マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

「ポンピドゥー・センター傑作展」のこと

2016-08-20 00:25:31 | お勧め
昨日、新宿に出たついでに、上野の東京都美術館で9/22まで開催されている「ポンピドゥー・センター傑作展」に行きました。
新宿でも雨が降っていましたが、山手線に乗っている間に強くなり、歩くの嫌だなぁ…と思いつつ、上野に着くと、やはり結構な雨でしたが、傘のおかげで服が濡れるほどではなくヤレヤレ。
でも、足はつま先が開いた靴だったので、濡れました。

さて、ポンピドゥー・センターですが、美術や音楽、ダンス、映画など、さまざまな芸術の拠点として1977年、パリの中心部に開館されたもので、ここに「国立近代美術館」があって、近現代美術コレクションで知られています。
パリにある3大美術館は、先史時代から19世紀までの作品を展示する「ルーブル美術館」、印象派を中心とする19世紀の作品を展示する「オルセー美術館」近現代美術を展示する「国立近代美術館」というわけです。
ポンピドゥー・センターは、とてもユニークな形で、建物そのものも有名です。

残念ながら、私は行ったことがありません。
近現代美術に関心がないから…ですね。
なので、せっかく日本に一部でも来ているので、見に行っておこうかなぁ…というところで行ったのでした。

そうそう、このポンピドゥ・ーセンターのパイプ内に「リサとガスパール」の主人公のリサが住んでいるという設定になっているため、リサとガスパールグッズも売ってました。

見た感想は、やっぱり私には理解しがたい…ですね。
絵というより、ポスターと言った方が感覚的には近いかも。
展示の仕方が、1年に1作家となっていて、配置もその流れで展示されていて、見るのはとてもわかりやすかったですね。
わりと好きなデュフィの作品は、「旗で飾られた通り」でしたが、この作品は私の好みから言えば今一つ…。

ロベール・ドローネの「エッフェル塔」とマティスの「大きな赤い室内」は多少理解できたか…。
 
ただ、最近近現代絵画を見る機会も増えて、印象派や後期印象派の続きとして見る絵ではなく、全く別物だと思うと、多少理解もできるかな…と。
音楽も、メロディーのはっきりしない現代音楽は、理解しにくいですからね。

雨、帰るころは小雨になっていました。