昼はフランス語講読講座。
先週からの検討事項だった件…状況か気持ちか…ということですが、先生は単語の語源などを検討してた結果、状況のことだという風に落ち着きそうだったところ、最終的には、両方を暗示させる表現なのでは?ということに落ち着きました。
敢えてあいまいな表現を使ったのは、そういうことなのか…と。
その後にも、曖昧表現が出て来て、そういう表現をする作家なのだ…という理解になりつつあります。
この本の前に読んだドーデは、内容が必ずしも楽しい物ばかりではなかったものの、表現的にはわかりやすかった感じでしたが、今読んでいる「木を植えた男」の作家ジャン・ジオノの表現は、スッキリしないと言うか…。
まぁ、作家によっていろいろ変わるわけで、フランス文学という物にどっぷり漬かったことがなかったので、おもしろいと言うか興味深いと言うか、また新しい発見…と言うほどではありませんが、したような気になっています。
今日私が担当したところは、ホントにわかりにくい部分で、苦労しました。
終わってから、新橋まで出て、パナソニック汐留美術館で15日まで開催されている「デュフィ展」に行ってきました。
デュフィは、オーケストラとかヴァイオリンとかモーツァルトとかという絵があるし、画風も割と好きなので、今までも何度か見ていますが、今回のは、テキスタイルデザインもあって、ちょっと変わった感じでした。
その分、絵画が少なかったのでちょっと残念でしたが、ドレスとか、それなりに面白かった。
参考になりそうなのもあったし…。
テキスタイル・デザインとして気に入ったのはこれ。
赤が基調になっている楽器の絵はいかにもデュフィですが、今回は黄色い絵の絵はがきを買ってみました。
赤いのは持ってるので。
デュフィ展も15日までなので、行こうかどうしようかと思いましたが、行けて良かった!