ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

湖水地方とスコットランドへの旅 3.出発~マンチェスター

2024-05-31 12:47:14 | 

いよいよ出発の日が来ました。

前泊のため、成田空港近くの東横INNへ。

当日は結構な雨でして、上着は新調したマウンテンパーカーなので、防水バッチリだけど、リュックがねぇ、ぽてちも夫もビッショビショ。

これでは雨の多いイギリスでは困ったことになるぞと、空港のABCマートで防水スプレーを購入しました。

ホテルまでの送迎バスを待ちます。

初めて東横INNを使いましたが、いかにも日本的なホテルですな。上の画像のベッドはまずまずですが、

 

ワンルームマンションのようなバスルーム。狭くて息苦しい。体の大きな外国人だと使えないかも。

 

夜中まで飛行機の離発着の音が聞こえ、早朝も飛行機の爆音で目が覚めました。やれやれ。

 

朝食はロビーのような場所でビュッフェです。内容はまずまずですかね。冷凍マンゴーがうまかった。でも多分次回はないな。

空港まで数キロしかないのに渋滞して結構時間かかりました。

 

おぉ、実に5年ぶりの成田であります。ただいま!と叫びたくなる。

ウィング連結部はオリンピックに向けてリニューアルされたのかな。新しく、きれいになっていた。

やっぱ羽田よりこっちが好き。広くて。

今回は往復KLMオランダ航空です。昼頃出発。

機内食はまずいです。こんな感じ。

で、おやつやサンドイッチが出て、

2度目の食事。またチキンかい!クラッカーと果物、チーズでいいや。

乗客は外国人が多く、日本人はパラパラでした。航路はロシア上空を飛行できないため、往路はアンカレッジからグリーンランド上空を通過します。

(昔アンカレッジで給油してなかったっけ?あの頃もソ連上空は通れなかった上に燃費悪かったからかな。)ロシア上空に比べ、多分1~2時間余計にかかりました。

白夜なのかな。ずっと明るかった。冬だと結構な確率でオーロラが見えるそうですよ。うらやましい。

 

オランダ スキポール空港で念入りに手荷物検査され、乗り継ぎ。その間、ATMで現金をおろしたのは良かったが、英ポンドをおろすので、

ユーロからポンドへの両替(?)みたいになっちゃって、レート悪かったです。イギリス国内でおろせばよかったんだけど、夜遅くなるし先におろしてしまった。

案の定、マンチェスター空港から乗ったタクシーはキャッシュのみしか支払えなかった。結果、あれしか方法はなかったみたい。

 

ほんの5分くらいでクラウンプラザマンチェスターエアポートHに到着。タクシー代2000円以上とられた。さぁ、高額祭りのはじまりですよー。

ベッドのね、広さは日本とほぼ一緒。でも高さが全然違う。腰かけると足が浮きます。

 

若干広いバスルーム。タオル類の厚みは倍以上。

 

そして十分寝たあとの朝食、待ってました!フルイングリッシュブレックファスト。豪華!

メインのプレートの右側の真っ黒のはブラックプディングだと思うんだけど、スコットランドで出てきたのはハギスなのかな、イマイチ違いがわからないぽてち。

この黒いヤツはちょっとクセあり(スパイスの香りが)。

あとぽてち大好きお豆のベイクドビーンズ。煮豆なのにベイクドとはこれいかに。でも好き。あれば必ずいただきます。トルコでも見かけましたよ。

ホテル代は東横の3倍くらい。高いとみるか、安いとみるか、人によるでしょうな。

さて、空港駅を目指して歩きます。

思ったより大きな駅でした。ロンドンに泊ると高額かな、と思い、マンチェスターにしました。ここからだと

湖水地方の入り口駅、オクセンホルムまで直行で行けるのです。2時間半くらいかかったかな。

では出発!

 

 

 

 

 

 

 


湖水地方とスコットランドへの旅 2.準備編その2

2024-05-10 14:29:42 | 

(今回夫が買ったスマホケース&ストラップ。旅行中の落下防止と盗難予防のため

前回よりちょっと改善された。前回は画面が見にくいカバーだった)

 

さて、いよいよ迫ってきた出発の日、と思いきや、図書館からスティーヴン・キングの

「ビリー・サマーズ」上下巻がどっとやってきてしまい、大急ぎで読んでいる始末です。

いつものキングと違って1000ページはないみたい(600ページちょっと)なので、なんとか

出発前に読んで返却できそうです。

 

なんといっても個人旅行なので、日々のスケジュール管理はキモです。

以前は分刻みのように詰め込んでましたが、歳も歳になってきたので、ゆったりとしたものにしようと思っています。

でも、飛行機とか列車の時刻はキッチリ決まってるので、失敗は許されません。

なんども夫と段取りの確認です。

 

地球の歩き方は教科書的な存在なので、暗記できるくらい読み込みたいです。

これテストに出ますよー。

 

さらにはクリアファイルフォルダーにたまったeチケットやらバスの時刻表やらパスポートのコピーなどなど。

スマホに入れておいてもバッテリー切れたり、スマホが故障したりでは使い物にならないので、やっぱり紙は必要です。

 

スマホといえば、ぽてちはこんなストラップを通す穴(ガラケー時代みたい)がケースに開いてたので、ベルトを通すことにしました。

 

そうそう、ホテルの場所やパブの場所はマップに入れておきました。

今回、レストランには多分行かない。一回の食事で1万以上かかりそうなので。

 

スーツケースに一応荷物詰めてみました。あちらは最高気温が20℃くらいしかないみたいなんで、

セーターとか長袖の下着とかも持っていくつもりです。

 

さてどんな旅行になるやら。いつもながら期待と不安が入り混じります。

それでは本も読まなければならないので、このへんで。

 

 

 


湖水地方とスコットランドへの旅 1.準備編

2024-04-29 14:50:50 | 

さて、去年11月にトルコへ行ってから約半年。ぽてちはイギリス湖水地方とスコットランドへ行きます。

コロナで行けなかった分を取り戻したい。しかもまた予期せぬ事態が出来し、あのようなことにもなりかねない。

さらに言えば「ひとの命ははかないなぁ」という事例が身の回りで2件も発生し、もう生きてるうちに行くっきゃないでしょ。

 

で、前回はツアーでラクしちゃったから、今回は自力で行こうぜ、と、2か月くらい前から準備してます。

ちなみに出発はゴールデンウイーク明けです。

 

まずは航空券とホテル予約。これがねぇ。コロナが終わってみれば日本と海外の物価がさらに広がったようで、さらに

円安もあり(でもぽてちは言いたい。それよりデフレの影響の方が大きいと)、大変です。

航空券は以前の2倍近く、ホテルも2倍か3倍。中でもエディンバラは超高額で、以前の最上級ホテル並み。(3つ星でですよ!)

 

う、気勢がそがれる。でも直前になればホテルも値下がりするのでは?という考えは甘いらしく、ますますエスカレートしてます。

ま、予約は終わりましたが、直前まで粘るつもり。

 

さて、ここ数年で、イギリスではキャッシュレスが急速に進み、ほとんど現金を使わない(というより使えない)ようになっているようです。

実は前回、2014年にイギリス(ロンドンとコッツウォルズのみ)へ行った時の現金が残っており、

8000円くらいか。これで間に合うか、と思いきや、近年、新紙幣に替わったとかで、これらは新券に両替しないと使えないらしい。

じゃ、成田で、と思うでしょ?でもダメらしい。英国内の、郵便局で替えてもらえるかも、ってことらしい。

大きい郵便局は終盤のエディンバラにしかないようなので、おみやげくらいしか使えないかもね。

 

ちなみにトップ画像はユーロです。こんなに余っていた!今回はオランダの空港内でしか使えないかも。早く使わないとイギリスみたいに

近々キャッシュレスになりかねないよ。

 

キャッシュレスといっておきながら今更ですが、この財布、海外で使うのにいいでしょう?布製で軽いし、結構入るし。

100均を探し回ってもなかなかなく、かろうじてキャンドゥにありました。レッドも色違いで購入。

 

あと準備したのは、

いつもの衛生用品と、今回はフットパスとか行こうと思ってるので、シップ。

 

そしてトレッキングシューズ。これは何年も履いてます。ちょっと足が痛くなることがあり、中敷き入れました。

中敷き入れると不思議とどんな靴も痛くなくなるぽてち。

 

街歩きは前回はバスの中にこれを置いて薄っぺらいサコッシュで、というパターンだったが、

今回はそんな甘っちょろいことはできないので、リュック本体にガッツリいろんなものを詰め込んで歩きます。

コンパスは、Googleマップを開くと「南に向かいます」とかいきなり言われてどっちが南かわからなかったので、今回は

リュックのポケットに入れていきます。

 

あと、いつも携帯するご当地ブックは「世界のはての少年」。スコットランドが舞台らしいので、

飛行機や列車の中で読みたいです。これがぽてちの旅の楽しみの一つなんです。

 

次回は事務的な準備について。これが大変なのよ。

 

 

 


トルコへの旅 11.旅の終わり

2023-12-23 13:40:21 | 

4年半ぶりということもあり、なかなかタフだった今回の旅行。おみやはいつもどおり少なめです。

これはトルコでは高級とされる山羊の乳で作ったせっけんです。地方で買ったら一個150円くらいだった。イスタンブールだと500円くらいかも。

使い心地いいですよ。武骨な見た目がいい。

 

バラの産地で買い求めたせっけん。ダマスクローズだと思うんだけど、例によってトルコ語なので確かではない。

 

こちらは松の木(?)のはちみつ。普通のお花のもあったんだけど、それとは違うという店の人の話。

食べてみたところ、特に松脂くさいとかいうことはなく、ほのかな甘さでおいしい。

 

小皿各種。もっと色鮮やかなのにしようとしたら、「それは鉛が入っている」と店の人に言われ、こちらにしました。

チューリップはトルコの国花です。

 

トルコ石のペンダントトップ。これを買った次の日から現地で着けていましたよ。なかなか評判良かったです。

 

そしていつも買う地元のワイン。カッパドキア産の赤と白です。買ったのはイスタンブールのフツーの酒屋さん。

まだ飲んでません。

 

そして、昨日届いたカイセリ産絨毯。

 

(これは今まで敷いてあったペルシャ絨毯です。カシュガイ族の部族のもの。2階に持っていきました。)

 

こちらが今回のトルコ絨毯。パッと見、ホットカーペットカバーのようですな。

カシュガイより厚手で、しっかり、カッチリした印象です。もちろんほっこり暖かい。

アイボリー、薄い茶、濃い茶、そして黒と、様々な羊さんたちの染めてない毛が使われています。

カッパドキアの洞窟付近にいた羊さんたちを思い出して幸せな気持ちになります。ま、ちょっと高かったが、思い出の品にはなりました。

 

 

これは裏面です。きれいにできてます。ノット数は少なそう。

 

今回の旅のまとめ

1.やっぱりコンタクレンズ用の鉢底ネットは必要。コンパスも必要。ストールはガーゼタイプの

ふわふわしたのではなく、薄手にすればよかった。やっぱりかさばった。

 

2.トイレ休憩がしょっちゅうあったにもかかわらず、水分取らなくて体調くずした。脱水症状気味だったかも。

旅行中は水分とろう。

 

3.トルコのような広大な国はツアーがラク。自分で長距離バスを手配して、とかいうのはムリ。

 

4.深夜発の便は空港での待ち時間で疲れる。機内で寝られるのはいいのだが…。

 

で、次回ですよ、来年のゴールデンウイーク明けあたりに行きたい。

なんとかお金をかけずにイギリスへ行けないものか。航空券は以前の倍近くになっているので、ホテルじゃなくアパートにするとかして。

自炊もして…。工夫すればなんとかなるかな。

でも南イタリアも行きたいし、モロッコにも行きたいの。ぽてちの行きたいところ、無限にあります。

 

旅って、行けば行くほどまた行きたくなりますね。

 

 

 


トルコへの旅 10.イスタンブール観光(3回目)

2023-12-22 12:48:18 | 

(上の画はホテルからの街並み。この辺はオフィス街で、観光地へ行くのには不便)

さてトルコ最後の日。今日は一日フリータイム。数々のヨーロッパ旅行を自力でこなしてきたぽてちの真価が問われます。

まずは腹ごしらえ。

ヒルトン最後のご飯。おいしかった。小さい器の中はクロテッドクリーム。あのイギリスの

スコーンにつけるヤツですな。生クリームとサワークリームを合わせたような味で、おいしいのです。

 

さてどこへ行く?当初の予定では行ったことのないアジア側(ボスフォラス海峡をフェリーで渡った反対側)に行って、2019年に完成したチャムルジャ・ジャミィ

(なんとドームの高さ72m,6万人以上収容)の巨大な姿を見に行こうかな、と思ってましたが、なにしろ寒い。やめました。

夫が考古学博物館に行きたいというので、やっぱり旧市街へ。今まではどこでもバスで行けましたが、ここからは自力。

結構遠いので、地下鉄やトラムに乗ります。回数券を買いに地下鉄オスマンベイ駅へ。

駅までがまた分かりにくく、1kmくらいあるのでグーグルの経路検索で。しかし、「南へ進みます」といわれても、

どっちだかわからないのよね。パッと取り出して見られるように、コンパス(アプリではなく本物の)の必要性を感じました。

やっぱり持ってくるんだった。

 

切符の自動販売機。日本語表記あり。でも、回数券を買おうとしてもうまくいかず、結局イスタンブルカルトというカードを

260リラも出して(1400円くらい)買ってしまった。残り少ないトルコリラ、ちょっともったいなかった。

イスタンブルカルトはチャージ式のカードです。地下鉄、トラムなどは一律で80円くらい。

 

これがイスタンブールの地下鉄です。

 

地下鉄車内の路線図です。

 

さて、イスタンブール大学前駅で下車後、トラムに乗り換えます。

堂々たる大学。

 

トラムの停留所。

 

トラム車内の路線図。

考古学博物館の近くで降り、お昼ごはんです。

なんという店かわかりませんが、世界各国のお客さんからの色紙(的なもの)が貼ってありました。

 

前菜のようなものが出ました。なんだったか忘れた。

 

エビのアヒージョみたいなやつ。

 

クラシカルケバブと書いてあったやつ。これ、ラムだよね?最後に食べたかったのよ。でも確信はない。おいしかった。

 

バクラヴァ。やっぱおいしい。

 

お茶が付いてきた。

ずっとそばにネコちゃんがいて、(こんな風にどこでもネコがいるのがトルコ)

かわいいおててをぽてちのうでにちょんちょんして、「くれー」と催促されていたのだけど、

パンやパイ皮あげてもいらないと言う。お肉が欲しいのね。でもこんな濃い味付けの肉あげていいのかな。

わからなかったので、結局あげなかった。生まれて初めてのちょんちょんだったのに、残念。でもうれしかったなぁ。

 

店内です。

夫はここがこの旅行中のベストなお味だったそうです。

それではいざ。

ここが博物館入り口。

 

大きな建物。古代オリエント博物館と、タイル博物館が隣接しており、共通券で見られるのだが、今は休館中で見られず。

どうりで空いてると思った。

 

これ、どこかで見た気がする。生贄の子羊(多分)を持った神様(多分)。

 

ニケの像です。

 

顔が写ってないが、アレキサンダー大王だったと思う。

 

金製品や金貨の部屋もありました。

 

そしてアレキサンダー大王(とされる)の石棺。

勇ましい彫刻付きの棺なのです。こんな棺に入ってるんだったらアレキサンダー大王では?

 

嘆き悲しむ女たちの棺。ちょっとコワかった。

もっとたくさんの展示品(先に行ったトロイやエフェスのも多かった)があり、広くて、ゆっくりと2時間くらいかけて見ました。なにしろ時間はたっぷりある。集合は夜9時。

旧市街も大体見終わったことだし、新市街へトラムで渡ろうと思ったら、ガラタ橋手前で引き返す車両でびっくり。聞いてないよー。

ま、時間もカードもあるのでじっくり待って次の次のトラムで新市街へ。

ちなみにカードは一枚でも、一人が改札を越えてからバトンタッチでもう一人に渡してもう一回改札を通るというやり方ができました。

 

新市街と言えばガラタ塔です。ビルのすき間からしか見えないけど。すごく眺めがいいらしいけど、なんと階段しかなくて、すっかりお疲れのぽてちには無理でした。

 

頂上は改修中。

 

寒いし疲れたのでカフェで休憩。初めてトルココーヒーをいただきました。

なんか泥水のようで、うまくはない。これなの?って感じ。

 

ケースの中はおいしそうなケーキがいっぱいでした。

 

昨日トラムに乗ったイスティクラク通り。

 

通りを横切る国旗はトルコ建国100年をお祝いするものでした。

 

ムール貝のピラフ詰めです。これも名物。

 

さて、通りを冷やかしながら歩いてタクシム広場までやってくると暗くなってきて、そろそろ最後の夕食を食べなければ。

こんなドネルケバブもありますが、ぽてちが選んだのは、

 

インド料理の店の、カレー2種でした。こういう変わったものが食べたくなる頃です。

 

まずまずのお味で、さてカードでお支払い、とカードを渡すと(奥へ持っていくのは気に入らないなぁ)、

次の瞬間、なんと停電に。えー。通りは明るいんですけど。

ま、結果何事もなく復旧。

地下鉄オスマンベイ駅で降りて、まだ時間が早いので(まぁ、持て余すこと持て余すこと)、

ホテル近くのカフェでビールを飲んで、さぁ、帰ろうと思ったら、なんとまたまた停電。なんだここ。

ぽてちが思うに、この辺は再開発に伴う工事が多く、その関係で停電するのではないか、と。

そんなこんなでホテルのロビーにたどり着き、皆さんと集合。イスタンブール空港へ向かいます。

 

巨大空港です。ここでまた数時間過ごし、翌日の深夜2時台の便で帰国となりました。

結果、トルコリラは50(250円くらい)くらいしか残らなった。これ結構テクニックいるんですよ。

ユーロとかだと次に使えるが、トルコリラはねー、多分一生使わないので。

 

帰りの便で配られたアメニティ。

 

帰りの機内食。やっぱり日本発の方がいいですな。

羽田に夜8時頃に着き、なんとかぎりぎりで家までたどり着きました。

とーっても疲れました。すぐに寝ました。