コメントでちょっとお話していて、
思いつくまま、何枚か写メしてみました。
キャパの劣るガラケイから。
相変わらず、撮影は下手なうえ、
この時刻少し薄暗いのに、この部屋は天井に照明がありません(笑)
これが出入り口。高さ50センチくらいでしょうか。。。
この部屋の天井の高さは240センチあります。戸は(ぼっと という戸です)つきあたりの鴨居の下20センチくらいのところまでが戸になっています。高さ150センチ。
天井の高さはこの部屋も240センチありますが、この障子戸は130センチしかありません。
この家でご先祖の亡骸を守り、納棺、いざ、斎場へとむかったその日、親族の中に慌ててこの戸をくぐろうと、前頭をぶつけて、脳震盪まで起こした危険な戸です。
他に少なくとも三か所、低い出入り口の障子戸、杉戸など、あります。
もっと撮りたかったのですが、どうにもうまくお伝え出来そうにないので、これくらいにします。
こんなところで、頭もぶつけずに、例の男の子たち、無事に帰ってくれました。
なぜ、こんなに戸障子が低いのか、説明はいたしました。
部屋の向こうで待っていてくれる方々への敬意をあらわすため、と。
儒教精神が、本家本元のかの国の若者に理解ができたかどうか、、、でも確かにお行儀はよかったのでした(笑)
母逝去以来、うるさく注意する人がなくなって、ぞんざいになりがちの私も、ここのところ、お辞儀や三つ指をつくのが昔日の如く、自然に所作ができる 不思議なことです。
他のお部屋も確かに入口が低いですね。隣室の方々への敬意を表らわすためとは知りませんでした。
私なんてもうお辞儀をしなくなって何十年になることか。第一、膝が痛くて正座ができません。
ホームステイに来られた少年たちはきれいなお部屋に驚いたことでしょうね。日本人でも今では出来ない経験をさせて頂いてラッキーでした。
私は中国人の友人がたくさんいるので、2度、瀋陽と、大連から3時間ほどバスに乗った街の家庭に行ったことがあります。大連の方は10年も前ですから、未だに馬車が通っていましたが、瀋陽の方は普通のマンションで、日本の畳が流行っているとかで、一部屋には畳が敷いてありました。
日本は色々な意味と歴史のある和室を大切にしなくてはいけませんね。
行く先は昆布屋さんです。数百メートルの近さなのに車で参りました。
熱中症は屋内にいてもかかる、とのお達しもありますね。
どうしても外出を避ける不甲斐なさ。。。
仰せのとおり、一番目は茶室もどきへの躙り口です。通常は、170センチくらいの高さのぼっとから水屋続きで入室します。
天井が網代を組み合させてちょっと複雑な小間。エアコンも備えていますが、長欄間の中に埋め込んであります。西日は防ぎようがないので、午後の部屋ではありません(笑)
すべからく、畳生活は、しにくい、辛いです。続き座敷には、輪島塗のお揃いテーブルを真ん中に置いて、お座布団(夏用にかえてもいない!)をそれぞれ4枚ずつ並べていますが、お客さまにそこに座ってもらうと、こちらの立ち居振る舞いがとっても辛くなります。
親しい人は、家じゅうで一番狭い茶の間に入ってもらって、ソファ、テーブル( 私の嫁入り道具だったカリモクコロニアルのセットです)、そこでくつろいでもらいます。
寝るのも最早ベッド以外は辛くてできません。
私は将来、自分たちが建てた家(子供の育った家)を脱出して、このオール畳の平屋に移住してくるつもりです。その時はもっと、椅子生活に切り替わるとも思います。土蔵をフローリングして・・・など今は考えていますが、この気力、いつまでもつでしょうか。。。