最終章だけど、、、

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4月8日と4月17日

2022-04-13 01:57:31 | 日記
4月8日は、お釈迦様のお誕生日。
4月17日は、イースター復活節
お釈迦様のお誕生日は決まった日ですが、キリストの復活節は毎年の暦で違います。
毎年「春分の日以降、最初の満月から一番目にくる日曜日」と定められています。
ちなみに日本のイースターの日にちはグレゴリオ暦を用いた2022年4月17日です。

私は信徒ではありませんが、ムスコが日本キリスト教団に属する幼稚園で3年半お世話になって、
その後の彼の人生にも少なからず、イエス様の存在は影響したので、何かと関わってきました。
イエス様の復活を信じない限りは、信者にはなれないともいわれるくらい、
ある意味クリスマスよりも大切なのがイースター。
幼稚園では卵に色付けをしたり、復活劇をオペレッタ風に演じたり、で少しの宗教教育と、
大きなお祝いパーティー気分を味わわせてもらいました。
当時(35年位前)には、ハロウィーンのイベントのかけらもなく、秋は、サンクスギヴィングデイとして
神様に栗やら姫林檎やら、をお供えしていました。
幼稚園は、母親の殆が専業主婦だったのは、お迎えが午後2時だったのと、
給食ではなくお弁当持参だったことに起因したのかもしれません。
ムスコの代が最終卒園の代になり、やがて閉園しました。

ショッピングセンターでの卵のデコレーションを見ていますと、手作りで素朴過ぎてはいたものの、
イースターの意味も唱えてくださった幼稚園の出来事を思い出します。

園長先生の夢をつい先ごろはっきりとみました。閉園後は、東京は深大寺近くにお住まいで、私が季節にちなんだ当地のお菓子など気持ちだけお送りしますと、「私にはお返しを自力で送れるのは、深大寺そばだけなの。いつもおんなじものでごめんなさいね。だから決してこれからは、余計なお気遣いをなさらないで」と辞退されようとします。
意地悪を申すつもりはなかったのですが、つい、先生をからかう(滅相もないこと 若気の至りでした)気持ちになって、「先生、私もいつもの「愛香菓」しか送れないのですけど、駄目でしょうか?」とお答えしました。先生は「愛香菓」がことのほかおすきでいらして、しかも金沢のこのお菓子は、そのお店でないと求められないのです。東京のデパートに出店するような全国区のお菓子ではない。。。
園長先生「私、あのお菓子が好きで、前言撤回するわ!」とクリスチャンらしく、正直に電話のむこうで高らかに笑いながら仰ったものです。

園長先生の夢から、このお菓子を思い出したところ、タイミングよく、10日ほど前にこのお菓子をプレゼントした友人が、訪れました。
「あのお菓子、とってもきれいだったけれど、私は、あれより、最中の「起き上がり」のほうがおいしと思うの。いただいて申し訳ないけれど、正直なところ・・・」
30有余年、教壇に誠実に勤め上げてこの春卒業(定年退職)の彼女にお花のつもりで、このお菓子を選んだのでした。蓼食う虫も好き好き、といいますものね。私と園長先生の好みだけで、世界中の人がこれが好きだと思い込んだ私は、反省しきりでした。
シナモンの味が強いから、そっか、苦手な人もいても当然ですね。。。

この友人に、たまたま入手した虎屋の最中をお薄のお茶うけにお出ししましたら、「おいしいけれど、やっぱりこれより、「起き上がり」が100倍おいしいわね」との感想でした。。。

わずか6個入りの「心ばかり」のつもりでしたが、彼女に差し上げたののお相伴をして、あとの4個は、この最中ファンの私が平らげます。もちろん、一気にではないです


私の完全な勇み足でした。
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6 コメント

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仏教だけかと思っていましたら ( madonna)
2022-04-13 14:20:26
キリスト教のこともよくご存じだったのですね。
私の息子たちは仏教ともキリスト教とも関係のない幼稚園でしたので、そんな楽しい思いはさせて頂けませんでした。
ただ、孫たちは仏教系の幼稚園でしたので、仏様においのりする姿が可愛いと眺めていましたが。
そうそう、一番下のワタルは私の両親の墓前で仏様の歌を大きな声で歌ってくれましたが(笑)。

いいですね、自分が美味しいと思う地の物のやりとり。
よく送ってくれる京都の友人は気にしないで、気を使わないで、お返しなしよ、と言いますが、私はこのやりとりが良いと思うのです。
貰うだけが良いのなら、自分で買いますもの(笑)。
「愛香菓」ってどんなお菓子かと検索してみました。
初めてみるお菓子でした。
美味しいお菓子を食べてお茶を飲むのって本当にいやされますよね。
コロナになって孫たちが学校が休みの時はよくお菓子代を送りました。
お10時とお3時に美味しいお菓子を食べなさい、
幸せになるから、って。
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父の謎 (すらいむらいだー)
2022-04-13 21:24:52
の一つとして、子供の頃、幼稚園に通っていた。。
てのがあります。
いかに東京とは言え、昭和の一桁、約100年も昔に幼稚園に通っていたという子供は、少なくとも、同年代の交友関係者にはいなかったとか。
そして、それが、ナゼか。キリスト教関係だったらしく、子供の頃、日曜学校に通い、聖書の話を聞き、子供時代の私に、その時聞いた聖書の話なぞを、ヒマな時にしてくれてました。
親戚一同、知り合いにもキリストイ教徒なく、ナゼにそんな所に通っていたのか??
は謎のまま、父は生涯を終えたのでした。
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のんのさま、ありがとう♬ (ぽこ)
2022-04-14 00:13:15
って可愛いお声を響かせて、墓前で歌ってくださったワタルさんも今は立派な小学生。コロナがあけて、皆様お揃いでお墓参りの折に、このお歌は聞けるでしょうか?どんなお経より有難い、と私は思っています。
祖母が福井の真宗のお寺から金沢に嫁いだ関係から、母も私も線香臭いことには慣れていました。不思議なのは、南無阿弥陀仏を日々唱える祖母が、娘である母をミッションの幼稚園、小学校、女学校に進学させたこと、日本最古のミッション女子教育の北陸女学院です。ムスコの幼稚園の園長先生(私の実母より10歳年長、義母と小学校女学校が同じです)もここの幼稚園の卒園で、最後は東洋英和(赤毛のアンの村岡花子さんの母校)卒。祖母は、ハイカラ好きではないものの、ご乱交の祖父に対抗して、娘は思うように育てたのでしょうか。母はオルガンを持参して16歳で父のもとに嫁いできました。
そんな母ですから、ゆりかごの次に、籐製ベッドを私のために求めて、私は今まで畳の上の布団で寝るのは旅館くらいです。母は、女性にも自立を、という建学の精神を子育てにも生かしていたのかもしれません。
実は私も幼稚園の一時期を東京目黒のサレジオで過ごしたのですが、あんまり記憶がありません。家庭の移住のどさくさで幼稚園時代が薄いのです。
ムスコの幼児教育で再体験、追体験?している感覚もありました。大学は構内、メインビルディングのホールの一部に教会もあり、キリスト教概論が必修教科の宗教色を濃くしないプロテスタント系ミッションスクールでしたので、最後に生活の一部としてつながりました。
仏教もキリスト教も手を合わせて祈る、自分のためにというより、大切に思う不特定な人のためにも、ということでは全くおんなじである、と私は思っています。
こんな世の中で、この年になりますと、どこへ行っても、とにかく祈るばかりですね。

愛香菓・・・コロナ後に東久留米支所の皆様が集われるときにでも、ぜひ、ご一緒に味わってくださいませ。おいしいものをひとりで悦に入って楽しむのも一興ですが、大勢もまた・・・といいつつ、学習能力欠落故か、またまた私の嗜好を押し付けました(;O;)
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お父上さまの謎 (ぽこ)
2022-04-14 00:35:29
これはこれは、とっても興味深い事実です。
この前にお示しした幼稚園の園長先生は、大正5年位生まれで、ご存命なら105歳は、越していらっしゃる
はずで、クリスチャン系の幼稚園は、金沢にあった北陸女学院だけだったと仰っていました。お父上さまは、東京ですし、この園長先生よりはお若いですよね。それでもその当時のミッション幼稚園にわざわざ男児を入園、幼児期の教育を受けさせる、というのは、よほどの意識の高いすらいむらいだーさんのご祖父様、ご祖母さまであったと容易に拝察します。聖書のお話など、きっと日常生活に目にし耳にされていたのでしょう。
私は記憶に薄すぎますが、目黒のサレジオ幼稚園に2年ほど通ったそうですけど、ひょっとして、お父上さまのご幼少期もそのあたりではなかったのか、と途方もない誇大妄想を一瞬いたしました。
桜並木の川沿いに、父の当時の官舎があり、歩いて幼稚園に通ったことを話してくれる人はこの世にすでにいません。私にして幼稚園時代は謎の闇に葬られてしまっています。
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キリスピヨ (ひよこ)
2022-04-17 14:00:16
ひよこは、ピョー信的なピヨピヨ信者です。

>愛香菓
>起き上がり
初耳のお菓子ですピヨ。
今度食べてみたいですピィ。

>虎屋の最中
おいしいけど高いですピヨ。

ひよこの関係者がローマ法王じゃない方のキリスト教関係ありますピヨ。
(いろいろ宗派みたいのあるみたいですね???)

家の近くにキリスト教系の幼稚園があって、
最近、大規模に建て替えしてました。
東日本の地震の影響みたいだそうです。
あと、少子高齢化で宗教も幼稚園とかも
いろいろ大変なのかもとも思いました。
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ピヨピヨ教なら (ぽこ)
2022-04-18 15:08:56
私も入信したいです。
ピョー信的になるかも、です。
ピヨピヨ教の教祖様は、ひよこさん、その人かしら?

数年前のことです。
ちょっとした偶然で、拙宅に、普通の(というのも変ですね、イエスさま信望のプロテスタント系の昔からある日本基督教教壇属みたいなところ マリアさま信望のカソリックではない)クリスチャンと、キリスト教しては新興宗教の〇〇〇の聖人の信者とが、数時間共に過ごして作業にかかわってもらいました。和気あいあいの雰囲気でした。
みんな、どこそこのお菓子が美味しいとか、の話題では心から笑って楽しい時間を共有できました。
信仰の自由とはいうものの、属した教会の内部事情から、いろいろ拘束やおきてがあって、それを修行あるいは、信仰の姿と信者に盲信させている、と私が勝手に過激なことを思うのは、特にお葬式のときです。
最近も職場でご母堂さまを亡くされた方が故人が
〇〇〇の聖人の信徒だったため、亡骸がすぐに、灰にされて、「お参り」を申し出られた自分の知人に分かっていただくのが大変だったというお話を伺いました。信心した教会の指導での葬儀(半日ほどですべてが終わる)と、自分がもうちょっと亡骸と一緒にいたいという気持ちとがどうにも合致しなかった、と悲しげに話していらした。。。
幼稚園も大変です。
当地に古くからあるクリスチャン系の3つの幼稚園のうち、30年前に閉園したムスコの母園は、賢明でした。カソリックの幼稚園は、数年前に破産で閉じました。あと一番古いところ(創設100年以上)は、教会の牧師さんがいない、無牧状態で教育が根こそぎぐらついているとか。
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