五月の散歩は、なんとなくコブ白鳥の子育てに目が行ってしまった。
二組のコブ白鳥(以後白鳥)の子育てを見て歩いた。
五月は花もいろいろ見る機会があったが、つい白鳥の動静が気にかかった。
西側の白鳥は、手賀沼大橋に近い方で三羽のヒナを育てている。
そして、東側の白鳥は、あやめ通りから遊歩道に入る入口近くで、四羽を孵し西より少し遅れて子育てに入った。
いづれも、ヒナたちはグレーの羽毛で覆われ、ハトぐらいの大きさだ。
ヒナたちは、母親がつれて泳ぎから、餌(葦の若葉、柔らかい草など)の取り方を教えている。
父親は、少し離れて様子を見守っている。たぶん外敵から家族を守る役目のようだ。
危機管理は、父親に責任があるらしく、丘の上に上がった時も、自転車や人が近付くと羽をふくらませ、威嚇する。
うんと近付くと、首をのばして、嘴で噛みつくので不用意に接近しないことだ。
揃って泳ぎが出来るようになると、一列に艦隊を組むように進む。
母親が先頭でヒナたちが続く、しんがりは、父親が勤める。
波や風のきつい時は、葦の茂みに揃って身をよせ離れ離れにならない。
聞いた話だが、孵ったばかりの時は、母鳥の背中にも乗っていたそうだ。
今しばらくは、家族がひとつになって、身を寄せ合い生活している様は、震災後の人間のようだ。
西側の白鳥親子。
東側の白鳥親子
二組のコブ白鳥(以後白鳥)の子育てを見て歩いた。
五月は花もいろいろ見る機会があったが、つい白鳥の動静が気にかかった。
西側の白鳥は、手賀沼大橋に近い方で三羽のヒナを育てている。
そして、東側の白鳥は、あやめ通りから遊歩道に入る入口近くで、四羽を孵し西より少し遅れて子育てに入った。
いづれも、ヒナたちはグレーの羽毛で覆われ、ハトぐらいの大きさだ。
ヒナたちは、母親がつれて泳ぎから、餌(葦の若葉、柔らかい草など)の取り方を教えている。
父親は、少し離れて様子を見守っている。たぶん外敵から家族を守る役目のようだ。
危機管理は、父親に責任があるらしく、丘の上に上がった時も、自転車や人が近付くと羽をふくらませ、威嚇する。
うんと近付くと、首をのばして、嘴で噛みつくので不用意に接近しないことだ。
揃って泳ぎが出来るようになると、一列に艦隊を組むように進む。
母親が先頭でヒナたちが続く、しんがりは、父親が勤める。
波や風のきつい時は、葦の茂みに揃って身をよせ離れ離れにならない。
聞いた話だが、孵ったばかりの時は、母鳥の背中にも乗っていたそうだ。
今しばらくは、家族がひとつになって、身を寄せ合い生活している様は、震災後の人間のようだ。
西側の白鳥親子。
東側の白鳥親子