フェイシャルを受けるのが生まれて初めて、というお客様は多くみえられます。
その中でも結構な数の方が、
「こんなにソフトにクレンジングや洗顔をするの?」
と驚かれます。
最初は私の方が
「どんなに強く洗ってるんですか?」
と驚いていたのですが、だんだんとそう言われるにつれ、結構多くの方が強く洗われているのだろうなぁと思うようになりました。
昨日お越しの方も例にもれずでした。
さてそれでは昨日に引き続きまして、基本的な洗顔方法について。
朝起きたときもクレンジングの後も 洗顔は「鼻から」がオススメです。
鼻の頭が乾燥して皮がむけるほどの乾燥肌の人以外は、いくら年をとっていてもTゾーンは(特に鼻は)皮脂が出やすい箇所だからです。
一番最初に洗顔料を乗せた箇所は、最後に洗い流すまでずっと洗顔料がお肌についたままになりますよね。
ということは一番皮脂の多い箇所から洗い始めることがお肌を余分に乾燥させないということ。
テレビのCMでは頬から洗ったりしていますが、あれはあくまで便宜上です。
あのまま見よう見まねで毎日頬から洗っていると、頬は間違いなく乾燥が進んでしまうでしょう。
(当サロンのフェイシャルエステではいきなり鼻から触れるとお客様が驚かれるので、どちらかというと鈍感なアゴから洗っていきます。アゴも皮脂が出やすいからです)
洗顔料は泡立てたら皮脂の多い鼻や額などTゾーンから肌に乗せて優しく円を描くように下から上へ、頬なども顔の中心部から外側へと滑らせます。(上から下にすると垂れます)
皮脂がほとんど出ていないお肌でしたらたっぷりの泡で押し当てるように包みこむようにするだけでOKです。
目の周りは大きくクルクルと目を囲むように指先を滑らせましょう。
冬は冷たいお水だと泡立ちにくかったり、肌に乗せた時に泡が冷たく感じると毛穴が縮んでしまい毛穴の汚れが落ちにくいので、
なるべくぬるま湯で泡立てるようにしてください。
ぬるま湯だけど上手く泡立たないという場合は洗顔ネットを使われるのも良いでしょう。
(洗顔ネットは清潔に保ってくださいね)
ゴシゴシは禁物です。
指の腹や手の平が肌にあたるか当たらないか程度でよいでしょう。特に手が肌に当たっても問題はありませんが、泡のない状態で何度も肌をゴシゴシこするのは避けましょう。
また、タオルで拭き取る際もタオルを肌に押し付けてタオルに水分を吸わせましょう。
タオルを上下にゴシゴシしないこと。
肌表面が傷つくだけでなく、大きく肌を上下させるとお肌が垂れやすくなりますのでご注意を。
次回は基本的な化粧水の塗り方です。
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