小学生の時に、図書室に皆の寄付の漫画が置かれていて、その漫画を読んでいたら「レモンで美白のためのパックをしている図」がありました。
恋する乙女が美しくなるために、磨きをかけている1シーンという感じで。
なので、18歳くらいになったらみんなレモンのパックをするんだわ~
なんて夢見心地でした。
それが中学1年生の頃、レモンを直接肌に貼ってはいけません、と雑誌に載っていたのです!
「肌が荒れてしまうのでやめておきましょう」と注意が書かれていました。
確かにレモンはビタミンCを多く含むので美白にはもってこいというイメージがありますが、酸が強いために肌を荒らしてしまうのですよね。
今でこそ当たり前のことなのですが、その漫画が当時でも一昔前の漫画だったのでちょっと内容が遅れていたと思われます。
当時レモンだけでなく、キュウリのパックもいいなんて聞いたこともありますが(きゅうりに含まれるキューカンバーエキスがいいということなのでしょう)、
やはり直接張るのは良いとはいえないようです。
でも!
以前、韓国で汗蒸膜(ハンジュンマク)と全身マッサージ&あかすり&ヨモギ蒸しをフルコースで受けた時に最後の最後になんとキュウリのパックをされてしまいました~
が、お肌は無事でした(笑)
身体はなぜか全身湿疹が出ましたけど(笑)、なぜ?
真っ黒の(天然の)泡の立ったニンジン風呂に入ったからかしら?
あかすりが強すぎたのかしら?
…あ、脱線してしまいました。
それで、肌のために卵の白身パックがいいとか小麦パックやヨーグルトパックがいいと聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
白身パックや小麦パックは髪の毛にもすごくいいらしく。
白身パックは高校生の時に友達がやって、翌日ツルツルのぴかぴかになっていたのですが…
とっても生臭くて(笑)
ツヤ度は最高に良かったのでみんなで「やりたい~」と言っていたのですが、その臭いをかいだらやる気が失せました。
彼女もそれ以来しなくなりました(笑)
でもきっとあのツヤは白身の蛋白質がとても効果を発揮したのでしょうね。
小麦粉パックもヨーグルトパックも同じくそれらに含まれるグルテンや蛋白質が肌に浸透することによってハリが出やすくなるといった効果でいいといわれているのかもしれません。
ただ、レモンもそうですが卵も小麦粉も直接そのものを肌に塗ると有効成分以外の「肌に刺激をもたらす成分」が肌を荒らす可能性がありますので、おすすめはできません。
食べ物や植物・動物などにアレルギーのもとはいくらでもあります。
アレルギーになりやすいもの、としてピックアップされているものも多いですが(スギ花粉、そば、小麦、などなど)、
最近では米アレルギーなどもありますし、友人はマンゴーアレルギーになりました。
友人の友人はリンゴアレルギーになりました。
そのまた友人はミカンアレルギーになりました。
という感じで、残念ながらどこで誰が何にアレルギーになるかというのは限られていません。
なので、出来るだけアレルギー反応が起こらないようにする必要性というのもあるのではないかと思うのです。
お化粧品には卵や小麦由来の成分・ヨーグルト(乳製品)由来の成分が使われているものも多いです。
そういった成分は、それらから肌に効果のある有効成分だけを抽出して使用されているためにアレルギーや肌荒れも起きにくいのです。
よほど何に対しても荒れないというお肌の方ならともかく、肌の薄い方や荒れやすい方は特に気をつけてください。
何でもそうなのですが、最初は大丈夫でも回数を重ねるごとにアレルギー反応が出たりしますので。
上記の友人もマンゴーを短期間に(好きすぎて)食べすぎたためそうなったようで。
リンゴの方はリンゴダイエットでリンゴを食べ過ぎたためだそう。
花粉症もそうですよね。
一定量を越えたら発症しますよね。
まぁ、お化粧品も何年も使い続けていく中でかゆみや赤みが出ればその中の成分のどれかに反応しているということになります。
(すぐにかゆみや赤みが出るものは特に身体が拒否反応を示しています)
そんな感じで、あくを多く含むものもありますし、どうしても食べ物や植物の汁などを直接肌に塗りたい場合は重々お気をつけてください。
というお話でした。
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