今朝の最低気温、-9.8℃。今年は暖冬ではないみたいだ。
さて。
こちらフランスアンティークのデザートスプーンです。我が家ではほとんど毎日取り分け用として登場します。
デザートスプーンって大きいのです。
上の画像はなます皿です。ベロ藍みたいに写ってますが、実物はもっと薄く、江戸中期頃と思われます。
フランスのスプーンって、ほとんどが左右対称ではないみたい。これがイギリスのものになるとほとんど左右対称。
きっちり型にはめないと気が済まないイギリスとアーティスティックじゃないと気が済まないフランスってとこかな。
ヨーロッパアンティークの定番、アカンサス、ではないかと思います。
イニシャルも素敵。
フランスのカトラリーはどちらかというと表より裏を見せたいようです。
ホールマークはミネルヴァの額に1(この画像でははっきりしないけど)でシルバー950。
メーカーは Soufflot Henri で、1884~1910年頃。
もう100年以上、フランスや日本で使われてきたのね。そしてこれからの100年もまた使われますように。