マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

移り行く雲を

2023-07-13 01:04:50 | 日記
月曜日、いつもはコンサートの後、その日のうちに横浜に帰るのですが、母の病院にも寄りたかったし、片付けなどをゆっくりしたかったので、月曜日まで姫路に滞在しました。
朝から…とは言え、若干ゆっくり目に起きましたが、洗濯、布団乾燥、ちょっと念入りな掃除などをし、お昼ご飯を食べて間もなく出かけました。
母は、前回は熱が上がってしんどそうでしたが、今回は落ち着いていました。
中心静脈からの点滴を足からに変更したことで、改善したようでした。
部屋からは、桜の季節には花がきれいですが、ほかの時期は特に何もなさそう。
…で、雲を。
病院玄関前にはバラ園がありましたが、花はほぼ終わりでした。
タクシーを待つ間に写真を。
百日草も。


その後、タクシーで土山駅まで行き、在来線で西明石へ。
土山駅から。
西明石手前は。

夜に次男が来ることになっていたので、タテアキ食品のあなご弁当を買いました。
ここのあなご弁当はおいしいので。
新幹線に乗ってからは、疲労もあってのんびりと。
時々窓からの景色を眺め…。
新大阪近くでは飛行機。

雲がおもしろい形で、ついたくさん写真を撮ってしまいました。
鳥飼車両基地の向こうは太陽がまぶしかった。
太陽はまぶしいのに、時々不気味な雲。
 
 
 
浜名湖。

この日の新幹線は、夕方でも人が多くなく良かった。
土曜日は、ほぼ満席で、半分以上が外国からの観光客っぽかった。

今日は朝から疲労感が抜けず…。
回復には時間がかかりそうです。






行くまでは疲れていたけど

2023-07-12 00:58:21 | 日記
午前中はテニス。
月曜日は散々忙しく動いた後、夜帰って来て、さらに次男が来ていたのでご飯を食べたり話をしたりで、結局遅くなり、コンサートの疲労もあって、テニスは欠席しようかなぁ…と思うくらいの体調でした。
おまけに、立ってるだけで汗が噴き出るくらい暑かったし。
結果、かなりの遅刻をしていきました。
だけど、動いていたらそのうち疲労感も消えて、まぁ快調にできました。
ラケットのガット張り替えをしてもらったからか、いい調子で打てて、気分よく…。
ストローク練習も、できるだけラリーが続くように打ち返したからか、割と続いたし、ボレー練習も良かったし…。
ゲームは組んだ相手もいることで、なかなか思うような結果が出ないこともありましたが、ゲームでは相手が返球しにくいような打ち方をしようとしているからか、割と失敗してくれることがあり、ポイントになることあったかな。
自分ではどう打ってるのかよくわかっていませんが、相手が打ち損じていることはよくありますね。
程よくどころかかなり汗をかいて、最近では汗止め用のヘアバンドは必須ですね。
終わった途端にまた疲労感が戻って来ました…。

帰ってから、洗濯をさらに3回ほどして、布団干しも。
次男が泊まった分のバスタオルやらシーツやらもあったし、私の手洗い分もあったし。
だけど、いい天気であっという間に乾きましたね。
疲労もあって、お昼は食欲が今ひとつわかず、何を食べるか考えてしまいました。
とにかく体を休めないと…と、午睡を。

いちご、小さいけど食べられそうに色づいたのが数個、夕方取って食べました。
ほどほどでしたけど。
小さいのはたくさんあるんですけどねぇ。


第65回プロムナード・コンサートは終了しました

2023-07-10 02:22:29 | ラ・プロムナード・ミュジカル
午前中は第65回プロムナード・コンサートでした。
いつものことながら、たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
天気予報通りに雨模様でしたが、ひどく荒れることはなくホッとしました。
リコーダの演奏などもあり、全体としてお楽しみいただけたようでした。
私自身について言えば、曲目も多く大変でしたが、楽しんで演奏できたように思います。
ショパンのピアノ・ソナタはやはり難曲で、必死に弾かざるを得ませんでしたが、お客様の反応が良かったのは、よく知られたオー・シャンゼリゼとエナジー・フロウで、あぁやっぱり…と。

さて、ドレス、後半のは今回作ったのですが、母のコレクションの中からピンクの花柄の綿レースの布地で、レースの背景には若草色のサテンを使いましたが、ステージではほぼ白くなっていたようでした。
もう少し色が出るかなぁ…と思っていたのですけどね。
後半が白っぽい色だったので、前半はブルー系かな…と、以前にリメイクしたブルー系のドレスにしました。

終わってからはアクリエの喫茶コーナーで、反省会と次回の相談など。
選択の余地がないのでいつもナポリタンです。
毎回思うけど、1,210円のナポリタンって??です。
お昼時なのにお客さんがあまりいなくて、どうなのかなと思ったら、お弁当とか買って来て、ロビーのテーブルで食べている人がけっこういて、そうなんだ…と。

コンサートの後は、マンションに戻ってレッスンと洗濯片付けなどを。
母の病院に寄るため、今回はもう1泊しました。


ショパンのピアノ・ソナタ第3番2、3、4楽章について

2023-07-08 16:19:38 | ラ・プロムナード・ミュジカル
曲全体については、以前の記事で。

第2楽章はスケルツォです。
ショパンの4曲あるスケルツォは、3曲が短調で、重苦しくもあり、感情の起伏に富んだ速いテンポの曲…という感じですが、このスケルツォは明るく、玉を転がしているかのような音形の主部に対して、中間部はコラールかと思えるような穏やかで甘美な曲調となっています。
第3番のソナタはロ短調であり、変ホ長調という調性は遠隔調ではありますが、変ホ音を同じ鍵盤上の読み替えの嬰ニ音としてロ長調に転調するという手法を使って中間部を書いているので、ショパンにとっては全くの関係ない調性という認識はなかったのでしょう。
ロ長調は、1楽章でもロ短調で初めてロ長調で終わることで使われているし、4楽章も同様です。

第3楽章はラルゴで、夜想曲(ノクターン)を思わせるかのような甘く美しいメロディが連綿と続く中に、ふと心の揺れを表すかのようなフレーズが挿入されます。
ロ長調で、中間部はホ長調に転調します。

第4楽章はプレストで、簡単に言えば、ABABAコーダというロンド形式で作られています。
ただ、細かく見れば、単純なロンド形式ではなく、転調もし変奏もしという複雑な作りではあります。
情熱的に駆け抜けるとでも言いましょうか、6/8拍子独特の軽快なリズム感を持つ流れるようなメロディは、ドラマティックでもあり爽快感もあり‥と言ったところでしょうか。
転ばないよう駆け抜けたいと思ってますが…。


ショパンの夜想曲(ノクターン)作品9−2について

2023-07-08 13:34:16 | ラ・プロムナード・ミュジカル
明日のプロムナード・コンサートの後半で演奏する曲は、ショパンです。
前回演奏したピアノ・ソナタ第3番の1楽章につづいて、今回は残りの2、3、4楽章です。
2楽章はテンポの速いスケルツォなのですが、いきなり弾くのも…という自分の都合で、ノクターンを入れました。
よく知られた曲ということもありますが、変ホ長調で、スケルツォもちょうど変ホ長調なので、まぁその繋がりもあります。

さて、ノクターンというのは、19世紀ロマン派の時代に急速に増えた性格的小品と言われる曲の一つです。
この時代、ピアノの性能が向上したこともあり、ピアノの小品がたくさん書かれました。
シューベルトの即興曲もその一つ。
ノクターンという曲名は、イギリスの作曲家ジョン・フィールドによって初めて使われた名前と言われています。
左手の伴奏の上に右手が叙情的なメロディを奏でるという形でした。
ショパンは、このフィールドのスタイルを受け継ぎ、さらにそれを発展させるようにして、21曲のノクターンを作曲しました。
作品9はその最初のノクターンで、フィールドのスタイルそのままに、左手が伴奏、右手が美しいメロディという形でしたが、フィールドに比べると表現がより多面的で豊かなもの…のようです。
ノクターンは数曲ずつまとめて出版され、作品9も3曲あります。
1930〜31年ごろの作で、マリー・プレイエルに献呈されています。
第2曲変ホ長調は、ノクターンの中でも最も知られて曲ですが、甘美なメロディが少しずつ変奏されて繰り返されるだけで、特に優れているというわけではありませんが、思わずうっとりとして心に残るこの曲は、ショパンならではと言えるでしょう。
形式はロンド形式で、ABABAコーダとなっています。


フランスの短編小説を読む講座でした

2023-07-08 12:14:50 | 日記
昨日は、朝日カルチャーの講座の日。
毎月奇数週の2回なのですが、前回が5週目だったので、今週も続けてでした。
今回は当番ではなかったので、何もしないで行きました。
練習とドレス制作で余裕がなかったので。
ドレスはなんとか手縫いの部分を残して、昨夜…と言うか今日と言うか…仕上げました。
フランス語の方、内容が19世紀前半の話なので、社会情勢と言うか男女の関係と言うかなかなか理解しがたいところがあり、いろいろ議論を戦わせることになりました。
ちょうどお昼の時間帯の講座なので、終わるとすっかりお腹が減ってしまいます。
13時をすぎてもレストラン街は結構混み合っていたので、すぐ入れるところということです、やっぱり黒ぶたや。
お蕎麦のセットにしようと思っていたのに、7月に入ってそのセットはやめたとのことで、残念でした。
なので、月見うどんのセット。
うどんは、一見すると結構少なそうですが、意外に量があった。
早めに切り上げて、成城石井で買い物をして帰りました。
500円のクーポンが昨日までだったので、使わないと…と。
あとは練習とドレス…。


第65回プロムナード・コンサートの演奏曲について2

2023-07-06 22:55:14 | ラ・プロムナード・ミュジカル
3曲目は、ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲作品43より、第18変奏です。
今年は、ラフマニノフの生誕150年で没後80年という記念イヤー。
ですが、ロシアの作曲家ということで、あまり大々的に記念する…というのもいかがなものかとは思いますが、過去の作曲家に罪はない…と思うのですけどね。
いい作品はいい作品です。
記念イヤーということで、ラフマニノフの曲をプログラムに入れてみました。
これは3年前にも弾いてますけど。
曲については、その時に記載したのをリンクしておきます。

前半で弾く最後の曲は、シューベルト(1797~1828)の即興曲作品90の2です。
シューベルトはオーストリアの作曲家で、歌曲の王と言われるくらいたくさんの歌曲を作りました。
歌曲の方に名曲が多いため、ピアノ曲としてはとかくおろそかにされがちですが、特に性格的小品とされる即興曲や楽興の時などは、親しみやすく演奏機会も多くなっています。
ソナタなどの、形式のはっきりした曲は苦手だったようですが、ピアノ・ソナタにもいい曲はありますね。
シューベルトの即興曲は、作品90の4曲と作品142の4曲と、合計8曲あります。
単独で演奏されることが多く、即興的な要素もありますが即興で作られたものではなく、自由な発想に基づく楽想をまとめたものです。
タイトルは、作品90を出版する時、出版社のハスリンガーに提案され、シューベルトも気に入ってそう名付けたようです。
第2曲変ホ長調は、第4曲と共にもっともよく演奏される曲です。
ABAコーダという形式で、流れ落ちるような細かい音の動きで構成されているAの部分、舞曲的なロ短調のBの部分から成り、最後はBの部分のモティーフによるコーダで締めくくります。

子供のころにピアノを専門にしている先生に習っていたわけではなく、学校の音楽の先生とかの個人レッスンで、この曲は高校生になってやっと弾きました。
当時は軽やかな指を持っていなかったので、いかに速く軽く弾くかということにかなり苦労した覚えがあります。
高校1年…だったと思う…の時、県内の高校生のピアノコンクールで弾くためでした。
今は昔…の話です。



第65回プロムナード・コンサートの演奏曲について1

2023-07-06 00:48:35 | ラ・プロムナード・ミュジカル
9日のプロムナード・コンサートで演奏する曲についてです。
まずは、オー・シャンゼリゼ。
これは、以前、6手連弾で演奏したことがあります。
元々はソロ用に編曲したもので、それを6手連弾にしたわけです。
なので、オリジナルはソロ。
7月は14日がフランスの革命記念日で、シャンゼリゼ通りで行進やらイベントやらが行われるようです。
ということで、シャンゼリゼにちなむ曲でも演奏しようか…と。
ただ、この曲はもともとはシャンゼリゼ通りを想定して作られた曲ではないのですけどね。

以前書いた記事を一部修正して掲載します。
「オー・シャンゼリゼ」というのは、日本語に訳した時に乗りがいいため「オ~・シャンゼリゼ~」という風に訳されたのですが、実は「オ・シャンゼリゼ」で、「シャンゼリゼ通りで」という意味なのです。
原曲は、1960年代のイギリスポップス「ウォータールー・ロード」で、作曲はM.ウィルシュとM.ディーガン。
これにフランスの人気作詞家ピエール・ドラノエがフランス語の詞をつけ、内容をパリのシャンゼリゼ通りに差し換え、当時の人気歌手ジョー・ダッサンがシャンソンにして、1969年に自らのアルバムで発表したものです。
日本ではダニエル・ビダルの歌でよく知られています。

シャンゼリゼ通りは、パリのコンコルド広場から凱旋門までの幅70m、長さ約3kmの大通りです。
おしゃれなお店がたくさんあって、いつも人であふれています。
最新のシャンゼリゼ通りの写真。
三男が先日フランスとイタリア旅行に行ったとのことで、その時の写真を送ってくれました。
凱旋門の上からの写真…でしょう。

2番目に弾く曲は、今年亡くなった坂本龍一氏のエナジー・フロウ。
1999年3月から三共「リゲインEB錠」のCMに使われ、元々はCMに使われた30秒だけが作曲されたらしいのですが、評判が上がり、CD発売となったようです。
たぶん、その流行っていた時期に、エレクトーンとのアンサンブルで演奏したような…記憶がありますけど。
坂本氏の曲で好きなのは、戦場のメリークリスマスですが、今は時期ではないので…。
いずれ機会があれば…。



ほったらかしだけど

2023-07-05 23:58:14 | 日記
四季生りイチゴ、ほったらかしだけど、時々実ができています。
けっこうたくさんあるけど、大きさもまちまちだし、きれいにできないし、やっぱりそれなりに育てないとだめなのでしょうね。
まぁそれでも、収穫できるものってのはいいですね。

キキョウ、紫だけかと思ったら、白い花も。
株が2つあるのかなぁ…と。
こちらもほったらかしだったので…。