唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

憑神

2008年04月08日 | 映画 た行
憑神

TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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昔から自分がイメージしてた日本映画っぽい・・・昔は悪い意味で思ってましたが今はそうでもない・・・
どこかリアルな流れとは違うところで一生懸命みんながせりふを読み上げてる感じがちょっとなじまないところですけど、それが気になってみてられないとかではなくて、そういうものとして受け入れられる気がしました。

3人の憑神が面白いです。貧乏神のの苦しんだ後の切れ方がいい。疫病神もいるとほっとするし、最後の死神とのやり取りも結構面白かったです。

主人公の話し方がなんか心地よくて、やさしさを感じるところがいい。

武士の本懐とかなんとか、その時代に生きた人には大切なことだったんだろうけれど、時代が変わるときにそこから簡単に切り替えられないのは不幸ですね。自分の今までの生き方の否定になってしまうのかもしれません。
将軍はその切り替えができたという点で柔軟だったといえるのではないかと思います。どっちが悪いとかではなくて、生き方が違っただけ。

浅田次郎原作ですか・・へえ・・・めとろの人だ。自己犠牲の押し付けに喜びを持つ人なのかな?

ウィッカーマン

2008年04月08日 | 映画 あ行
ウィッカーマン

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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引っ張りすぎで、主人公が何も暴かないで手のひらで踊らされて・・・最後には・・・
こんなだめだめな主人公でいいのかと思います。どこかで逆転を期待して、でも結局コールド負けって感じです。サッカーの日本代表の試合を見てるみたい。行きそうでいかなくて、何とか流れを変えろよ!とちょっと期待しながら前半の終わりとか後半の最初に点を入れられて・・・まだ時間はある!がんばれば何とかなると解説者がわれを忘れて声を張り上げて・・5分前にまだチャンスはある!!と叫んで、ロスタイムでも、あと1回か2回は必ずチャンスがくる!とかいって・・・・結局そのまま試合終了みたいな、そんな映画でした。

小説なんかだと面白いかもしれないけれど・・・ニコラスケイジというイメージがこっちにあるので、観念的に余計な期待をもって映画に望むわけです。
そういう点で期待はずれでした。

客の予想を覆すといえばそれまでだけど・・・どうも納得いかない。