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遅くにこんばんは。
今生きていたら100歳過ぎの義父の天神さまを自宅に掛けていました。
一日遅れましたが、やっと先ほどお帰りいただきました。
と同時に自宅の別の床の間の旭日青波とか日の出などの掛け軸もやっとおろしました。
昨日陋屋のムスコの天神さまには、カニ一杯と真鯛の塩焼き一匹とをお供えしてお見送りしました。
これらは魚屋さんに頼んでおくときれいに調理してくれます。したがいまして、昨夜はカニとタイを私たちも
お相伴したわけです。つまり、私はほぼ何もしなかったのでした。
上の天神さまは、大正8年生まれの義父の生まれた年に描かれたもの。日展画家だった大叔父様の手によるものです。ムスコのは立ったお姿の菅公ですが、これは、ありふれた座姿です。
今日のご馳走は、先般決めたとおり、ひれステーキとヒレカツ、そしてだいぶ胃もたれしながら私共がお供え後のおさがりをいただきました。お供え時に写メすればよかったのを、本日は夕食が遅れ遅れになって、食べたのが10時、そのあと天神さまのお見送りをしていたらこんな時刻に。
慌ててこちらの天神さまも写メしたわけです。
お供えについても、簡単にくだものでも、とデコポンを三宝に10個余り積み上げていましたが、例の朝さまへの祈願が主の大変手前勝手な理由で急きょ、ステーキ&カツという短絡的選択になったわけです。
昨日今日と動物性たんぱく質を摂りすぎたようです。慣れないご馳走に胸やけしきり。。。
大相撲との付き合いはしばらく続きそうですが、もっと賢いファンになろうと今一度反省しました。
昔は肉大好きで(今も好きですが)ステーキとカツ、両方出ても美味しくいただけた、と思うのですが、さすがに今は、どちらか片方で結構。。になって来ました。
その点、カニとタイはいっぺんに行けそうです。
そっちのタイやカニは美味しいんだろうなぁ。。。
天神さまは、この同じ掛け軸(茶掛けと言って少し小ぶりです)が百年前ので、前回に載せた立ち姿の官公のが35年前のです。他に200年前のもありますが、やはり座姿です。
初場所の間中、落ち着かない日々でしたので、今はやっと自分を取り戻しております。
私はベジタリアンというほどでもありませんが、肉魚卵乳製品いずれも多くはいただきません。
今年の天神さまのお帰りは、関取を応援するつもりもあって、二人家族にしてはご馳走が過ぎました(笑)
さっそく、サトイモの田楽など平常に戻っています。牛ひれは一塊100グラム単位で買えますが、豚ひれは400グラムが一本です。一度に食べられる量ではありませんので、土日と二回に分けてカツにしました。私が食したのは30グラムくらいだったでしょうか。
魚はもっぱら白身魚です。鯛とかヒラメのおさしみが多いですね。当地で有名な寒ブリは自らは好みではありません。のどくろも脂がのりすげていてちょっと苦手です。経済的です。
関取の応援では量も多くなりますね(笑)。
ステーキとカツでは勝たざるをえませんね。
家人の天神さま、私も不思議なのですが、自分で類推するに、
家人の母は、嫁してきたのでなくて、婿養子をもらった。そんな時は、お婿さんの里から天神さまが送られるのかどうか・・・疑問。
ただ、誕生後すぐに、「旭日瑛波」と「文人の図」とタイトル忘れた3幅の掛け軸が、描かれたと聞いています。そのうちの1幅がなんと竹内栖鳳の作品らしいのですが、まさか、きっと贋作だと、私は掛けたことがありません。今年も一瞬迷ったのですが、かけるのをひっこめました。
私は負けて落ち込んだときには、「あの人が、あのチームが勝っても負けても、私にはなんの関係もないんだ」と、自分をなだめています。
勝ったときには、大声あげて喜んでいますけど。自分でもアホかと思っています。笑
それにしてもスゴイご実家にお住まいだったのですね。1000坪の庭に80坪のお家。
私は今までに1家建ての個人の家で、1000坪のお庭のお宅には1度しかお邪魔したことがありません。あまりの広さに驚きました。
育った家がどうなっているのか分からないのは寂しいですね。
なんとなんと竹内栖鳳の作品なんと!
頭から贋作と決めつけないで、出してくださいよ。
来年の天神様の日を楽しみにしていますね。
お相撲の方は、33歳の平幕の関取がさわやかな優勝インタビュー、かと思うと同じ33歳の大関が大和魂を最後まで貫いて潔い引退、と話題は尽きません。その都度、それぞれの話題に感動する自分がいます。
そして姑息なことなのですが、実は、お相撲によって現実逃避、も抗えない事実でした。
今年のはじめに昨年末受けた人間ドックの結果が届き、次々と再検のため、診察のための病院行きがありました。この3週間ですでに5回も病院へ。あと一度明日もあります。
検査結果に加えて精検もふたつあり、だいぶ落ち込むはずでした。が、相撲のおかげでだいぶ忘れて過ごせました。
今後、結果(診断)待ちのところがまだありますが、どんなことになっても果敢にたちむかっていくつもりです。ずっと応援できるように!