マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

今日は練習。

2009-02-15 23:51:05 | コンサート
プロムナード・コンサートがいよいよ来週になって、今日はさすがに練習です。
先週、次男の所に行っている間も、電子ピアノで練習していましたが、やはり家でやるのと同じというわけではないし、雑用もあったりで…。
今日の練習は気合が入りました。
実は、昨日、それこそ何年ぶりに大阪でレッスンを受けてきたのです。
通常は自分で曲を仕上げるのですが、このところ自分が甘くなっているのを感じるにつけ、ちょっと気合を入れよう…ということで、ピティナの関係でM先生のレッスンを受けました。
スクリャービンを見ていただいたのですが、曲に対するイメージとか、音作りとか、私の視点と違うアドバイスをいただき、ヒントになりました。
気分的にすっきりして、練習に気合が入ったというわけです。
迷いを感じていると、なかなか仕上がらないのですね。
後はいかに覚えるか…が、ネックです。

スクリャービンのソナタ第4番は、2楽章しかなく、それを切れ目なく続けて1曲のように演奏しますが、時間的には短く10分ほどです。
1楽章は、天上的な静けさで始まり、星が放つ、美しく優しい輝きを表現しています。
2楽章は、対照的に躍動感に充ち溢れ、たどり着いたのは、星でなく燃ゆる太陽かと思われるくらい、壮麗なクライマックスを迎えて曲を終わります。

この曲は、大学院のころに先輩が弾いていて、いつか弾きたいと思っていたのですが、技術的にも内容的にも難しいので、なかなかとりあげようと決心もつかず…だったのです。
最後のクライマックスがいかに燃えるように弾けるか、苦労するところですが、いい曲です。

第9回プロムナード・コンサート 
 2月22日(日)午前10:00~11:30
 姫路市民プラザアートホール