昨日の便秘対策のつづき。
便秘解消のために発酵食品が良いと書きましたが。
"便秘だから"ではなく、
常に腸を良い状態にもっていく『腸活』を日頃から行っていると良い事が沢山あるという話を少し。
そもそも、腸が良い状態…というのは
胃で溶かされ十二指腸で消化・分解された食べ物が、小腸で"栄養の吸収"が上手くいっている状態。
そして、栄養の吸収されたカス(小腸ではまだ水分たっぷりのビシャビシャ)が
大腸で余分な水分を吸収され、その後スムーズに排出される。
のがベストで。
それに大きく関わるとされているのが腸内の善玉菌と悪玉菌のバランス。
腸の動きや働きを良くする善玉菌、
有害物質を作り出す悪玉菌、
そしてそのどちらか優勢な方に加勢する日和見菌。
善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%、というのがベストと言われています。
ストレスや過度な疲労、不規則な生活、食べ過ぎ、偏食、野菜不足、運動不足、
などで腸内環境が乱れると悪玉菌の活動が優勢になります。
すると、腸の働きが鈍り老廃物やカスが排出されず腸内にたまっていきます。
そして腸壁から有害物質や毒素が血液中に取り込まれます。
それら毒素が肝臓などで解毒されないと全身に行き渡り、細胞へ良い栄養が与えられなかったり、
病気に繋がったりします。
『肩こりや頭痛』、『冷え症』にもなりやすいとされています。
ということで、腸が良い状態だとどうメリットがあるのか?
まず、
免疫力が高まり、風邪をひきにくくなったり、アレルギーを起こしにくくなります。
次に、腸をキレイに保っていると
『幸せホルモン』と呼ばれる、"気分が落ち着いたりホッコリする"セロトニンが作られやすくなります。
それによりうつが防げたり、改善されたり、やる気が出やすくなったり。
ストレスに対抗できる体作りができます。
そして、
腸がキレイになると肌もキレイになります。
腸内に古いウン○が溜まっていると、上記のように血液が汚れ、
吹出物やニキビ、肌荒れ…ひいては肌の老化になります。
また、10年前ほどから腸が良い状態であると認知症になりにくいといわれ始めました。
それも腸なの!?Σ( ̄□ ̄;)
ビックリ!
研究結果として、腸内環境が悪い方ほど認知症になっている、脳内環境が良い方ほど認知症になっていないのだそうです。
あとは日本では女性の死因第1位の大腸ガン。
発酵食品を積極的に摂る事により腸内の善玉菌が増えると、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が増え、ガンになりにくくなります。
便秘でなくても腸内環境を整えるべく、
発酵食品を日々とることがベストかと思われます。
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