もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

フィガロじいさん

2009-04-09 13:11:18 | お友達わんこ
昨日も今日も暖かく、表でちょっと作業したらもう汗ばむほど!
春爛漫ですね~。
だから夜も寒さを気にせずジムで泳ぐことができます。
昨晩もジムで人泳ぎした後、野球中継を見て喜んでおりました。
((・∀・)アニキすげ~!)

帰り道前方からやってくる一匹のゴールデンに目が行き、
ふと、近所の老犬「フィガロ」(↓)のことを思い出しました。
http://hisuaki.hp.infoseek.co.jp/inuhanasi/inu90.htm
丁度私が体調を崩す前の頃、チビたちの散歩の時に撮影したのがこの写真。

このときもいつもどおり、プーさんたちが寄っていくと、
「く~ん、く~ん」と喜んで声を上げていてくれてました。

ですが、私の体調が戻り散歩に行き前を通ると、
そこにはフィガロの姿がなく、いつもある敷物もなくなっていました。
この子が子犬の頃からよく知っているだけにそれが心配で、
奥さんとも話をよくしていたのです。

そういうわけで、気になっていた矢先目の前からゴールデンが来たので目が釘付けになってしまったのです。
すると…

「こんばんは!」

丁度横に並んで同じ方向を歩いていた方から声をかけられまして、
そちらを見ると、なんとフィガロの飼い主さんご夫婦!
(=^^=)ゞ

同じ方向なので、歩きながらお話をお伺いしたらば、
先月末、フィガロは虹の橋を渡ったとのこと…

享年15歳。
最後まで、ボケもせず、寝たきりにもならず、まさに大往生であったとのこと。
これもひとえに、このご夫婦の愛情あってこそ。
私もいつもこの方々が、かいがいしく世話をされているのを良く知っていただけに、
そのことが良く分かります。

だからあえてこう言いました。

「そうですか、それはよかった。あの子はとても幸せでしたよ。」



命あるものは、いつかその火を消してしまいます。
だからこそ、限りある時間を、いかに一緒に過ごすかが重要。
いつかのことを常に覚悟しておくと、
今あるその時間の重要さとありがたさが身にしみて感じ取ることができます。
「あたりまえ」と思っている日常が、いかに素敵で、幸せな時間か…

そのことをよく頭に入れて付き合い続ければ、
いつかのそのときにも後悔はしないと思います。
確かに悲しくなるのですが、スッキリした悲しさであるし、
それよりもっと大きな、幸せな時間があったことを感じ取れます。
(ペットの話だけではなくね。)


「ペットは飼いたいけど、死んじゃうと悲しいからそれがいや。」

そういう声を良く耳にしますが、
生きていく以上、何度かの大きな別れは避けることはできないのだから、
逃げるだけではなく、一度正面から受け止めてみるのも、
その先の生き方にとても役立つのではないかとも思います。


今朝、いつものように散歩に出て、うちのチビたちと一緒にフィガロの小屋を覗かせてもらいました。

小屋の上には、きれいな白いゆりの花と、
とても凛々しくきれいな若いフィガロの写真が飾ってありました。




フィガロは雲の上から花見。

ジョイは橋の上で花見。
コメント (4)
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