こんばんは!
昨日は、お昼をご一緒することと、2か月分溜まっているはずのお互い話したい事数々のご披露?のために、この数年ずっと交流を続けている友人がやってきてくれました。
期せずして同じ感覚があるのは、地震疲れといいますか、地震鬱といいますか、が意外に根が深いことでした。
何を食べても美味しいと感じられない、嬉しい気持ちを忘れた、なにかするためのモチベーションがない、など、同じ感覚を持て余している二人の老いた姿がありました。
そのまた前日に、玄関先にお届け物をくださったのは、息子のお嫁ちゃんのご両親。お母上さまのお兄さんが、先代から受けついた〇生堂化粧品と洋装品とのお店を経営していらっしゃるのですが、その場所こそが当市でもっとも液状化の厳しかった被災地です。直接お見舞いも申し上げてもいないのです(もともとお付き合いなし、ごくまれにお買い物)が、何時も気がかりでした。お嫁ちゃんのお母上さまにとっては実家となります。そしてお兄さんの奥さまが滑川というところから嫁しておられ、そこのホタルイカの漁業権?を相続したために、この時期ホタルイカ漁にいらっしゃるとか。で、そのとれたてのホタルイカ(生)をわが家にまでお届けくださったというわけです。正直私はこのホタルイカが好きではありませんが、有難くいただきました。お嫁ちゃんのご両親にさえ年一度もお会いしない昨今ですので、むにゃむにゃとご挨拶といつもお取り寄せしている京都美好園のお煎茶をお返し代わりにお出しし、ホタルイカをとってきてくださったご実家にもお託しました。
その時のせつなく、辛い短時間ながらの近況についての話も重くて、簡単に忘れられません。
いつ解決できるか定かではない復興へ向けての取組、傾いた家を新しくする以前に地下の状態は、個人の能力をこえた、自治体ぐるみの予測できない過去に経験しない災難なのです。
さて、昨日は、そんなこんな、日ごろの暗く重苦しい気持ちをさんざんぶちまけているうち、友人と私はどんどん元気になっていきました。
友人の提案で、陋屋のあちこちを写真撮りながら見ましょうと今さらながら、おうちの探検。
ありあわせのお花でも水あげよろしく活けたお座敷はいつものことなので、割愛します。
最後に茶室もどきの小部屋へ、ということで、その部屋へは躙り口を通るやり方で、直接庭からも行けますが、お昼のせいでお腹が縮まらないから、キッチンを通って行きました。
「この食器戸棚も倒れず、中のものも動かず、この150歳のおうち、どうなってんの。戸棚はカリモクだったのがよかったのね」とは、友人の弁。
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水屋も変わることなくこうして置かれたままになっています。
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大分薄暗くなって、もともと写真撮影の能力欠落の私では手に負えません。友人は県都在住で、バスと電車乗り継いできてくれており、そろそろ帰還しないと、とのこと。
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「こうして何事もなく変わらぬ空間に身を委ねて、大切なものが何なのか、よーくわかったわ!」
と、友人は、私の背中をポンポンと叩いて、去ってゆきました。
来月もまたきっと、お会いしましょうね。萌黄色の葉っぱもそのころは濃くなっているはず。私たちが今できることを真摯にやっていきましょう。
去ってゆく友に感謝いっぱいに手をふりました。
以下は、追記になります。
今日は、ささやかながら、責任のある仕事を終えて図書館にも寄りました。
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こんなに大部の本ですが、急に読みたくなって2冊重みに耐えながら借りてきました。5月8日が返却日です。4月は25日、来月は8日にバイオリンのレッスンもお約束していますので、大変なことは承知していますが、珍しく明るい気持ちで自分の課題を眺めています。
昨日は、お昼をご一緒することと、2か月分溜まっているはずのお互い話したい事数々のご披露?のために、この数年ずっと交流を続けている友人がやってきてくれました。
期せずして同じ感覚があるのは、地震疲れといいますか、地震鬱といいますか、が意外に根が深いことでした。
何を食べても美味しいと感じられない、嬉しい気持ちを忘れた、なにかするためのモチベーションがない、など、同じ感覚を持て余している二人の老いた姿がありました。
そのまた前日に、玄関先にお届け物をくださったのは、息子のお嫁ちゃんのご両親。お母上さまのお兄さんが、先代から受けついた〇生堂化粧品と洋装品とのお店を経営していらっしゃるのですが、その場所こそが当市でもっとも液状化の厳しかった被災地です。直接お見舞いも申し上げてもいないのです(もともとお付き合いなし、ごくまれにお買い物)が、何時も気がかりでした。お嫁ちゃんのお母上さまにとっては実家となります。そしてお兄さんの奥さまが滑川というところから嫁しておられ、そこのホタルイカの漁業権?を相続したために、この時期ホタルイカ漁にいらっしゃるとか。で、そのとれたてのホタルイカ(生)をわが家にまでお届けくださったというわけです。正直私はこのホタルイカが好きではありませんが、有難くいただきました。お嫁ちゃんのご両親にさえ年一度もお会いしない昨今ですので、むにゃむにゃとご挨拶といつもお取り寄せしている京都美好園のお煎茶をお返し代わりにお出しし、ホタルイカをとってきてくださったご実家にもお託しました。
その時のせつなく、辛い短時間ながらの近況についての話も重くて、簡単に忘れられません。
いつ解決できるか定かではない復興へ向けての取組、傾いた家を新しくする以前に地下の状態は、個人の能力をこえた、自治体ぐるみの予測できない過去に経験しない災難なのです。
さて、昨日は、そんなこんな、日ごろの暗く重苦しい気持ちをさんざんぶちまけているうち、友人と私はどんどん元気になっていきました。
友人の提案で、陋屋のあちこちを写真撮りながら見ましょうと今さらながら、おうちの探検。
ありあわせのお花でも水あげよろしく活けたお座敷はいつものことなので、割愛します。
最後に茶室もどきの小部屋へ、ということで、その部屋へは躙り口を通るやり方で、直接庭からも行けますが、お昼のせいでお腹が縮まらないから、キッチンを通って行きました。
「この食器戸棚も倒れず、中のものも動かず、この150歳のおうち、どうなってんの。戸棚はカリモクだったのがよかったのね」とは、友人の弁。
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水屋も変わることなくこうして置かれたままになっています。
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大分薄暗くなって、もともと写真撮影の能力欠落の私では手に負えません。友人は県都在住で、バスと電車乗り継いできてくれており、そろそろ帰還しないと、とのこと。
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「こうして何事もなく変わらぬ空間に身を委ねて、大切なものが何なのか、よーくわかったわ!」
と、友人は、私の背中をポンポンと叩いて、去ってゆきました。
来月もまたきっと、お会いしましょうね。萌黄色の葉っぱもそのころは濃くなっているはず。私たちが今できることを真摯にやっていきましょう。
去ってゆく友に感謝いっぱいに手をふりました。
以下は、追記になります。
今日は、ささやかながら、責任のある仕事を終えて図書館にも寄りました。
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こんなに大部の本ですが、急に読みたくなって2冊重みに耐えながら借りてきました。5月8日が返却日です。4月は25日、来月は8日にバイオリンのレッスンもお約束していますので、大変なことは承知していますが、珍しく明るい気持ちで自分の課題を眺めています。
そのように、お互いに為になる友人がいる。
良いですねぇ。。。うらやましいです。
ホタルイカ。ぶろ友さんで釣り好きな人が。シーズンになるとその話をしております。
酒の肴には美味しそうですが。食事のおかずとしては微妙な所。ですかねぇ。
本。あまり人気は無さそうなので。延長できると思いますよ。
今日からGW入りだということですが、ピンときません。この時期には、暖房器具を片付けるのを済ませたいですね。
>お互いに為になる友人がいる。
そんな大層な関係でもないのです。たくさんの方たちと仕事上の付き合いとかふれあいをしてきましたが、だからといって個人的なお付き合いをするかと言ったら、先日の彼女くらいですね。
それも深い話もしないんです。
会って笑ってまたね、の関係がこの10数年なんとなく続いています。
彼女と私の共通しているところは、「ひとりが一番、誰かと一緒は、めんどくさい」なので、こうして時々会っては、どうでもいい話をして幸せを共有なんて、思ってもみませんでした。
地震鬱という共通の話題もお友達との関係をより近づけたようですね。
そういうお友達はたくさんはいらない、1人か2人いればいいのです。
さて、私にそんな友達がいるかと言えば、いませんが。友達ではないけど、従妹のアケミくらいかしら。
それにしても150歳のお宅、凄いですね。地震でも庭の灯籠のお帽子が飛んだだけですものね。
よく考えたら、私が好きでよく見学に行く古民家と同じくらいの年齢。そういうお家でぽこさんはお茶を飲んだり、お友達とお喋りをしたり。
もう凄い、凄いと繰り返しているだけです。
淡路・神戸の地震があった時、宝塚の親戚の者が言っていましたが、開き戸だった戸棚の食器は扉が開いて、全部落ちて割れてしまったそうです。
このお家の食器棚は無事だったようで、カリモクのせいもあるかもしれませんが、お家の土台もよほどしっかりしていたのでしょうね。
ま、なにはともあれ、ぽこさんがお元気で明るく、活動的になられたのが嬉しいです。
お心のこもったコメントをありがとうございます。
昨日、スマホ画面で拝読しました。
昨日正午過ぎから8時間ほど滞在した別口の月一訪問者を外まで見送り、陋屋に戻って、コメントに触れて嬉しかったです。
実は、彼女と過ごした時間の前半に、アクシデント?と言えば大げさすぎますが、ちょっとした思いがけないことが起こりました。
自宅にしても、陋屋にしてもWiFi環境が整っていますので、ちょっと検索するとか、メールの送受信に不自由はありません。PCも人の数の割には完備しています。
ところが、お昼過ぎに友人と一緒に近くにランチに出かけて、支払いの段になった時、ペイペイの画面が開かない (インターネットがつながっていません)状態に気づきました。いつから一体?と弱い記憶力を駆使して、自宅近くのアイスクリームやさんで本日のスイーツを購入したときもネットつなげません、の警告が出た場面が蘇りました。
実はこんな経験がはじめてでした。Wi-Fiはもとより、モバイルもいつもお腹いっぱいの量があり(携帯電話はほぼ電話機能に負うています)インターネットが使えない状態の原因がわかりません。
友人の訪問の間は、その原因チェックに時間を割くこともできず、友人は50歳代でありながら、電脳世界は無縁の人だし、、、
彼女が帰ってすぐに、思われる原因を一つずつ、つぶしていきました。何とか、ネットがつながりました。とはいえ、陋屋内ではWi-Fi下で、ネット環境は万全ですから、外に出て近所の神社まで行ってそこでぽちぽち試したわけです。
復旧できて、最初に目に飛び込んだのがMadonnaさんのコメントでした。
スマホ不慣れ&無知の恐怖から突然気持ちが持ち上げられ、しかもこんなに私を案じて下さっていて。。。
先日来訪してくれた「孤独が友」の友人以上に、見に心に染み入った数々のお言葉でした。
一度もお目にかかったこともございませんのに、とてもお懐かしく、大切なお方、Madonnaさん。叶うものなら、思い立ったが吉日、とばかりに、もしよければいつの日か当地にお出かけください。そして写真写りがいいだけの文字通り、陋屋で隙間風を感じつつお泊りくださいませ。アケミさんもご同行大歓迎です。新幹線はいわゆる「こだま」しか止まらないものの一応新幹線駅からも車で数分、東京から2時間、北陸新幹線が敦賀どまりの現状では、当地から京都が2時間10分(乗り換え時間含む)ですから、アケミさんの方がちょっと時間距離がある感じですね。でもその時には、Madonnaさんは、東京ではなくて新横浜?小田原?から米原経由でしょうか。
など夢想しつつ幸せな昨夜でした。
昔の家の方が自然に近いというか
風情がありますピィ
最近の家は庭なんてほとんどなくて車庫ピヨ
この建物ですが、自宅よりは小さくこじんまり、としております。平屋ですので、外から全く目立ちません。入口の木の塀で視界が遮られ、そこからぐねぐねと50mくらい奥まで土の道があって、やっと玄関もどきの前座敷の踏み石へ。
思えばこの先何があるのか、どうなってるのか、かなり秘密めいてはいますね。
最寄り駅まで徒歩5分の密集地にありながらお隣とは接しておらず、1メートルくらいの細い通路も杉皮の腰板で覆われていて、うっそうと秘密めいています。
家の中も隣の部屋はどうなってるの?ここの床の間をたたくと通路にでもなっているのでは?とお隣金沢市の忍者寺の風情を彷彿とさせるものもありますね。
ひよこちゃんに言われてそっかあ、秘密めいているかぁ、と妙に頷く私でした。。。