三日ほど前に、切り落としたモミジの葉を、ゴミ出しにするため、新聞紙と、白いビニール紐で結わっておきましたら、雨に打たれて、なんと赤い色素が流れ出て、新聞紙や、ビニール紐を薄紅色に染めていました。
湖子庵の庭のモミジの種類はわかりませんが、カエデ科の何モミジでしょうか。
芽を吹いて、すぐ緑の若葉になり、それから今は臙脂色を濃くしたような色になっています。秋の紅葉(こうよう)の色とは違います。
葉から滴る雨のしずくからは、色はでません。枝を切って何日か放置した葉から、色素が出ます。
和紙に滲ませて、ちょっとした染紙ができそうです。
葉から、こんな簡単に色素流れ出るとは、思いませんでした。植物染料は煮汁だ媒染とか手数がかかるのですが。
たとえば、カキツバタは、衣服に花の色で「画き付ける」と言うところからカキツバタになったそうです。
良い発見をされましたね。