9月最後の日、水曜日のことです。
仕事場を出たのが3時過ぎ。
今日は、2キロあまりの自宅からの距離を歩いてやってきていました。
日差しがあるのが苦にはならない風も心地よい秋の日。
公園の中を通ってほぼ一直線で1キロあまり行けば陋屋に着きます。
そこでコーヒータイムして(当然靴を脱いで)疲れが取れたところで自宅までの1キロ、
何とか夕刻までに自宅に戻ろう、そう思っていました。
ところが、公園の中の秋の風情を味わうどころかどんどん歩くのが苦痛になりました。
陋屋に行く前にどこかで休もう、駅への道すがらには何度か行ったカフェもあります。
今日は閉店。。。夫に電話すれば、すぐにも迎えに来てくれますが、、、
ふと思いついたのは、駅より少し東にあるホテルの中のティールームでした。
かつては、東京のシティホテルの同じ系列で、にぎわったホテル。私もホテルアーケードのショップで靴や洋服を買ったり、14階のフレンチレストランには、家族でディナーにもランチにも気軽に何十回も利用しました。3階のエステでマッサージを定期的にしていたのですが、最後はもう10年くらい前になります。美容室もずっとホテルにあるところに決めていましたが、これも10年くらい前にホテルのテナントから郊外に新店舗に移動され、今度はそっちへ。
最近まで利用したといえば、法事の後の会食に、4階の日本料理のお店のお部屋を貸し切って数度ありますか。。。
かつては、ホテルのフロントに行く手前のティールームで人と待合せたり、パンやケーキを買いにきたり、と日常的に利用していたものです。
コロナ禍よりだいぶ前からこのホテルが東京の本店の傘下から外れたころからでしょうか、滅多に使わなくなりました。直営店である強みで、ホテルのお菓子、ビーフシチュー、カレーなどショップで買えたものが姿を消して、魅力がなくなったせいでしょう。
今日はあまりの疲れのために、どこかで休憩したい一心で、ちょうど徒歩5分くらいのところでこのホテルを思い出し、ちょっと迂回しました。
お客はほとんどいません。
メニューはコーヒー、紅茶、ラテのみ。
即決でアールグレイにしました。ストレート、ミルク、レモンももちろんストレートでです。
ホテルのこんなところで650円は安い。
ティーサーバーにお代わりのも入っていました。
家でいつも自分で淹れて、茶器も吟味しているはずの紅茶。
人任せで淹れてもらっていただくのは格別でした。身も心も和らげてくれました。
20分近く休んで、ビーフカツサンドと、あと2点ほどパンも買って1900円の支払いを済ませて帰路に着きました。
自宅までの15分、あと1キロは難なく足軽く、歩むことができました。
写真を撮ることが習慣上ありませんので、イメージのみ挙げておきます。
お菓子も何もないのに、馥郁としたアールグレイののどごしだけでまさに命の水同然でした。
そうそう、花より団子、は昨夜、明日は花を両腕にいっぱいに抱えて帰ろう、花屋さんで幸せをもらってこよう、と勢い込んでいましたが、何のことはない、結局、アールグレイの効能?ですっかりお花のことを忘れていた私でありました。
もうひとつ、駅の近くの果物店であまりに立派で美味しそうな呉羽梨(秋水)が店頭にあり、2個だけ買い求めました。花より団子その2です。こうして、一個はこの場所へ。
やはり夜中の撮影になり、またまたぼけまくりのお見苦しい画像になっているかも、です。
仕事場を出たのが3時過ぎ。
今日は、2キロあまりの自宅からの距離を歩いてやってきていました。
日差しがあるのが苦にはならない風も心地よい秋の日。
公園の中を通ってほぼ一直線で1キロあまり行けば陋屋に着きます。
そこでコーヒータイムして(当然靴を脱いで)疲れが取れたところで自宅までの1キロ、
何とか夕刻までに自宅に戻ろう、そう思っていました。
ところが、公園の中の秋の風情を味わうどころかどんどん歩くのが苦痛になりました。
陋屋に行く前にどこかで休もう、駅への道すがらには何度か行ったカフェもあります。
今日は閉店。。。夫に電話すれば、すぐにも迎えに来てくれますが、、、
ふと思いついたのは、駅より少し東にあるホテルの中のティールームでした。
かつては、東京のシティホテルの同じ系列で、にぎわったホテル。私もホテルアーケードのショップで靴や洋服を買ったり、14階のフレンチレストランには、家族でディナーにもランチにも気軽に何十回も利用しました。3階のエステでマッサージを定期的にしていたのですが、最後はもう10年くらい前になります。美容室もずっとホテルにあるところに決めていましたが、これも10年くらい前にホテルのテナントから郊外に新店舗に移動され、今度はそっちへ。
最近まで利用したといえば、法事の後の会食に、4階の日本料理のお店のお部屋を貸し切って数度ありますか。。。
かつては、ホテルのフロントに行く手前のティールームで人と待合せたり、パンやケーキを買いにきたり、と日常的に利用していたものです。
コロナ禍よりだいぶ前からこのホテルが東京の本店の傘下から外れたころからでしょうか、滅多に使わなくなりました。直営店である強みで、ホテルのお菓子、ビーフシチュー、カレーなどショップで買えたものが姿を消して、魅力がなくなったせいでしょう。
今日はあまりの疲れのために、どこかで休憩したい一心で、ちょうど徒歩5分くらいのところでこのホテルを思い出し、ちょっと迂回しました。
お客はほとんどいません。
メニューはコーヒー、紅茶、ラテのみ。
即決でアールグレイにしました。ストレート、ミルク、レモンももちろんストレートでです。
ホテルのこんなところで650円は安い。
ティーサーバーにお代わりのも入っていました。
家でいつも自分で淹れて、茶器も吟味しているはずの紅茶。
人任せで淹れてもらっていただくのは格別でした。身も心も和らげてくれました。
20分近く休んで、ビーフカツサンドと、あと2点ほどパンも買って1900円の支払いを済ませて帰路に着きました。
自宅までの15分、あと1キロは難なく足軽く、歩むことができました。
写真を撮ることが習慣上ありませんので、イメージのみ挙げておきます。
お菓子も何もないのに、馥郁としたアールグレイののどごしだけでまさに命の水同然でした。
そうそう、花より団子、は昨夜、明日は花を両腕にいっぱいに抱えて帰ろう、花屋さんで幸せをもらってこよう、と勢い込んでいましたが、何のことはない、結局、アールグレイの効能?ですっかりお花のことを忘れていた私でありました。
もうひとつ、駅の近くの果物店であまりに立派で美味しそうな呉羽梨(秋水)が店頭にあり、2個だけ買い求めました。花より団子その2です。こうして、一個はこの場所へ。
やはり夜中の撮影になり、またまたぼけまくりのお見苦しい画像になっているかも、です。
そうなんです。喫茶店ってあるようで、疲れて探しているときは意外とないものなんです。
ホテルを思い出して良かったですね。
そう言えば、うちから駅まで2kくらい。
お茶なんて飲む所はないです。食事する店はありますが、お茶だけは入りにくい。
確かに、またお写真がボケていますね。笑
季節の変わり目、色々と溜まった疲れが出て来てるのかも知れませんよ。
ムリせず。ゆっくり。良いと思います。
私は、普段出歩いてるて休む時は、なんか、食べ物で休む事、多いのですが、ナゼか、バイクだと、コーヒーだけでも良いのです。
我ながら、なんか不思議です。
こうしていつもお声を寄せてくださること、あらためて監査以外の言葉が見つかりません。
未熟なるゆえに私におこる煩悶をいつも慰めていただいていますね。
月のちょっとだけ西側に見えるのは惑星、火星でしょうか。一応天体望遠鏡は玄関ホールに常駐していますが、今夜は、この目で見えるものを注視しました。
一瞬はコロナさえも忘れ、はるか宇宙に思いを馳せて、、、
昨日の体験を教訓に、これからは、ちょっと立ち寄ることができる喫茶店を探してみます。
昭和平成と結婚後の30年間、いえ、もっとでしょうか、は私の方が親切といいますか、
しもべのように、どこに行くのも、はい、承知しました、とすぐにキーホルダーを手に取って送っていきました。
通常は、それぞれがマイカーで移動するのですが、週に二度はあった東京出張などの折には、帰宅して自分のクルマを停めたらすぐに私がクルマを出して駅まで1㎞を5分で走ります。よく事故も起こさずに付き合ってきたと思います。
今は、家人は自分のことを私の執事だと自重気味に笑って言いますが、家事一切できない執事がいる?と私は冷ややかでございます。
>ナゼか、バイクだと、コーヒーだけでも良いのです。
その感覚です。非日常の空間に身をゆだねるとちょっとのどを潤すそのことまでもが見事に輝くのでしょうか。
現役で働いていたときは、週二度くらい、東京出張があり(そのときは、越後湯沢乗り換えの上越新幹線利用)帰宅すると自分のクルマを停めると、私が自分のクルマを出して、駅まで1㎞を5分で送る。よく事故も起こさずに毎度毎度やってきたものです。
今は、家人は自分のことを執事と言っていますが、家事能力のないのは執事には致命的です。お金の管理を一切してくれるだけの執事ですが、そういえば、運転手の役割もありました(笑い)
>ナゼか、バイクだと、コーヒーだけでも良いのです。
そうそうその感覚。非日常の中に身をゆだねるとけっこう小さなことに満足して、胃袋も小さくなるみたい。
どんな形であれ、移動すること、大袈裟な旅でなくてもささやかな遠出が、今ほど望まれることはありません。
せめてもの慰みに家の周囲1キロほどをぐるり、月と一緒に歩んできました。
恥ずかしいです。重複した内容をごめんなさい。
これが私の概ねいつものスタイルです(笑)
でももっとあるように感じるのは坂や国道跨ぐ歩道橋があるからでしょう。
その歩道橋も朝はヒョイヒョイと一段とばしで駅に向かいますが帰りの足どりは鉛のように重いときもあります。
たった1キロを侮れませんね。
私の通勤路にはコンビニひとつありません。
外車のディーラー、タバコ屋、小中学校、裁判所、公園、大学くらいかな。
静かだけどちょっと不便。
駅まで行けばいくらでもカフェはあるけどとまり木がほしいです。
人の淹れてくれたお茶は格別ですよね。
人の作ってくれたご飯も最高。
最近はお弁当でなく社食を利用してます。
特にお魚の定食はすごく美味しくて家で真似して作ろうと思います。
さすがです。この身の軽さと若さには敬服します。
ままっしーさんのお嬢さんの年齢からお察ししてどうやら私より20歳は年下でいらっしゃるから、当たり前、といえばそのとおり。
でも20年前の私を振り返ると、やっぱり一段とばして横断橋の階段は昇れませんでした!
そんなままっしーさんでもお仕事の帰路は足が重くなるんですね。わが家には待ってる雛たちがいる、というにはお子さまはもう大きくて、むしろ、帰ると座る間もなくおさんどんか・・・それがもっと疲れを呼ぶこともあるかもしれません。
電車通勤で都心まで・・・いつも尊敬のまなこで見上げています。お仕事となると、家庭を原点に置いていた以前のお近くのパートの時とは違う心持、でしょう。
社食、大歓迎、ね。
さらめし という番組でも社食が取材されていることも多いです。TANITAでなくても、社食は、健康栄養おいしさなど十分考えられている昨今のようですね。
日替わりでメインディッシュも、お肉、お魚とチョイスできるのなら、こんなにいいことありません。
帰り道、コンビニがひとつ、できる場所でもないですかね。でなければ、途中のホーム売店でもチョコのひとつを買っておくとか。
私は通常は、キャラメルをポケットに入れていますが、この夏にすっかりその習慣を忘れました。
また復活させます。
急に長い距離を歩くと結構疲れる気がしますピィ。
暑いのからやっと開放されたと思ったのもつかの間、
朝、昼、晩の温度差が結構あります。。。
ぽこさんも休憩も適度にとってください。
寒暖の差が堪える、これは老境に入ったと自覚する一番身近な身体の変化です。
金曜日の十六夜の月を見るのに、玄関にある天体望遠鏡を出して私に月の表面の凸凹を見せてあげる、と、10時くらいから11時半くらいまで、望遠鏡の扱いに孤軍奮闘した家人の背中に向かって、次のような声にならない言葉を心で発していました。
「望遠鏡でもっと大きくはっきり月を見せる、なんて二十年ぶりくらいのこと。私は今日の月は肉眼で見られる夜空のこれで十分だけど、ひょっとしてこのあと、そう遠くない将来、黄泉の国への誘いがあったら、あのとき、すなおに見せてもらっておくべきだった、と思うから、この際じっと待って見せてもらおう」
老境に日々入ってゆく私たちには、この時が最後、ということが結果としてあり得ます。また今度ね、というセリフが発せられる時代は終わりました。
望遠鏡を家の前の道路に設置していたのですが、夜遅くても車が通ったら邪魔になるだろう、と現在、不在にされているお向かいのお宅にちょっとだけ望遠鏡を置かせてもらってそこで何とか見終えました。
そして驚いたことに、なんと、
今日お昼ごろ、何気なく外に出てみたら・・・
お向かいのお玄関のドアに訃報の案内、忌中の張り紙、通夜告別式のお知らせ、ご遺体の安置されているところ、などでした。
私どもと同じくご主人が団塊の世代、享年70歳でした。
驚きと寂しさいっぱいに、私たちは二人揃ってお通夜のお参りをさせてもらいました。遺影の笑顔が何ともお元気で今にも「こんにちは!」と仰りそうで、あらためて自分たちの年代が一種の曲がり角だと悟りました。
お通夜は昨夜のお月見よりずっと暖かい外気でした。やはり日によってずいぶん気温の高低があるのですね。
細心の注意を払って、季節の変わり目を乗り越えたいと思います。
コメントをありがとうございました。