唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

仮面ライダーV3 ①②話

2007年09月30日 | ほか
仮面ライダーV3の1・2話を見ました。

ちょっと感動しました。

確かに、昔の子ども番組なんで、それはないだろ!と、なってしまいます。例えば、車で襲われるシーンも、あきらめ早っ!と思ったし、それに対して、「ちくしょう!」はないだろ!とか、襲われた女の子がうなされる時のセリフとか今見ると笑っちゃうシーンも確かにあります。

でも、1・2話では、ライダー1・2号が出るんです!!豪華すぎて信じられない!!3人のライダーがいるのに、どうやってV3だけの話にするのかと思ったら・・・ああ・・・そんなことになってしまうなんて!!!子どもにはつらいのではないでしょうか。

しかも、「原爆」という言葉がなぜかリアルなんです。まだあの戦争を引きずっている気がしました。

ライダーが、東京を原爆の危機から救う。これだけで、魅力満載なわけですけど・・・

V3の誕生は、1号と2号に人造人間にされたんですね。

なんか、大好きだったV3というのだけが残っていて、中身を全然覚えていません。

オープニングの歌の、父よ!母よ!妹よ!という歌詞は、この話をみたあとに聞いたら、ちょっとつらいです。

登場したと思ったらあっさり3人とも殺されちゃうんです。全く容赦ない。子どもが見てるのにお父さんとお母さんと妹が殺されちゃうんですよ。人造人間になりたくなる気持ちもわかります。

「人造人間にしてくれ!」と1・2号に頼み込みますが・・・ところが!1号2号は、「苦しむのは自分達だけでいい」「戦うのは俺達だけ・・・」と、その申し出を断るんです。かっこいい!!

だけど爆弾で瀕死の重傷を負ったことで仕方なく人造人間にしてあげるという話なのです。

なんと!!

で、1号2号が何で登場しなくなったのか!!!2話の台がダブルライダーの遺言状(たしか・・・)え!!子どもにはきつすぎないか??悲しすぎないか??いきなりそんな山場を持っていってそのあとどうなるの?って感じで、2話を見終わったらもういっぱいいっぱい。

興奮するのはやっぱりアジトに潜入するところ。昔わくわくした気持ちがよみがえるります。そして、雑魚の人たちと戦うシーン。とう!とう!とやっつけて親玉にたどり着くのがなんともいえない。

裏返った声でキーキー言っているのが普通ですが、なぜか地声で「キー」といってる人がいたのが笑っちゃいます。
女の人が人質になりそうなときのシーンです。

「オレにかまわず逃げろ!」というライダーの叫びに、「はい!」と素直に逃げる女の子が「おまえ即答かよ!」って感じですけど、素直なのはいいことだ。

子どもがどきどきしながらみたのがわかったような気がします。

ちょっと前に最新のライダーの映画版を見たけど、子どもがライダーの何にどきどきしたのかわかってない人がつくったんじゃないのかね。だいたい、スズキからホンダになってる時点でおわってるでしょう!

というわけで、楽しかったです。

昭和48年(1973年)2月10日を忘れるな!デストロンに家族を殺された日を!!オレは3歳だったぞ!!俺が抗して生きているのもライダーのおかげかも!!