マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

雄倉恵子ピアノリサイタル2010

2010-09-30 00:35:31 | コンサート
私がピアノを習った先生、実は、ほとんど亡くなっているのです。
大学の教授だった先生は、退官されてから結構早い時期に、大学4年から大学院で師事した先生は、病気になられて50代で…。
大学の仕事が激務なのか…ホントに皆、数年で亡くなってしまって、寂しい限りです。
高校の時習った、島根大学の長岡先生、お茶大のピアノの遠見先生、音楽学の大宮真琴先生、若くして(50代で)亡くなった、ピアノの遠藤秀一郎先生など。

そんな中で、唯一活躍されている先生が、雄倉恵子先生なのです。
大学でではないのですが、行き詰まりを感じていた時期に教えていただいて、今私があるのは、雄倉先生のおかげ、と言ってもいいくらいなのです。
田舎の育ちで、ピアノの基礎的な部分をきちんと教わったことがなかったので、どう練習していいか、歌うとはどういうことか、そんなことさえ分からないでいたのですが、おかげで、大学院受験のころには、遠藤先生から音楽的だと言って認めてもらえるようになり、無事大学院にも入れたというわけです。
出会いはとても大切…。
何でもそうですが、いい先生に出会うというのは、人生を大きく変えるかもしれない、とても大事なことなのですね。

さて、前置きが長くなりましたが、その雄倉先生がリサイタルをされるので、ご案内します。

雄倉恵子ピアノリサイタル2010
10月2日(土)午後7時開演
大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山より徒歩7分)
入場料3500円
 

東京にいた時聴いて以来ですが、とても丁寧で、優しさにあふれた演奏…だったように思います。
今回久しぶりに聴かせてもらうことにしたので、とても楽しみです。
息子たちと主人の様子を見がてら、あす夜からまた東京…ちょうどいい機会になりました。


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