マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

リスト ファウストのワルツ(グノー)

2013-08-25 23:37:35 | ラ・プロムナード・ミュジカル
昨日からの雨は、お昼過ぎまで降り続きました。
水不足の地域にうまく雨が降ればいいのに、どうだったのでしょう?
姫路も、ずっと以前は水不足で取水制限があったことがありますが、その後ダムが完成して、水不足は解消されました。
取水制限する…という話だったので、水をためたりしましたが、結局制限されることもなく、肩すかしだった…ような気がします。
このところ、用事が多くて少々バテ気味…。
次々しなくてはいけないのが、息切れ状態というか…そんな感じ。

コンサートでソロで弾くリストの「ファウストのワルツ」が、最近ようやくテンポも少し上げて弾けるようになってきて、弾いていても面白くなりました。
体力が要るので疲れますし、オクターブとか和音とかはずさないで弾くのは結構大変です。
曲は、グノーのオペラ「ファウスト」から、第2幕の群衆が歌うワルツを、ほぼ原曲の通り編曲されています。
原曲のとおりと言っても、それはやはりピアノで弾くわけですから、もちろんピアニスティックな作りになっています。
グノーは、親しみやすく洗練されたメロディーを持った作曲家でしたから、このワルツも、一度聴くとメロディが耳に残ってしまい、楽しい気分になりますね。
ファウストの原作は、もちろんゲーテです。
お話は、まぁ調べてください…。

演奏は、YouTubeにたくさん上がっています。
やたら速く弾く人もいますし、ほどほどの人も…。
なかなかこれ!という演奏は…どれもいいところあり気に入らないところありですね。
楽譜には、これでもかってくらいに、アッチェレランド(だんだん速く)やストリンジェンド(せきこんで)がたくさん出てきます。
それに、ピュゥ(より多く)やモルト(はなはだしく)などがくっついてくるので、どんだけ速くするんかい?と言いたくなる。
とにかく体力のいる曲なので、元気のあるうちに弾いておこうと思って、今回弾くことにしたのです。
夏は元気も出るし…。
あと2週間、精度を上げるために頑張ります。


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