最終章だけど、、、

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アニバサリー🎊フレンチの午後

2021-04-23 16:21:46 | 日記
4月23日、結婚記念日。息子夫婦のです。
今年は11回目でした。
それぞれの誕生日祝とお年玉は、金一封と共におめでとうの言葉は欠かしたことがありません。
結婚記念日については、二人で祝うものだと敢えて、こちらからはノーサインできました。
生息子夫婦に会った最後が、2020年1月2日。もう少しで1年4ヶ月会わない日が過ぎます。
(一億二千万人の同胞が堪え難きを忍び、頑張っています。今日は先程、緊急事態宣言が発令された、とか)

今年は、こんなご時世下、そおっと暮らしていますし、情けないことにずいぶん飼いならされた感もいたします。「おうちにいよう」は、我慢せずとも励行できます。外食に恐る恐るでかけて、声高に話す人と会ったが最後、しまった!と踵を返して帰ることしか考えません。

今日は、珍しく行動的。
偶然、息子夫婦が挙式した式場が、フレンチランチとパン屋さんの営業をし始めたという情報を得ました。興味を覚えて、どうせでしたら、アニバサリーその日に予約しましょう、と実行に移したのが一昨日。ソーシャルディスタンスの故、客数を制限しているのか、電話口でだいぶ待たされて、結果予約を入れることができました。

若い二人がこの式場に決めた理由の一つが、150年前の英国国教会が、移築されてそこにあること、フレンチが本格的に楽しめること、の二つだったと思います。雰囲気がとてもよかった結婚式と披露宴になりました。こちらはお金は出すが、口は出さないという親側の態度でしたから、だいぶ贅沢な選択はできたのではないかと思います。一人っ子の親としては、一度っきりの大切な晴れの日ですので、悔いのないように、と、惜しまずサポートしたのでしょうね。。。

結婚式の翌日でしたか翌々日でしたかに、支払いに訪れたその日から11年、一度も入ったことのない場所に懐かしさとちょっとした感動とを覚えて今日の予約の時間、その場所に立ちました。

更に足を進めますと、内部へ導かれます。

受付には時節柄アルコールが(笑)

この階段に見覚えがありました

控室への通路だったように思います

このあたりで式を終えた花嫁と写真を撮りましt。

個人的な感慨に耽るのはこの辺にして、レストランに入ります。かつての披露宴の部屋でした。

テーブルごとに異なるアレンジメントの花が美しいのは今日の日も同じです。
せっかくのフレンチですが、写真の撮り忘れや、お料理の説明の記憶がすぐに消えて、



これがメインディッシュでした
真鯛のポワレ、キャベツソース仕立て?だったかしら

今となるとお料理だったかデザートだったかよく覚えていません


かつては、50名の親族(親、おじおば、いとこなどに限定)の入った披露宴会場は今日は4,5組の客で締め切るようでした。私たちのようにだいぶくたびれかけた年配の夫婦が3組、4人の高齢ご婦人の集いは私たちが入る大分前かららしく、私たちが出るときもまだ終わっていませんでした、これがなんともかしましくて、、、閉口させられました。
息子夫婦は、別に京都市内でも後日、友人や職場関連,夫婦で入っていた市民楽団のメンバーさんたちなど、
知人をお招きしての披露宴をしております。

レストランをあとにして、式場のドアをあけると、不用心にも開きました(笑)

正面のステンドグラスはうまく撮れていません。
ただ、題名は忘れましたが、調べは今も思い出される讃美歌を一心にうたったのをふと思い出しました。フルートとオルガンの生演奏を伴奏に。

実際に今どき、結婚式の祝宴をされようとしている方々には、決して生易しい挙行ではないのでしょうね。

私の次兄が、自分の長男にどうしてもピアノの演奏の贈り物をさせてやりたい、と数回しつこく打診してきましたが、愚息が「私たち新郎新婦がご列席のみなさまに感謝の演奏をさせてもらいます。いとこさんに贈り物の演奏をいただいたら、自分たちの演奏が貧相で見劣りしてしまうので、この際、お気持ちだけいただきたく、、、」と上手に断ってくれました。新郎新婦の演奏は、ウエディングドレスのピアノ伴奏による新郎のバイオリン「愛の挨拶」でした。あの時、いわゆる走馬灯の如く、ムスコ誕生のその日からの親の喜びをかみしめたものです。そして、いよいよ親の手を離れる切なさと覚悟も同時に。

などなど思いがあっちこっちと吹き飛ぶ今日のフレンチランチでした。ずいぶん前のこと、とも思っていましたが、切なさは、昨日の事のように迫ってまいります。
親ばかぽこのどうしようもない醜態ですね。
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10 コメント

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ピョー会 (ひよこ)
2021-04-23 19:15:11
なんとも立派な式場ですね。
バイオリンとピアノの演奏したら
映画のワンシーンみたいですピヨ。
映画とかテレビにでてきそうです。
(実際撮影とかに使っていそうな感じがします。。。)

>飼いならされた感も
そのためのコロナ騒動という話もチラホラ。。。???
コロナでいろんな場所がすいていてチャンスということもある。。。???
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息子さんご夫婦の結婚記念日 (madonna)
2021-04-23 20:28:04
おめでとうございます。
11回目ですか、私はお祝いは送りませんが、おめでとうのメッセージは携帯から嫁に送ります。ケーキとお茶とお花の絵文字つきで。
すると嫁から「有難うございます。ワー、美味しそうなケーキ、頂きます」なんて。
いやー、それにしても素敵なレストランですね。
さぞかし、素敵な結婚式と披露宴になったことでしょうね。
花嫁さんと花婿さんの演奏なんて、私も披露宴にご招待いただきたかったです。
それから初めての来訪では、それは胸がしめつけられる思いをされたことと思います。

うちは次男が5歳上の長男より先に結婚して、にグアムで身内だけで式を挙げ、横浜で披露宴をしました。
式を挙げたときには、嫁の家に息子をとられるようで、本当に悔しかったです。次男はとてもやさしい息子でしたので。
今はそんな気持ちは全くありませんが。
長男の方は翌年、結婚しましたが、結婚してくれたことにホッとしました。

いえいえ、思いはどこの母親も同じですよ。時の経つのの早さに只々驚きながら、いつまでも「おかあさーん」と甘えてくれた頃のこと等が忘れられません。
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旧くて荘厳な教会でした (ぽこ)
2021-04-23 23:10:27
こんばんは、ひよこさん♫
早速コメントいただいて、嬉しいです。
こうしてひよこさんにまたお会いできた、というのが、コメントをいただく醍醐味ですね

仰るようにこの式場は、なかなか立派でした。ヨーロッパで何百年も前からある教会に比べるとまだまだ歴史は浅いものの、質感が本格的で、私を喜ばすのには十分でした
今日、この建物に入ったとき、迎えてくれたのが、ヴィヴァルディの「四季」の第一楽章、バロック音楽の雰囲気がちょうどこの場所にはぴったりでした。
音楽は、ほんと、効果的。確かに絵になるような結婚式の場面でした
暖かいコメントをありがとうございました。
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秘話(ここだけの話) (ぽこ)
2021-04-23 23:48:47
こんばんは、Madonnaさん
今から申し上げること、Madonnaさんだからこそ打ち明ける気になって始めるわけですが、
ネットにはここだけの話ってあり得ないのですよね
今更隠すようなことではありません。
息子たちは、2020年に挙式しましたが、実は、一緒に生活したのは、1997年頃からでした。
ある時、ムスコが一人で住んでいるマンションに、出向いたところ、二人が正座して待っていました。「〇くんと同居させてください」と申し出たのが彼女の方でした。全く突然のことで(一応付き合っているのは知っていましたが)びっくりした私が言った言葉も覚えています。「私はともかく、あなたのご両親がお許しになるかしら?」
答えは、「両親も望んでいます」でしたし、その翌週、田舎(当地)からご両親が引っ越し手伝いに来られたそうです。あとでわかったのですが、家にあったカーテンを持参して私がかつて家具屋でオーダーし、かけていたのとつけ替えてしまわれたり、いろいろと・・・
その時はムスコは修士課程にいて、一つ年上の彼女が息子と同じ大学の院試の二回目の挑戦の年でした。彼女は関東は地方の大学卒で上洛しての受験は師弟関係からも難しいらしかったです。が、頑張る彼女を息子も支援、そこに田舎から妹が上洛して、姉である彼女のところにかけこんできた・・・そんないきさつもあって、同居(ふつうは同棲ともいいます)を選ぶことになったようでした。
ムスコの就活も彼女にだいぶ、扇動された、と私は今でも思っていますし、家人は、博士課程でそのまま学究生活を続ける予定のムスコが就職に走ったのは、彼女との実生活を尊重したか、むこうの父親に頼まれたか、のどちらかだ、と結構被害者意識です。
とにかく無事に(といってもその間、お金の湯水のような出ようは、二人の生活があったからでしょう。)マスターコースを修了してその修了式に小1からはじめて出席する家人と共にでかけてみたら、彼女も保護者?席にいました。この日は三人でお祝いしたかった、というのが私たちの正直なところでした。

社会人一日目、帰宅したであろう頃に私は、「おめでとう。」と電話したかった、それどころかお赤飯持参で駆けつけたかったのですが、いわゆる過保護ママと思われるのを警戒して行動には移せませんでした。
でも、結婚以前にもう私だけのムスコでなくなったのだと失意のどん底・・・でしたが、そのそぶりも見せず、
親子三人で行くところのオーストリアへの旅にも彼女を誘い、ずいぶん、寛容ぶりを発揮して現在に至ります。
27歳の誕生日の直後に結婚したのは、若すぎ、しかもその前3年間の同居から、私だけのムスコの立場からおろしてしまった、およめちゃんのご両親には私の気持ちはわからないだろう、とごくまれにですが、憎々しいきもちになります。

なんて狭量な気持ちの私なんでしょう。姑根性とも違うと自分では思うのですが。
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息子さんの結婚記念日 (すらいむらいだー)
2021-04-24 09:27:44
おめでとうございます!
しかし。結婚式を挙げた教会が、レストランとパン屋になるとは。。世の中、色々タイヘンですねぇ。。
ま。人事。ではありませんけどね。

そうか。。結婚が早いなら、すらりんも、もう、数年後には結婚してるのかもしれないなぁ・・・
イメージは全くわかないけど、縁、という物は全くわからない。て事は自分自身で経験済み。ですからね。
逆に、ずーっと独身の息子のイメージはいくらでも沸く!。。。て、親としてどーよ。なのでした。
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分かり過ぎるくらい分かります (madonna)
2021-04-24 13:54:52
狭量なんかではありません。
母親なら当然の感情です。
きっと娘の親には分からないと思いますが。
ひたすら耐えているこの気持ちは孫が可愛いからでも嫁の為でもないと。ただただ、息子の幸せを願っているからだと。自分が今これを口に出せば息子が辛い思いをするだろうから言えない、と。
以前にも書いたことがあるかもしれませんが、娘しかいない友人には時々、「息子を持つお母さんってどうしてああ孫や嫁に甘いの、お金の出し過ぎ」と言われます。
その日もスーパーのレジで友人が言うので、「何言ってるの。すべては息子の喜ぶ顔がみたいためよ」と言っていましたら、後ろに並んでいた知らないおばさんが、深くうなずきながら「そうよ、息子のためよ」と言ったのです。(笑)

悔しさを心にためていると身体に悪いですから、そんなときはいつでも吐露してください。
ここで都合が悪ければ、私のメッセージ蘭へどーぞ。
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子供が結婚したら (ぽこ)
2021-04-24 20:26:59
あとは、残された老夫婦が仲良く楽しく…なんてのは嘘ですね。
それだったら、スライムライダーさんは、たまったものじゃありませんし、
数十年便宜上(と言い切ってはいけませんが)共同生活してきた親世代が、急に接近も不自然。
やはり、子供と仲良く、子供の幸せを第一に考え、一人寂しく遠慮の塊でいるしかない。

「一人の楽しみ」を求めるのは、スライムライダーさんの日ごろの訓練?が功を奏しつつあるようにお見受けします。私も見習いたいところです。
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実は、Madonnaさん (ぽこ)
2021-04-24 20:47:19
昨夜、ここに自分の正直な気持ちを吐露した直後から、後悔の念に駆られて、すぐにも、書いた部分を削除したいと、ぐずぐず思い悩んでいました。
何度読んでみても、これでは、およめちゃんいびり。
実際の生活では、(そう親しく交信しあっていないからともいえますが),喧嘩することなく、会えば笑って共通の時を過ごす関係でここまできています。
彼女の聡さに負うているともいえるでしょう。ムスコが一度だけ私に進言した言葉、「人は好きでお金の苦労をするわけじゃない。その分、苦労した人にはそれだけの徳が与えられるけれどね」と「おかあさんのように、親兄弟からちやほやされて育った人には、人の痛みは分からないこともあるから気を付けて。自分が当たり前だと思わないこと」との言葉も重ねて。
脳天を叩かれる思いで、自分のどの言葉どの態度が相手を傷つけたか何度も何十度も考えましたが、答えに達せず、とにかく、思ったことはそのまま口にしないようにしようと決めました。
Madonnaさんは人の心を読める方なのです。
ついつい、お話しています。
それどころかこうして、もっと、話していいわよ、とまで私の肩越しに寄り添ってくださる・・・
また甘えさせてくださいね。

昨夜、教会の写真を添付して、ちょっと迷ったのですが、およめちゃん宛にメールしました。「コロナが終わったら一緒にここでフレンチランチしましょうね」と。
返事なしです。ムスコ宛にしたほうがよかったか、いや、きっと今時分の事だから、ラインでのやり取りが普通になっていてメールの受信に気づかないのかもしれない、と思い直しました。
恐ろしいことを一つだけ推測すると、まさか、とは思ったのですが、このブログに気づいている・・・やはりネットの世界は、自重にはじまり自重に終わる、とあらためて言い聞かせたことでした。

Madonnaさんのお言葉で、吹っ切れて、済んだことはしかたない、こうして心を広げるのも必要に駆られての事、と居直っています。どうぞこれからも、湿りがちの私を叱咤激励、ここにも仲間がいる、とお諭しくださいませ。

ありがとうございました。
言い尽くせぬ思いをやっと記しました。朝からずっと隅っこで考え事、から脱しました(笑)
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宇宙 (なっとう)
2021-04-25 11:34:26
そうなんです・・・ポコさん自身 人一倍おわかりのように【ヒトは人生を楽しむために生まれてきた】のです・・・。

ご自分以外のひとの幸せより、まず、あなた自身が幸せになるのが一番大切なこと。

 愛情をそそぐのは、まず第一に あなた自身に対して愛情を注がなくてはいけません。この世で一番大切なのは、あなた自身です。そうでなければ、あなたをこの世に生かせてくださった、御母堂様が悲しまれます・・。

 万一、あなたが他人に【自己中ネ!】って言わせることができれば、もうあなたには、すばらしい新しい世界が待っています。

 そんなことわかってるわよ!!それができたらどんなに楽しいことか・・・・と、心の声が聴こえてきます。

・・・でも人生は、そんなに長くはありません。もうあなたは十分すぎるほど、自分以外の人々に愛情を注がれました。
 愛情の対象は複数以上あればいいですね・・・ご自分や、息子さん夫婦も含めた家族、時には愛玩動物や、庭の松でもいいですね。すべてに生命は宿っています。
わたしは、あなたが、かぶせのポコさんと同一人物であることを知っています。素質十分なのです。

そう。【一日一生】ですよ。考えようによって、人生は地平線のかなたまで続いています。。あなたが日々笑顔で過ごされることが、御母堂様の唯一の安寧であると確信しています。
※ またしても 支離滅裂・真上から目線。ごめん。
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千手観音じゃあるまいし、 (ぽこ)
2021-04-25 12:04:16
私は、ひたすら煩悩を背負った悩める衆生にすぎません。
「一日一番」とお相撲さんが口を開けば仰るのと「一日一生」とは、同じく深い諭しがあるのでしょうね。
毎日、夜の帳の降りる頃、ああ今日も楽しかった、面白かった、たくさん笑った、と思えたらそれが究極の幸いなのですね。

私は起きている時間が無駄に長いので、その分生産的な時間が少なく、起きている殆どの時間、疲れています。

かぶせのぽこさん…の要素を自分の中に求めたいです。
どうしたらせっかくのその素質?が蘇るのか、まあ考えてどうなるものでもなさそうですが。

十分にいたわりのお言葉と受け止めました。
楽しいことも少ないですが(コロナ禍のせいではないです。あらゆるものに無関心であるのが問題なだけ)もう少し積極的に自分を投影できる時の過ごし方を取り入れたいです。

ありがとうございました。
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