而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

ベトナム旅行・・・ハロン湾 そのに

2009-09-23 | 旅日記 ベトナム編
台風が近づいているので、
台風を避けて避難するという水上市場の生活を、見せていただくことになりました。











ここで買い求めた魚は、船で料理をしてくれるというので、大阪のご夫婦が”しゃこ”を買い求めました。
もちろん!おまけをしてもらいました。(*^^*)
同じ席ではなかったので・・・どんな料理になったのかは・・・

 わたしたちの乗った船を小さな船が追いかけてきます。
   船には、4本柱にビニールシートをかけて・・・雨や日差しを避けるためだけのようです。
   ビニールシートの中には、簡単なイスにすわって授乳をしている女性がおり
   父親らしき人が舵をとって船、すれすれに近づいてきます。
   そして笠をかぶった少女が、片手に果物をのせたお皿を持って・・・
   船の窓の側の縁に”ひょい”と乗り、雨がしたたり落ちる窓をガタガタと開けて
   全身ずぶぬれです。そして果物を売ろうとします。値段は5ドルです。
   ガイドさんから、なるべくなら買わないように言われていたのです。
   少女と目を合わさないようにしていたのですが、わたしは窓際に座っていたので
   少女に”いらない”とゼスチャーまじりで断るのが精一杯でした。
   根負けした少女が船から下りて、平行して走っていた船に飛び乗りました。
   少女が乗った船はスピードをあげて、わたしたちが乗った船から離れていきました。
   複雑な気持ちでした。
   わたしの、食べもしないものを買ってあげるというおごった気持ちがいやだったことと
   観光客だからと高めにつけられた値段の果物。でもそれを買ってあげたら
   この家族のいくらかの足しになるのではないのかと・・・
   いやいや・・・そんなことを思うことがあの家族に失礼ではないのか・・・
   きょうを生きているあの人たちには、そんな思いは無用ではないのかなどと
   降る雨を眺めながら思ったものでした。
   でも そんな思いを振り払うように・・・
   湾を回ってかえるわたしたちの船に、
   果物がのったお皿をもって飛び乗ってきたのが、あの少女でした。
   わたしが思っている以上にたくましく、きょうを生きておりました。
   そして 家族を支えておりました。
   わたしは・・・少女の目をしっかりとみて断りました。
   少女はすぐに隣の窓を開け始めました。(*^^*)
   
   
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お彼岸の中日です。

2009-09-23 | 日々のなかで・・・
今年最後の墓参りツァーです。
”おはぎ”ならぬ”なべすり餅”をつくって
あちらのお寺、こちらのお寺へ・・・
お墓には、お供えができなくなり
角館のお寺さんは、
お供えを持ち帰るようにと
張り紙をしてあるので
お寺に持参する”なべすり餅”も
ほんの少しになりました。
それでも
せっせと餡ときなこをつくって
仏壇に供えて
いざ!出発です。
”ばばぁず”が先回りして、まっているんだろうなぁ~(*^^*)
コメント (2)
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