ちょうど、千秋楽の公演まっただなかでしょうか?
きのうの続き、二幕です。
二幕は、MCなしで一気に駆け抜けます。
五人の精霊に扮し、ちょっとした物語に沿って歌が続きます。
これまでの「ドラロマ」は、それぞれの歌の関連性が希薄で、なんとなくぶつ切りのイメージでした。
今回は、「精霊の物語」というテーマを作って、その辺を改善したかったのかな?
1曲目「The Sky And The Down And Sun」
「ケルティック・ウーマン」からの選曲らしい、いかにもな旋律です。
女声4人の歌声で幕が開きます。
四人とも、ふわふわのチュールっぽい衣装を着ていて、それが「精霊」なのかな?
2曲目」「 Bring Me To Life」
Kimさんと聖子ちゃんのデュエット。
ここでの照明の使い方がすごく面白かった。
舞台上に積まれたブロックを上手に使って、雨が降り続く様子や、悲しみの感情がいっぱいになってあふれたり、爆発したり様を表していたのかな?
抽象化された感じで、ひき込まれました。
3曲目「Ⅴ」
これは、ベートーヴェンの交響曲に詩をつけたもの。
「ドラロマW」のテーマソングみたいに感じていた歌で、この歌から、今回の「精霊」がでてきたのかな?
5人の歌声が、とにかく素敵です。
4曲目「Angel」
絶望する男の歌ですが、彩吹さん声が本当に天使の歌声のように思えて、ずっと好きでした。
井上君と彩吹さんのデュエット。
5曲目「回廊」
アルビノーニのアダージョに歌詞をつけた聖子ちゃんと井上君のデュエット。
「どこまで行っても抜け出せない」という歌です。
聖子ちゃんがすごく高いキーなので、歌詞が聞き取りにくいのがちょっと。
6曲目「True Colors」
女声4人のコーラス。
「本当のあなたの色を見せて」「本当のあなたは輝いている」という、とても素敵な歌。
ずっと聞いていたい気分になります。
7曲目「Hallelujah」
知念ちゃんと井上君のデュエット。
この歌のときの知念ちゃんは、きりりと強い母と言った感じです。
8曲目「Let Me Live」
全員で、舞台から降りて元気に歌ってくれます。
ここまでしんみりしていたので、一気に目覚ましタイム?
9曲目「The Prayer」
Kimさんと井上君のおなじみのデュエットです。
おなかいっぱいになる感じ。
10曲目「The Rose」
「ドラロマW」では、聴けなかったので、復活してくれてすごく嬉しかった。
この歌、すごく好きです。
彩吹さんと知念ちゃん。
11曲目「Joyfull Joyfll」
ベートーベンの第9第4楽章です。
Kimさんがこの歌を歌い出すと、終わっちゃうんだ……と、楽しい歌なのにちょっと悲しくなります。
12曲目「Lullaby」
最後の曲。
このアカペラを聴きたくて、このコンサートに来ているんだって思えた瞬間です。
アンコール「Let Me Entertain You」
舞台降りの大サービス!!
後列でも、期待できます。
やっと、最後までたどり着きました!
「ドラロマ」のシリーズは、MCも含めて、本当に楽しい。
プラチナチケットなのも仕方ないです。
これでおしまいになるなんて、すごく残念ですが、もしやの復活がまったくないとは言えないので、期待したいです。
それにしても、CDかDVDが欲しいです。