを買った銀座のgentenの男性版だそうです。
男性版といってもユニセックス的なデザインも多くて、甘いデザインを嫌う女性がブリーフケースやトートを買いに来ることも多いそうです。
聞き漏らしたけど、dan-gentenの"dan"はやはり男性のダンかな。

目的はブリーフケースだったんですが、ペンケースなどもいいものがあって目移りしましたね。

シンプルで革の素材感が伝わるようなブリーフケースを選びかけたとき、連れから「このデザインステキ!」の声が。

見ると確かにデザインは「ステキ」ですが、お堅い会社のサラリーマンにはとても持てるようなバッグではありませんでした。
しわ加工した「馬革」をワックスで仕上げてあるようで、なんか蜘蛛の巣のようにもやもやした色合いです。
ベースは濃茶のようですが、全体的に白っぽく見えます。

しかし、連れはこのバッグにご執心のようで、盛んに「ステキ」を連発し、店員さんの「新作です」の声がこれを後押しします。
今回の買物は一応誕生日プレゼントということもあって、最終的には連れの意見に従うことにしました。

家に買ってあらためてチェックしてみると、やっぱりダークスーツにはとても合いそうも無いですね。

かなり「挑戦的」なこのバッグ。
私、アルマーニは週明けにこれを下げて会社に行けるのでしょうか?(苦笑)






【文】INOXCROMクローン

2006-09-01 21:28:11 | 文具(ペン)
買ってからそれほど時間が経っているわけではないですが、あっという間にロディア11番のお供として無くてはならない存在になってしまったイノックスクロムのミニサイズのゲルペン。

もう、それこそ毎日使いまくっております。

そんなINOXCROMのクローンともいうべき100円ペンの存在を知ったのは、ご存知luckumarimoさんのブログでした。

早速最寄のダイソーに飛んで行った私でしたが、発見できず。
それが先日行った浅草六区近くのダイソーで発見しました!
もう商品としては終わりなのか、色はブルーとレッドしかありませんでしたが、1本ずつ買ってきました。

それにしてもよく似てますね~、INOXCROMに。
長さといい、キャップの形状といいもうこれはINOXCROMだ!と断言しても良いくらいです。



でも違いもいろいろとあるようです。
まずは、軸にシルバーで書かれたSIGNPENの文字とストライプ。これは何も装飾の無い本家の方がスマートで良いですね。
特徴的なキャップの形状はまったく同じと思われますが、キャッチの部分の形状が異なっていて、それぞれのキャップとペンを交換してみると互換性が無いことがわかります。

そして最大の違いは、書ける線の太さです。
クローンはパッケージに0.5mmと書いてあるとおり、本家と比べると明らかに書ける線が細いです。
この100円ペンは、その出来やインクの色からみて単なるコピー商品ではなく、INOXCROM製の別バージョンという気はしますが、線の太さまで変えるか?という謎は残りますね。




私の場合は、本家の線の太さが好きなので、これからもそちらを愛用すると思いますが、細かい字を書く場合もあるので、黒があれば買っておきたいですね。
それにしても"SIGNPEN"という銀色の装飾は余計だな。