国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

中国との通貨スワップの恒久化を提案する一方で日本との通貨スワップを延長しないことを決定した南朝鮮

2012年10月14日 | 韓国・北朝鮮
南朝鮮は9月27日に中国との通貨スワップの恒久化を提案している。今後国際金融資本の世界覇権崩壊や来年1月からの米国の国家予算大幅縮小で世界恐慌が起こる可能性を考慮しているのだろう。しかし、その一方で南朝鮮は結局日本との通貨スワップ延長を行わなかった。10月末で通貨スワップは700億ドルから130億ドルに縮小される。この決定の理由は二つある。一つ目は、南朝鮮が最近宗主国を米国から中国に変更したが、その中国が日本と激しい対立関係にあるため、南朝鮮も日本と対立する姿勢を採るように中国に命令されている、というものだ。ただし、日中両国の対立の演出は竹島を巡る戦争で南朝鮮を滅亡させるための両国首脳による演出に過ぎず、南朝鮮もその可能性を危惧しているのだろう。それ故、南朝鮮は来年度の国定中学歴史教科書で'日本軍慰安婦(性的奴隷)'を'日本軍慰安婦'に、日本’国王’を’天皇’に書き換える様8月末に決定した。これは、中国の命令の目をかいくぐって対日関係を改善し、竹島での戦争を回避したいというメッセージと思われる。実に恐るべき事である。南朝鮮の対日事大を回避するために、社民党は南朝鮮に謝罪して反日世論を煽り、南朝鮮の国史編纂委員会を親日派と糾弾して葬り去らねばならない。日本の外務大臣と外務副大臣が竹島問題の国際司法裁への提訴見送りを口にしたのも、南朝鮮を追い詰めずに油断させることが目的だろう。もう一つの要因は、南朝鮮の大統領選挙が12月19日に迫っていることである。恒例として選挙前の大統領候補もそれを擁する与党も反日パフォーマンスを採らざるを得ない。南朝鮮の方から日本にスワップ延長をお願いすることを愚かな南朝鮮の有権者は許容しないのだ。この期間に日本が竹島に海上保安庁の船を送り込んだら南朝鮮は拿捕せざるを得ない。これは日本に戦争の大義名分を与えることになり非常に好都合である。私は11月6日の米国大統領選挙と12月19日の南朝鮮大統領選挙の間に竹島を巡る日本と南の戦争が起こり、その後まもなく南朝鮮が滅亡することを予想する。 . . . 本文を読む
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