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やはり一度は目に焼き付けておかなくては…ということで、
いわきへ行ってきた。最初はアクアマリンふくしまで、震災後、帰ってきたり、新しく入ってきた
魚や海獣たちを見た。
メヒカリがすこしになっていた気がした。大水槽ももっと大きな魚がいたような覚えがあるが、
今一つさびしかった。ゴマフアザラシの「きぼう」。震災後に別の水族館で生まれた子供だ。
こちらに戻ってきて、スイスイ泳いで愛嬌をふりまいていた。この子はほんとに「希望」なんだな、
と感じる。
漁港では水揚げがないせいか、あの独特のニオイがなく、なければないでやはりさびしいものだ。
地震による建物の被害は思ったほどではなく、県南の白河あたりのほうがひどい気がした。
やはりなんといっても津波の被害は甚大で、テレビで見るのと自分の目で見るのでは大違い。
震災後に片づけられたこともあるのだろうけど、なーんにも残っていない。根こそぎもっていかれた感がある。
人の姿もなく、草も伸びつつあり、荒涼としていた。どうなるんだろう。
がれきは学校の敷地内に積まれていた。プールの中も埋まっていて、これまた
悲しい風景だった。生徒たちはもうこの学校に通うことはない。
この場所よりひどい状況もあるわけで、想像もできないほどなんだろう。
つくづくすごいことが起こったんだなぁ、と思う。
日本に住んでいる限り、また大きな地震や津波に襲われるわけで、やはり
日頃の心がけが肝心なんだろう。それくらいしかできないし…。
あと、どう考えてももう原発はいらない。日本には向かない。多少、税金や
電気料金が上がっても、原発はいらないです。
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