最終章だけど、、、

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モチノキ その2

2021-04-20 06:34:58 | 日記
おはようございます。
今日は、全国的に好天で、気温もぐっと高まるようです。早朝から何度もテレビが伝えてくれます。ガスファンヒーターを点けながら、ちょっと想像できない暖かさ、暑さ、でしょうか。ウールじ地のワンピースをだいぶ薄手へと変える必要があるようです。
ブログ友さんからのご指摘で可愛いモチノキの大きさをお示しするのに、不肖ぽこの肉付きのいい手を入れて撮影しました。これです。小さい花が可愛いこと。私の手と比しても(笑)


今年のツバキは気づくと開花から落下が早かったです。数本ツバキの木がありますが、最後に咲いたのがこれです。中庭というとっても地味な(手入れされていない)いわゆる坪庭にありますが、今年は大雪で三分の一くらいのところで折れてしまいました。それでもちゃんと生き残りました。ユーカリの木は3メートルまで成長していましたが、折れたあとは枯れました。姫沙羅の木も折れましたが、新芽を点け50センチの高さで元気にがんばってくれています。名前も知らぬ生き残りのツバキ、愛おしい。


モチノキの傍らに立ち、遠く高く伸びているのを一枚撮ったつもりが、これは紅葉の老木です(笑)
モチノキの隣に折れ曲がった風情で伸びています。秋には、だいぶばっさり剪定してもらっていますが、ご覧の通り、のびのび育っています。お隣の後ろにそびえる15階建てマンションの階段室とのつぅショットは思いもよりませんでした。



モチノキの撮影のつもりが、しばらくぶりの庭の新緑、萌黄色というのでしょうか、が、あまりにも目に鮮やかで考えもなくいつものように無意識のガラケーカメラのスイッチを押していました。





モチノキには、次のように、下から150センチくらいのところにそこそこの大きさの穴が空いています。リスでも座らせたら可愛いでしょうね。ちょっとした小さい植物が出てきていました。以前はここに小さな石の観音像をお立ちいただいていましたが、冬のこともあるので、今は別場所においでいただいています。



冬になると、土縁の軒先が、両端の丸太柱2本では支えきれないかも、と簡単な仮柱をさしこんでいます。もうとっくの昔に雪のひとかけらもないのに、まだ柱はそのまま。
お雛様も4月半ばにお隠れいただいたわが家のことですから、こんなものか。。。
忘れているのでしょうから、今日のこの暖かい日中にでも柱数本を外して、物置に戻すように家人を促さないと。。。実は、だいぶ積雪が大きくなり、見るに見かねての柱注入でした。如月に入っていたような・・・この分ですと梅雨のころやっと、、、かしら。あきらめています(笑)










この柱、ほんと、邪魔です。やっぱり早々に片付けてもらわないと。これは中門からの撮影ですが、ここからモチノキも見えますね。右側にまっすぐそびえているのがお分かりいただけますか?



今年はこの花だけが開花が遅かった。木瓜ですね。何か所も折れながらそれでも毎年生き残ってくれるのには、頭が下がります。



この季節の贈り物といえば、これ。
到来物が多いので、滅多に買わずに済みますが、昨年今年と知人の竹林は、イノシシ殿のほしいままにされたとかで・・・(笑)
お昼に何か簡単なものを、といつもの近くの八百屋さんに行きまして、かんぴょう巻きと納豆巻きの細巻きをゲット。その折に白筍を見つけました。
てっぺんまで、土の中にいるために先の先までどろだらけです。
中身が柔らかくえぐみがありません。
昆布と一緒に煮てもすぐできる、あく抜きが不要です。皮を取る前の撮影でしたら、全身どろまみれの姿をお見せできましたのに。途中で気づいて最後にパチリ。

おいしく出来上がりました。半分は昨夜に。今朝からまたもうひと鍋作ったところです。


もう30年くらい前のでしょうか、欠かさず見ていたNHKのドラマ「御宿 かわせみ」(村上・沢口共演バージョン)がBSで放映されています。
朝早くには、こうして老年向きの番組があるのですね。
筍の様子を見に時々立つものの、それ以外はこの江戸情緒たっぷりの侍気質、男心、女心たっぷりのドラマ、ちょうどシリーズ最終回でついにこのまま見入りそうです(獏)
のんびり過ごした朝のひととき、昨夜は数時間熟睡できたので、どことなく身も心も軽いです。










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8 コメント

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お約束どおりに (madonna)
2021-04-20 10:34:41
モチの木のお花の写真を有難うございます。可愛いお花に可愛いお手々。私は黄色いお花が大好きなのです。
春は黄色い花と一緒に来るといいます。レンギョウ、水仙・・・・・・
椿がまだ残っているのですね。こちらではすっかり花を落とし、青々とした葉になっています。
それにしても新緑がきれい。
従妹のアケミは紅葉の時季に浮かれる人をみて、新緑の方がよほどきれいなのに、といつも不満気ですが、私もこの歳になったら新緑の方が希望に満ちているようで好きになりました。
モチの木、凄いですね。こんなに穴が開いても、きれいな花を咲かせるのですから。

それにしても、この古い立派なお宅、いつもきれいに維持管理されていて、1つの職業のように大変なことだろう、お忙しいだろうと思うので、頭が下がります。
お手伝いする訳でもないのに申し訳ありませんが、これからも拝見させてくださいね。

たけのこ、これは細くて美味しそうです。
これを見ていると、そりゃあ、熊もイノシシも美味しくてやめられないだろう、なんて思ってしまいますよ。
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手抜き路線まっしぐら (ぽこ)
2021-04-20 15:38:49
Madonnaさん、
この家ですが、写真写りがいいだけなんです。
確かに古いは古い、ですが、断じて立派ではありません。どちらかというと華奢、それすらも身内びいきになります。貧乏くさい、今にも朽ちかけるような家なんです。
昔は、クロスなんてなかったので、全てが土壁だったり、プラスティックとかベニヤ板がないので、杉の床板とか天井板しかない。そういった自然の材料のおかげでか、ここまで持ちこたえてきたにすぎません、風土に合っているつくり、という観点もあります、多雪地帯で、夏の猛暑も尋常ではない、それを克服する、というより、それを受容して共存してきたようですね。
ヨーロッパには地震や台風があまりないせいか、五百歳の建物が普通に居住用に使われている、と聞いたことがありますが、拙宅も環境にうまく合ってここに至る、というところでしょう。

新緑の候が好きです、私も。虫が庭に出てきて、たちどころに、私の身体に刺すのも今時分まではありません。
あけみさんが仰るように、紅葉は、そのあとがはかなく散ったり枯れたりなので、私もさほど心を寄せません。元気と希望をもらえる初夏までがいいですね。
Madonnaさん、いい午後をお過ごしになっていらっしゃるのでしょう。心の充たされる時を自らがお作りになれる、それがMadonnaさんの資質であり、チャーミングな所以でもありますね。
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品のある庭です・・・ (なっとう)
2021-04-20 20:27:30
建材は好きなのですが、これがモチノキなのですか。
知らなかった。。大きなウロがあっても元気なもんですね。・・・かててくわえて?敷石がいい感じです。タモリさんなら即答しそうな石ですが、オッサンはわかりません。一見、玄武岩にもみえるし、黒御影にもみえる。硯石にも・・・。わかりませんのです、はい。

・・・で、タケノコ。当地は田舎なので、この時期、毎日毎日、タケノコご飯です。街はずれをパトロールしてると、竹林はタケノコだらけ。山すべてが竹やぶになってるほどの繁殖力です。そのうち日本中の山は、竹林になるそうで・・・。

 ・・・、地中にあるタケノコの味、格別ですネ。

大阪空襲から逃亡して、建てた親父の家の庭は、イチジク・梅・夏みかん・レモン・柿~グミまで、食べる木のみの庭でした。あきまへんやん。
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「御宿 かわせみ」 (すらいむらいだー)
2021-04-20 22:31:37
見てましたよ~!
本放送!。。もう30年も昔になるのですかねぇ・・
NHKでも何本かやってましたが、私も、村上・沢口共演バージョンが好きです。

私も、こんな穴が空いていても元気なモチの樹にビックリ!

もうね。余計なお世話、は百も承知。で言うのですけどね。
ぽこさんが将来、思うよに身体が動かなくなったりした時、この家を離れて、施設やら、子供さんの家やらにお世話になる日が来た時。
この家が売られて、家も庭も更地になって、代わりにアパートなんかが建つのが、いかにも惜しい!
まだ。暫くは先の話。でしょうけどね。
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慎ましい庶民の暮らし (ぽこ)
2021-04-20 22:39:52
こんばんは。
長い一日が終わりそうなこの時間、目の奥がどよーんと疲れていて、これが身体の疲れの自覚のひとつ、と妙に変なことに納得しきり。。。

自宅の小さい庭を造園業の人にお任せで作ってもらったときに、陋屋の石の並べ方とあまりに酷似していたのが驚きでした。規則、約束事が庭にもあるのですね。長方形にきちんと切られている石からは分岐して、まっすぐと脇道へ、と二手に分かれます。
陋屋の方は、150年近くずっと石が置かれていてだいぶ薄く(石が沈んだというより、周囲の土が徐々に沈んだ?)感じられます。10年前に3トン分、赤土を入れた時にはだいぶ全体が盛り上がってたのですが。
自宅の方は、石の落ち着きがない感じです。玄関三和土にある沓脱石は、150センチ×80センチの自然石で、最初にその位置にしっかり埋め込んだため、立派に落ち着いています。訪れた人が威圧的な出迎えをされる・・・みたいなところがあります。
石について全く知識も鑑賞眼もないのですが、ここで倒れて頭を打ったらあの世へまっしぐら、かしら、と最近はまともに思います。

次代、次次代、子々孫々。季節の便りと味覚を伝える果実の木は、優しさがありますね。
かつて実家の裏庭には、柿やイチジク、桃の木がありましたが、私が高校生時代にはもう切られてしまっていました。懐かしいだけで、夢の中の光景です(;_:)
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更地 (ぽこ)
2021-04-20 22:49:55
一日かせいぜい二日もあれば、容易に更地にされます。

覚悟済み。

ただし、ムスコにさせるのは、可愛そうだから、何とか自分の采配でえい、やーとしたい、

でもきっと願望に過ぎないでしょうね。
自分の体力が限界に来る前に、最後の仕事として、更地になるのを見届けたいけれど、
本当にできなくなるまで、その気になれない、それが人間の器の小さいところになる・・・はず。

あとどれくらい、この家を保存できるか、その前に自宅(築37年)との兼ね合いをどうするか、以前の方が真面目に考えていたようにも思います。

壊すのにエネルギーは要らない気もするけれど、今は、できたら、住んでくれるだれかに譲れたら・・・と詮無き望みを捨てられません。
ただほど高いものはなし、で、だれも手を挙げてくれないでしょうね。
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モチピヨ (ひよこ)
2021-04-23 19:07:01
ぽこさんの家って、
歴史のある料亭みたいですピヨ。
緑がきれいな季節ですピィ。
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ただのあばら家ですが、 (ぽこ)
2021-04-23 23:55:40
ひよこさんにそう言っていただけて、面映ゆいものの嬉しいです。
恐らくは、私の代で終わるであろうこの小さな家には、四季があります。
こうして繰り返し、その時々に感じた四季のあらわれを乗せて、
ひよこさんはじめ、みなさまに、ちょっとお心の慰めになれば、
自然のものは、優しいので、、
そう思って進歩発展のない現状維持を心掛けております。
コメントありがとうございました
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