マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

メニューが変わった

2024-12-24 01:07:06 | 日記
昼からの朝日カルチャー「中世パリノートルダム大聖堂における音楽」を受講するために出かけました。
講座の前に、いつも同じような講座を受講しているSさんと、今年最後のランチを。
どこに行こうか迷いましたが、コーヒーもセットで付いている「ラ・メゾンアンソレイユターブル」にしました。
ハンバーグ…と思って行ったのに、メニューが変わったようで、ハンバーグがなかった…。
千両ナスのラザニアにしましたが、これはこれでおいしかった。
日頃あまり食べないので、目先も変わって良かったけど。
講座の受講前であまりゆっくりはできませんでした。

さて、講座の方、パリのノートルダム大聖堂が復活したとかで、それに関係する講座だったのですが、パリノートルダム大聖堂の音楽家たちが、歴史上に名を残した最初の作曲家と言えるわけでは、それに関する話と音楽を聴きました。
それ以前は単旋律のグレゴリオ聖歌が礼拝で歌われていましたが、その旋律の上に違う旋律を乗せて2声、さらに3声、4声にして充実した響きのオルガヌムを作ったのです。
音楽史では、ここで活躍したレオニヌス(レオナン)とペロティヌス(ペロタン)を、ノートルダム楽派と言います。
今日聞いたオルガヌムの音源は私も持っていて、久しぶりに聴きました。
この時代の音楽家といえばこの2人…と思っていたら、フィリップ・ル・シャンヌリエなる人物も出てきて、ちょっと世俗的な歌を作っていましたが、この人は音楽史上あまり取り上げられていなかったな…と。
話の内容は、私も以前は音楽史を教えていたので知っている内容がほとんどで、全体として目新しいことはなかったですが、曖昧な知識は集約できたかな…といったところ。

講座後は、東神奈川で途中下車をして、神奈川公会堂にコンサートの資料やチラシを持って行きました。
郵送というのもできますが、出かけたついでなので持って行くことにしたのです。
今日もいい青空で、まっすぐ延びた道路とビルを撮ってみました。