ぽかぽかと行きましょう

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西と東、子育て比べ

2011年05月31日 | 歩く、歩く。
五月の散歩は、なんとなくコブ白鳥の子育てに目が行ってしまった。
二組のコブ白鳥(以後白鳥)の子育てを見て歩いた。
五月は花もいろいろ見る機会があったが、つい白鳥の動静が気にかかった。

西側の白鳥は、手賀沼大橋に近い方で三羽のヒナを育てている。
そして、東側の白鳥は、あやめ通りから遊歩道に入る入口近くで、四羽を孵し西より少し遅れて子育てに入った。
いづれも、ヒナたちはグレーの羽毛で覆われ、ハトぐらいの大きさだ。
ヒナたちは、母親がつれて泳ぎから、餌(葦の若葉、柔らかい草など)の取り方を教えている。
父親は、少し離れて様子を見守っている。たぶん外敵から家族を守る役目のようだ。
危機管理は、父親に責任があるらしく、丘の上に上がった時も、自転車や人が近付くと羽をふくらませ、威嚇する。
うんと近付くと、首をのばして、嘴で噛みつくので不用意に接近しないことだ。
揃って泳ぎが出来るようになると、一列に艦隊を組むように進む。
母親が先頭でヒナたちが続く、しんがりは、父親が勤める。
波や風のきつい時は、葦の茂みに揃って身をよせ離れ離れにならない。
聞いた話だが、孵ったばかりの時は、母鳥の背中にも乗っていたそうだ。
今しばらくは、家族がひとつになって、身を寄せ合い生活している様は、震災後の人間のようだ。


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西側の白鳥親子。
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東側の白鳥親子


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2 コメント

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2組のコブハクチョウたち、仲良く暮らしていますね... (kazuyoo60)
2011-06-01 06:47:23
2組のコブハクチョウたち、仲良く暮らしていますね。子供は大切、そして家族も大切、そうしないと命そのものも守れませんね。十分な餌が確保できますように。人の領分に入りすぎないでね。
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kazuyoo60さん。 (吉天)
2011-06-02 21:41:55
kazuyoo60さん。
白鳥も、鳥たち生物は、生きる力を天から与えられています。
動物も、植物もそれぞれに生命力を貰って生きているのです。
人間だけが、自分で生きているなんて不遜な考えです。
生かされていることを知れば、原子力を弄んだりできないでしょう。
漏れ出した放射能は、長い間、人間自らを痛め尽くすことになります。怖いことです。
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