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昔から自分がイメージしてた日本映画っぽい・・・昔は悪い意味で思ってましたが今はそうでもない・・・
どこかリアルな流れとは違うところで一生懸命みんながせりふを読み上げてる感じがちょっとなじまないところですけど、それが気になってみてられないとかではなくて、そういうものとして受け入れられる気がしました。
3人の憑神が面白いです。貧乏神のの苦しんだ後の切れ方がいい。疫病神もいるとほっとするし、最後の死神とのやり取りも結構面白かったです。
主人公の話し方がなんか心地よくて、やさしさを感じるところがいい。
武士の本懐とかなんとか、その時代に生きた人には大切なことだったんだろうけれど、時代が変わるときにそこから簡単に切り替えられないのは不幸ですね。自分の今までの生き方の否定になってしまうのかもしれません。
将軍はその切り替えができたという点で柔軟だったといえるのではないかと思います。どっちが悪いとかではなくて、生き方が違っただけ。
浅田次郎原作ですか・・へえ・・・めとろの人だ。自己犠牲の押し付けに喜びを持つ人なのかな?