ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

西と東、子育て比べ

2011年05月31日 | 歩く、歩く。
五月の散歩は、なんとなくコブ白鳥の子育てに目が行ってしまった。
二組のコブ白鳥(以後白鳥)の子育てを見て歩いた。
五月は花もいろいろ見る機会があったが、つい白鳥の動静が気にかかった。

西側の白鳥は、手賀沼大橋に近い方で三羽のヒナを育てている。
そして、東側の白鳥は、あやめ通りから遊歩道に入る入口近くで、四羽を孵し西より少し遅れて子育てに入った。
いづれも、ヒナたちはグレーの羽毛で覆われ、ハトぐらいの大きさだ。
ヒナたちは、母親がつれて泳ぎから、餌(葦の若葉、柔らかい草など)の取り方を教えている。
父親は、少し離れて様子を見守っている。たぶん外敵から家族を守る役目のようだ。
危機管理は、父親に責任があるらしく、丘の上に上がった時も、自転車や人が近付くと羽をふくらませ、威嚇する。
うんと近付くと、首をのばして、嘴で噛みつくので不用意に接近しないことだ。
揃って泳ぎが出来るようになると、一列に艦隊を組むように進む。
母親が先頭でヒナたちが続く、しんがりは、父親が勤める。
波や風のきつい時は、葦の茂みに揃って身をよせ離れ離れにならない。
聞いた話だが、孵ったばかりの時は、母鳥の背中にも乗っていたそうだ。
今しばらくは、家族がひとつになって、身を寄せ合い生活している様は、震災後の人間のようだ。


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西側の白鳥親子。
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東側の白鳥親子


雨降っている間に、片づけもの。

2011年05月30日 | 日常・身の回り
今年は早めに、梅雨入りしたので、梅雨明けも早いかと言えばそうでもないらしい。
大雨に昨夜から見舞われ、家の中の机の周辺を片付けた。
幾分すっきりしたが、こんなことは毎度やって、どこに何があるか確認しておきたい。
探し物の時間が短縮されるメリットがある。
散らかる原因は、何でも手元に置いて、手を伸ばせば取れる所に置いて、元に戻さない。
そのうちに、物の上に物が重なり手近にあっても、ひっくり返さないと出てこない。
使ったものは、いちいち元に戻せばいいことだが、ちょっと立って棚にまで持って行けない。
たまった物は、雨の日に一日かけて整理整頓に努める。

今度回転すしの、仕掛けで必要な道具や辞書、書類、参考本など、目の前に流れてくるようにしたい。
使ったものは、放り込めば元にかえる。

こんなことは、ノートパソコン一台あればデジタル派は、皆やっているのだろう。
たぶん。


法句経から。

2011年05月29日 | 毎日、法句経。
***240番

錆(さび)は
鉄より生ずれど
その鉄を
きづつくるがごとく
不浄(けがれ)ある行者(ひと)は
おのれの
業(わざ)により
悪処(あしき)にみちびかれん


***
ことわざに、「身から出たさび」とあるように、
悪事は自分自身の不徳によるものであって、
他人のせいではない。

意を決してと言うか、じゃまだから。

2011年05月27日 | 不思議ニッポン
3月11日以来の新聞を、資源回収に出すかどうか、ずいぶん逡巡した。(5月20日に記事)
ついに今日の資源回収の日に出したぞ。




爺問題と言うものの、あまりにも社会の動きが、どんでん返しだったりして追いきれない。
テレビなど見ていると、よく専門家と言う人が何事によらず出てきて解説なさるが、誰が専門家として認定したのか。
特に資格とか、基準とか決まってないらしいので、専門家の言うことだからといって、鵜呑みにしてはいけない。
津波や地震で壊滅的な被害の状況、目を覆う惨状の新聞の写真。
放射能の汚染の状況も毎日刻々と報道されるが、発表する人がいい加減だと何をどう信じていいか分からないことも多い。
ブログネタや、川柳ネタを提供される方も毎度いるし。
それにつけても原発のことは、最初から現場の長にお聞きするのが良かったのでは。
言った言わないで、揉めているのは知らない人が権威だけで無責任なことを言いなさるからじゃ。
注入をどうしたこうしたなら、芸人さんが居るじゃろうが。専門家でねえの。
ほら、手でハートマーク作って「ラブ、注にゅう」て言うとるが。ひっくり返って、足をYの字にあげて。
日本の一大事をよそに、偉いさんが皆、軽くなってしもた。
芸能界の人たちの行動力の方が重みがあって、被災地の人々も勇気づけられている。

三日前の古新聞、まして2ヵ月分の新聞を、精査しても何も出てコナーズ。あっ、これ無視コナーズのCM ?
ダ・カ・ラさっさと資源回収に回しました!
迷うことなかった。机のまわりすっきりしたデー。


庭木の床屋さん

2011年05月26日 | 日常・身の回り
22日の日曜日と、今日25日いずれも半日ずつ掛けて、庭木の剪定をやってもらった。
わずかばかりの植栽も、三年も剪定やってないと、ロン毛のボウボウ頭。
庭師さんは、吉天より五歳も年上のお兄さんでお爺さん、元気だ。
3キロでも4キロでも、自転車でやってくる。

高い梯子に乗り、鋸とハサミで要領よく綺麗に刈ってゆく、落ちた枝や葉は一人で始末しながらの作業。
夏に向けて、すっきりと仕上がった。
風通しも良くなり、窓を網戸とレースのカーテンで覆っておくとエアコンなしで省エネだ。
附近にお得意様も多く、引っ張りだこらしい。
80歳近くで現役で仕事をこなす。
「見上げたものだ。」「空ァ、なに、梯子に乗っているから、見上げざるをえまい。」
定年過ぎてから、趣味が仕事に20年。
新潟の出身で、戦後東京に出たそうです。新潟県人は皆さん実直で、信頼されます。



法句経から。

2011年05月25日 | 毎日、法句経。
***228番

ただ 一向(ひたむき)に
そしらるる
ただ 一向に
讃(ほ)めらるる
かかるもの
過ぎゆきし日にはあらざりき
今もまたあらざるなり
やがて
来ん日にもあることなからん


何が何でも、誹られるばかり、あるいは何が何でも褒められるばかり、
このような人は
過去にもいないし
今 現在も見かけない
やがて来る未来にも現れないだろう。

悪くばかり言われぱなしの人
善く言われ賞讃されるばかりの人も
いずれの人も過去にも現在にも
また将来にもいないはずだ。
だから、誹られても耐えていれば、いいことも賞讃されることもあるはずだ。
褒められても、好い気になっていると、かえって誹謗されることになる。

ハコネウヅキ(白い花も、とき至りて紅色に変わるなり)

迫りくる危機

2011年05月24日 | 歩く、歩く。
こぶ白鳥の家族が、丘に上がって草を食んだりして団欒のひと時。
そこへ50メートルも先から、するすると水の上を、ある生き物が近づいて来る。
何も知らない白鳥の親子、この家族は手賀大橋に近いところで、3羽のヒナを育てている、もうひと組、
危機は音も無く忍び寄る。
体をくねらせ、水を切るように泳いでくるのは、一匹の青大将。
一メートルを50センチは超える、遠くから獲ものを嗅ぎつけたのだ。
見事な泳ぎでスピードもかなりのものだ。
岸に沿って水面から、上がろうとしたとき、一人の男性が木の枝を見つけてきて、その蛇を、つつくように投げかけた。
驚いた蛇は、するすると身を隠し、最後にその細い尻尾も見えなくなった。

こちらのこぶ白鳥は、歩く人が足を止めてしばらく可愛い子育てぶりを眺めて行く。
動物園の動物のように全く人の目を気にしないで遊んでいる。
デジカメや携帯で写真撮る人や、カップルの若い人、老年の夫婦など、10人ぐらいの人たちが取り囲むので人には慣れている。
しかし、あまり近付くと首をのばして、お父さん白鳥が威嚇する。
こちらのひな鳥は、羽の色がもう白くなって、じょじょに成長してきている。

遊歩道の入口付近の白鳥は、4羽のヒナ達の羽はまだまだグレイで、くちばしは黄色い。

丘で草をはむひな鳥と見守る母鳥
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岸近くを泳ぐ蛇
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(クリックして全体の映像を見て下さい。)


独り者のアヒルが、元の場所に戻って来た。

2011年05月23日 | 歩く、歩く。
完全ではないが、傷が幾分治って元の場所に戻って来た。
白鳥の親子は、苗を植えたばかりの田圃に全員で入り込んでいる。
これじゃお百姓さんたまらない。
遊歩道の左が田圃、川があって遊歩道があって、その下が沼。
白鳥もアヒルも草食で、草の葉や葦の葉、草の実などを食べている。
人間がキャットフードを撒いたりするから、草だけでは物足りない。
稲の葉をむしり取るのはやめなさい。
アヒルも人間を恐れず餌がもらえるかと、ついてくる。
アヒルの顔の傷はこんなに治った。右側、左側それぞれ痛々しい。

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もう二度と、白鳥にちょっかい出さないことだ。今度やられると致命的だ。048
田の中に入り込んだ白鳥の家族 「田中(デンチュウ)でござるぞ」
(お手数ですが、画像をクリックしてワイドでご覧ください)


ノリとハサミは使いよう

2011年05月22日 | ニュー・諺
「馬鹿と鋏みは使いよう」元の諺はご存じの通り、切れない鋏みも使い方で切れると同様に、
馬鹿な人間も使いようで役に立つと言ったところか。

馬鹿は失礼であろうが、「ノリとハサミは使いよう」と言うのはどうだろうか。
ノリとは、調子にノルのあのノリだ。ノリがいいとも言う。
乗せて使う。乗せられる。あまりいい言葉ではないが、自分が乗る分にはいいのではないか。

気分よく乗ってしまうと、仕事がはかどるものである。
芸能でノリがいいというが、舞台が華やかになる。

そして似たような言葉に、「ハマる」がある。
「ハメラレル」のは嫌だが、自分でハマる分には、
他人に迷惑にならなければ許される。

趣味にハマることもあろう。今ブログにハマっている人もいる。
物事に集中して、ハマると他人にまねの出来ない域にも達することもある。

話をもどそう。「ノリとハサミは使いよう」糊はペースト、鋏みはコピー。「コピー&ペースト」だ。
コピペなんて、粋がることはない。
元は、他人の文章をハサミで切り取り、糊で貼って繋げて盗用することを言ったらしい。

今、吾輩のハマっているのは、爺問題、(時事問題ともいう)。
関心のある新聞記事を、ハサミで切り取り、糊で貼りつけたスクラップブック。
昔ながらの手法で何が面白い。朝日新聞デジタル版で出来るらしいが、あくまでアナログでやる。

切って貼るだけではない。内容を読み込んで勉強させて貰うこと。
一度に沢山のことは勉強できない。

一片の記事があれば、それに注目の字句に赤ペンでボーダーラインを入れ、
辞書をひいたり、必要とあれば、参考書籍を繰って調べたりする。
これらを集約すれば、だんだんに見えてくるものがある。
評論家にならなくても、爺問題に精通できる。

膨大な切り抜きや、古新聞は核燃料の燃えカスみたいなもので、ゴミ収集日に出せばよい。
ところが、本当の核燃料の燃えカスは容易に始末出来ないから問題が大きい。