マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

ビュールレコレクション展のこと追加

2018-03-22 01:25:43 | お勧め
ビュールレコレクション展の最後には、モネの大作の睡蓮の絵がありました。
これは何と写真撮影がOKでした。
まぁ、人が撮ってるから私も…くらいのノリで。

モネは、大作を描く機会に恵まれず、晩年になってやっとその機会を得た…ようです。
モネの絵は、そう大きいサイズではないのですが、晩年になって製作した大作の睡蓮の絵は、パリのオランジュリー美術館になりますが、何とも言えず雑な感じがします。
2000年前後、わりと頻繁にフランスに行っていたのですが、行くたびに改修工事とかで、しかも延々と延長して、なかなか睡蓮の大作を見ることができませんでした。
何としても見たい…。
改修後やっと開館したのは2006年5月末…だったと思います。
たまたま6月初めに母を連れてパリに行っていたとき、第1日曜日は無料の日とかで、すごい行列ができていました。
開館後初の無料日ですからね。
翌日は日本に帰る予定で、その日を逃すと見られない…で、2時間待ちでやっと見ることができたのです。
…が、えっ?これ?と思ったのですよねぇ。
すべてではありませんが、雑さが気になり、若干失望したのでした。
2部屋に8枚展示してあったのですが、こんな感じ。
  
なので、ビュールレのこの睡蓮の大作は、すごくきっちり描いてあって、それはそれで違和感だったり…。
印象派講座の先生は、こういう描きかたをしないと描けないでしょう…みたいなことをおっしゃっていましたが、ホントのところはモネのみぞ知る…か。
ずっと印象派の絵が好きでしたが、最近はけっこう古いものもいいなと思っています。
まぁ若干飽きてきたのかも…ですね。
ちょっと前に行ったブリューゲル展のことをまだアップしていないのですが、そんな絵も最近は気に入っているのですよねぇ。


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