ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

突然ですが、・・

2007年11月05日 | ブログ

突然で、誠に恐縮ですが、しばらく当ブログの更新を休ませていただきます。

途中で投げ出すほどの大物と思っていません。

この度、心願成就のため、好きなブログを期限を決めて絶つことに致しました。

世間では、よく祈願のため好きなもの、酒・たばこや、お茶断ちをされますが、吉天は「ブログ絶ち」を致します。

しばしば、ご来訪、ご愛読を頂いております皆々様には、誠に申し訳有りませんが当分お休みさせていただきます事、平にお許し下さい。

期間は、平成十九年十一月六日より、平成二十年三月三十一日までです。

冬眠期間中は、コメントも控えさせていただきますので、あしからずご容赦下さい。


粘土細工

2007年11月05日 | 不思議ニッポン

なァ~んだ。

密室怪談会談で粘土細工のお話 してたんだ。

色の違う粘土を、くっつけて、大きな粘土にすれば良いとは、幼児のお遊びじゃないですか。

一郎坊や、過去にも粘土細工作っては壊し、作っては壊し、してきた、 いけない子。

権勢のおもちゃにならず粘土(党)投げ


いろ波・番外

2007年11月04日 | 色の世界

絹のきものの色は、草木染であろうと化学染料であろうと他の繊維では出ない輝きが有ります。

生地に地模様のある綸子や、ちりめんのしぼの具合で、同じ色でも色の違いが出てまいります。

布の色見本は、沢山の色を揃えても、印刷の色見本のように系統だてて整理できません。

千人の人が、千人の顔をもつように、色も千色微妙に違っています。

確かに似たもの、似た色に仕分けしても全部別の色です。(ただし、同じ釜の染料で同時に染めたものは一緒の色ですが。)

十人十色とは、よく言ったものです。人生いろいろ・・です。

今、手元に沢山の色の布があって、整理中です。

色無地のきものの染め色見本になる位の大きめの色布から、ピンセットの先でつまむほどの小さなものまで、大切にしています。香道での香木の一片のようにです。

ちょっと、珍しい色、渋めの色、得がたい色が見つかると小さくても、糸くずであっても、貴重な色見本です。

きものの色は、着る方に似合う色と、その方が好きな色が有りますが、色はその人の自己表現であり、感情や気持ちの現れですから、好きな色が優先します。

しかし、似合わないと本人が思っていても、第三者に薦められはじめて気づく似合う色で、好きになり新しい自分の発見もあります。

洋服のカラーコーデネイトと違い、和服の場合は複雑な模様や、友禅染の彩色をほどこしたきもの・帯などの総合力ですから、きわめて有機的で、理屈どおりですみません。

近年、洋服感覚での色の取り合わせと言う事も言われますが、和服での調和は着る方の個性でもありますので、ようは着こなし次第です。

色の楽しみ方は、他にもいろいろ有ります。

日本の伝統色、襲の色目(かさねのいろめ)、中国やヨーロッパの伝統色といった色名の中から、こだわりの色を見つける。

誕生色や、誕生花の色など、自分の記念日に因んだ色で決める。

きものを着る場を考えて、ふさわしい色を決める常識派。

思いをかなえる、勝負色といった積極派。

色無地のきものから、自分の色を決めて和服を楽しんでいただくことから、はじめてください。

和の習い事(日本舞踊、邦楽、茶道、華道など)を、されている方はその流派や、社中のお揃いのきものというのも あろうかと存じますが、皆さん同じ色で揃っても、着こなしで差が付きます。

普段から自分のきもので、着慣れるようにしておきますと、お揃いの色でもしゃんとしますね。


霜月・師走のきもの

2007年11月02日 | きものの現場

昨日から、年賀状が売り出され街には着物姿の人も見られるようになりました。

いつもの様に、簡単に この月のお召し物のご案内をしておきましょう。

<霜月・師走(十一、十二月)のきもの>

きもの          袷

羽織・コート       袷

帯             袋・綴・染め、織名古屋帯

半衿            塩瀬・ちりめん

帯揚げ          綸子・ちりめん

ここまでは、きものに慣れ親しんでいらっしゃる方々には先刻ご承知のことですが、TPOについては、フォーマル、街着などで細かく変ってまいりますので、よく吟味してお揃えください。

いつも、申し上げて居りますように、お召しになる日が分かっておりましたら、早めに出して点検され シミ汚れ、カビなどが出てないか確かめて必要なお手入れを専門家(悉皆屋さん・和服店)に依頼しましょう。

帯び合せや、小物などもあらかじめ考えておきます。

日頃、きものを着慣れて居られるお友達が、いらっしゃればご相談されるのも良いでしょう。

きものビギナーの方も、この時季、臆せずにきものを着てみましょう。お母様のものでも、何でもお手元にある着物で挑戦して見てください。