拝啓 法務大臣様
あなたは、死刑執行の印かん捺す仕事の自動化を考案され特許申請されるそうですが、けだし妙案というべきことで御座います。
死刑の是非や、死刑囚の罪状などは、この際置いといて、つまり法務大臣の実務の忌避にかかわることで御座いますね。
ベルトコンベアーで流れてきた死刑執行の認証用紙に、あなた様のおでこに取り付けた印鑑を、ペコタン、ペコタンと頭を下げて捺されるというわけで、効率の良いお仕事になります。(ちまたのパートさんの時給にすれば600円ほどでしょうか、あるいは当節そんなに貰えないかもしれません。)
地獄の閻魔様も思いつかないグッドアイデアで御座ります。
しかし、如何に刑が確定した死刑囚といえども、血肉の通わない機械で死刑執行令に押捺されたとあっては、死んでも浮かばれますまい。
閻魔様に尋問され、何でお前はここに来た、もう一度戻れと言われ、Uターン、死刑囚の亡者が、行き場がなくて法務大臣、あなた様の周りをゆーらゆら、ゆーらゆら。
今一度、自動化の件はお考えあそばして、お取り下げになされますことが賢明かと存知、ご進言申し上げます。
軽薄 敬白
吉天(署名捺印)
平成○○年某月某日
知らなかった。いや、知ってた。
「貧乏くじまんじゅう」
「やっくんのビンボーくじで福が来た!」というまんじゅうが出たそうな。
過去に、「純ちゃん、まんじゅう」、「晋ちゃん、まんじゅう」があった。
お土産として、売られていたんだそうだ。このたび福田総理が誕生、まんじゅうも新しくなって登場。
福田総理、お月見に「ビンボーくじまんじゅう」を、供えた。
安倍元総理、売れ残った「晋ちゃんまんじゅう」大量に病床にお見舞として届けられた。
ウソ・ホント。
みずから、「背水の陣内閣」と、ノタモウタ。自民党が・でしょう。
こちとら、毎日「排水の陣」あれ、『背水の陣』強いられてまっせ。
まんじゅうが代がわりして日持ちする 吉天 (これも自民党)
「お早めにお召し上がり下さい」
陰の声、「支持率高いうちにどうぞ」。
NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「どんど晴れ」が、二十九日(土)最終回を迎える。いつも高視聴率で人気のドラマ、再放送も含めて欠かさず観ていた人も多かろう。
盛岡の老舗旅館「加賀美屋」という設定で、ヒロイン夏見(比嘉愛未)が、幾多の試練を乗り越え若女将になり、外資の乗っ取りという危機存亡の土壇場を、皆の力を結集切り抜け大団円をむかえる。見逃せない明日、明後日の二回の放送である。
作・脚本は小松江里子さん、主役、脇役皆さんのそれぞれの芸とキャラクター(キャラではない:あっそ。)を引き立て素晴らしいドラマであった。
吉天は、何を言いたいかというと、「加賀美屋」の代々の女将が守りつづけてきたという、伝統の「おもてなしの心」がバックボーンになって、このドラマをひっぱってきたということだ。
玄関にかけられた扁額の「來者如帰」の文字、「来るもの帰るが如し」は、訪れたお客様がまるで、我が家に戻ったようにくつろいでいただける、心のこもったおもてなしをいう。
どんなに近代化や、国際化の世の中になっても日本伝統の心意気を失わないことである。
ドラマは、タイトル通り「どんど晴れ」<どっどはれ>(めでたし、めでたし)終わる。
しかし、今の日本、わが国に、しっかとしたバックボーンはあるのか。
戦争で多くの犠牲を払って、築いた平和の礎も揺らぎ始めている。
政治家は、私利私欲で動き、民の暮らしは疲弊し、人心はよるべを失い荒ぶばかりである。
近代化、機械化文明と引き替えに、日本人の心の中から伝統の気骨を捨て去った。
便利さは、決して「幸せ」ではない。生活が楽になった分だけ、心の貧乏が横たわってくる。思いやりや、いたわりの心がなくても、素敵な人生が送れるものと仮想している。目の前に、介護生活という刃を突きつけられているにもかかわらずだ。
さておいて、わが国の、日本人の、つまり自分自身の「バックボーン」を、「何なのか」。探さなくてはならない。晩節に及んで探し物に明け暮れるとは、いやはや。
東銀座、新橋演舞場、歌舞伎座前、4丁目和光前から、有楽町へと、歩いてみると、さすがに着物姿の人多く、遭遇します。
九月もお終いですが、そろそろ汗になった夏物や、単衣もののお手入れと、10月のきものを出して点検して置きましょう。
一般的な、10月のきものを書き出してみました。
きもの 袷
羽織・コート 単衣・無双
長襦袢 単衣
帯 前半は、単衣や染名古屋、後半は袋帯・綴・染、
織名古屋帯
半衿 塩瀬・ちりめん
帯揚げ 綸子・ちりめん
以上は、一般的なものですから、詳細はそれぞれのきものに、あわせてご相談ください。
また、11月に七五三のお祝いを控えていらっしゃるお家は、お子様のお祝い着や、附属のもの細かくチェックして揃え、成長の早いお子様のことですから、寸法や、揚げなどよく合わせてあげてください。
美容室、神社、写真館など予約を要するところは、早めにお申し込みされることが肝要です。
付き添いの方が、和服をお召しになる場合も、入念にご用意なさって下さい。
きもの美人になる秘訣は、まずきものを着ることからです。
億劫がって、着ないときもの美人にはなれません。何でも手元にあるきものを、着てしまえば自分でも驚くほど「きもの美人」になっています。お試しください。
西の空を、茜色に染めて日が沈むと、東の空に十五夜お月様でましたよ。雲にもかからずに、お元気で今晩は。
「かぐや」で、月の裏探らずとも良いよ。日頃「政治と金」の裏を探っているものだから、つい無粋になって。今度の内閣の皆さん「かぐや」がトンで行っても裏、大丈夫。
お彼岸は暑さ寒さを線引きし
総裁選何を線引きするのやら
暑さもようやくやわらぎ、辞任党から元の自民党に変る総裁も福田さんに決まった。
暑さにかまけて、仕事の空白は吉天。
辞任入院で政治の空白は国会。
さー、どうする吉天!
昨22日、土曜日夜、NHKBSで、叙情歌大全集が放送された。日本の歌の名作の数々が、素晴らしい歌手の皆さんで、2時間次々と歌われ感動した。
そんな中で、沖縄の「芭蕉布」を、普天間かおりさんが歌った。
おりしも今日から、かねて当ブログでご紹介の「平良敏子展」が、東京銀座の時事通信ホールで開催されている。
平良敏子さんは、沖縄は喜如嘉の芭蕉布を織り続け2000年に人間国宝に認定されました。今日は、平良敏子さんのお話も伺えたことでしょうが、吉天はお彼岸でお墓参りに出かけましたので会場に行けませんでした。
明日以降、三十日までですので、是非行きたいと、予定を立てています。
昨夜、NHKbsの叙情歌大全集で、普天間かおりさんの歌われた「芭蕉布」、おそらく平良敏子さんの長年にわたる芭蕉布へのひたむきな努力で世に知られることになり、歌にまでなったことなのでしょう。
早く展示を観て、平良さんのお話をお聴きしたいものである。
月曜日に、「敬老の日」。
土曜日に、「高齢者虐待」1万2千600件の発表。
子供のころ、いじめに会い、年老いて虐待され、お前ら何考えとるんじゃい。ええかげんにせんかい! do aho.ahon*tare.doduitaroka!
「爺問題」卒業して、花や鳥を愛で、伝統文化の染や織、きものの話をすることにした吉天のブログは、またもや「爺問題」に憤りをぶっつけなければならなくなった。
虐待にも、それぞれ事情があってのことだとは存じるが、介護疲れ、認知症の対応、経済事情などで、肉体的虐待に、心理的虐待、介護放棄、などなど。当事者でないと分からない悩みや苦しみ。
生き地獄のような毎日から、周囲の人々が力をあわせて何とか救い出せないものか。
昔の日本には、「恥の文化」があって、つとめて『恥』をかかないよう日頃から自重して暮らした。ところが、近年差別用語として多くの言葉が消え去り、あからさまに、ののしられる事もなく、優しい言葉に置き換えられ、何をしようとも、何があっても、辱めを受けたり、『恥』を掻いたりしなくても済むようになった。
人権が尊重される代わりに、人々が「恥」を恥と思わなくなった。
卑近な例が、「ボケ」である。いつの間にか「認知症」といわれ偉くなったような気でさえいるが、「ボケ」はボケである。
「このボケ」といわれることが恥ずかしくて、呆けないように自分の頭を活性化して生きてきた。「認知症か、まァ、いいや。」その方が楽に生きられる。結果、進行して要介護にいたる。
ほかの差別用語も、この「ボケ」と「認知症」に置き換えると、恥を知る以前と「恥」を忘れた後に帰結する。
すべての差別用語を、昔のままの言葉に戻すと このブログは、攻撃で炎上する。(たいしたブログでもないので、そんなこたァーないが)
「人に後ろ指、指されるようなことはするな」こんな意見する親もいなくなった。
「恥ずかしいと思わんか。」 「ベツニ~」で済む平和?な世の中は、それで、ええんちゃう。
今度の総理、総裁は、仲良しクラブはやめて貰いたい。
国や民のために、全力を傾注してもらいたい。くれぐれも、途中で放りだすような「恥」知らずにならぬよう。
青空に、白い雲、ぽっかり。
添加物の入ってない白い雲。
庭には、紫式部ではなく、コムラサキの実が行儀よく並んでついた。
今のところ、色気のある草や木は、ほかにない。ただそれだけ。