先ほど、NHK TVで、「春うた」旅立ちの春に贈る歌の生番組がありました。Jポップスでいずれも感動的な名曲でした。
そんな中で、アンジェラ アキさんが歌ったのが「サクラ色」でした。
そこで今回の色の世界、いろ波は「桜色」。
桜色は、紅染めの一番薄い色とされている。 満開の桜の色ですが、この色名が使われ始めたころは、まず山桜でした。白い花と赤い若葉の混合した桜の遠見の煙っている感じが桜色。伝統色は、当節の染井吉野の色ではない。
襲(かさね)の色目の桜襲(さくらがさね)は、表が白で、裏は赤から紫にかけての色で幾通りかある。平安朝の貴婦人や、女官が重ね着の色の配合に好まれた。
英語のチェリーは、サクランボの実の赤い色になるので、要注意。 カタカナで言いたければペール・ピンクか。
アンジェラ・アキさんは、そのまま「サクラ」色。